※注意
この記事は本誌『呪術廻戦』261話に関する重大なネタバレを含みます。
本誌既読後の閲覧を強く推奨します。
概要
宿儺は虎杖の指がもう一つ欠損している事に気付く。
宿儺「嘘(ブラフ)……!!」
御廚子の模倣条件を満たしたのは宿儺の指ではなく虎杖の指だった。
楽巌寺「あの如何なる物理的・呪術的処理にも耐える特級呪物“宿儺の指” 術式を貫通させる事ができるか……」
歌姫「縛りですね。呪物の破壊を目的から外して術式効果のみを通す事だけに特化させれば或いは……」
歌姫「それよりも気掛かりなのは彼女が目覚めてから半刻も経っていないことです」
「喜べ男子ども」
釘崎は渋谷以降ずっと生死不明だったが、267話でついに復活を果たす。
虎杖が自身の領域内で宿儺と一騎打ちをしている最中、遠く離れた場所の高専内で釘崎は最後の宿儺の指に「共鳴り」を発動。
それにより「伏魔御廚子」で領域ごと虎杖を切り刻もうとした宿儺は遠隔からの奇襲を受け、領域展開が出来なくなった上に「彌虚葛籠」などの防御手段も一切取れなくなったところに虎杖の猛攻が叩き込まれ、追い詰めれてしまった。
釘崎は真人戦の時のように、遠くからのサポートで虎杖に勝機を与えた。
なお、あらゆる物理的・呪術的攻撃が効かない宿儺の指に術式が貫通したのは、呪物の破壊を目的から外して術式効果のみを通す事だけに特化させた縛りによるもの。
さらに歌姫曰く「目覚めてから半刻(およそ1時間)も経っていない」らしい。
約二ヶ月間、死体同然となっていたにもかかわらず、起きてすぐに体を動かせた理由として新田新の術式によるものと推測されている。
彼の術式を施された事で釘崎の体は「死にたてホヤホヤの状態」が維持されていた。この維持のお陰で、筋力低下や拘縮といった体を動かせなくなる障害を防ぎ、何の問題もなく即時復帰できたと考えられる。
外見も真人に潰された左目部分に黒い眼帯をしている以外は以前とほぼ変わらない。
ちなみに、復活の際に発したオッパッピーは「京都姉妹校交流会」で虎杖が復活を果たした時に発したギャグで、この時の事を釘崎は根に持っていたのか自身が復活した際に虎杖にその時の仕返しで同じギャグを発したのが窺える。
宿儺との決戦後は、宿儺から解放され目を覚ました伏黒にかつて虎杖と五条がやった渾身のギャグをやろうとするも準備中に伏黒が来たため、滑って不発に終わった。
その後、死んだ五条が釘崎宛てに書いた手紙を見て、母親の居場所を知る事になるが、何があったかは不明だが内容を確認した第一声が「げ」、その後「よくもあんな女の居所を」と発言しているため、母親との良い思い出は無いようである。