CV:中村源太
モチーフ:張遼+サザビー(『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』)
公式設定
かつては呂布とコンビを組み、金次第で何でも請け負う用心棒をしていたが、夏侯惇との戦いに敗れ、まっすぐに曹操の理想を信じる夏侯惇の生きざまに感銘を受けて以来、早々に忠誠を誓い部下となる。
経営面でも才能を発揮し、ブルーウイングを支える。
「ブルーウイングコーポレーション」のCEO代行。本来のCEOである曹操が旅に出ている間、代行として部下をまとめている。世界の危機が迫っていると知り、行方知れずの曹操を探している。
(『SDガンダムワールドヒーローズ』公式サイト人物紹介より)
概要
ギ・エリアを纏める巨大企業ブルーウイングコーポレーションの社員。
『蒼翔記』の当初は呂布シナンジュの相棒として流れの用心棒家業で金のために戦っていた。
夏侯惇トールギスⅢとの再戦では片目を失ったばかりの彼に対して優勢に立つも食らいつかれ理想のために戦う彼に敗北、元々調査段階から曹操には興味があったこともありその後は夏侯惇に誘われブルーウイングに入社した。
武勇に優れるが頭が切れ、経営者としても非常に優秀。
機略双鉞(きりゃくそうえつ)と呼ばれる斧のような武器を愛用しており、ナイフメモリを装填することで分離させて投擲することも可能。
ブルーウイングでは文武双方の才能を活かしており、特にブルーウイングは主要キャラが武闘派傾向なため交渉事の場に慣れたタイプであることが役に立っていた様子。
そのためか曹操と幹部らに指揮を任されて離脱されて困惑することもあった。
夏侯惇の片目を奪った張本人なのだが入社のきっかけになったことや曹操を支える幹部として対等な関係を築いており夏侯兄弟とは戦場で並び立つことも多い。
気を抜いていた部隊兵はしごいた一方、荀彧ストライクノワールにお土産を買っていたり戦闘に不慣れな社員を下がらせたりと組織にも馴染んでいる。
逆にかつて組んでいた呂布には金のために組んでいた関係だからかあまり思うところはないようで曹操と呂布の戦いではそろそろキレるのでさっさと始末するように進言している(荀彧の分析ではかつては冷静な張遼が呂布を支える形だったので呂布の性格自体は把握はしている)。
創傑伝はアジアでの人気を想定したことが明言されており、そのためか殆どのキャラクターがツインアイMSから取られている『三国創傑伝』では珍しく、モノアイMSからの選抜となっている。
しかし、実はサザビーフェイスは仮面であり、外すとガンダム顔のツインアイになっている。機略双鉞を背負う姿も含める恐らくサザビーの原型となっているムーンガンダムがモデルと思われる(断定しないのは、張遼の素顔はムーンガンダムとも顔つきが異なるため)。
当初はずっとサザビーフェイスだったが、ブルーウイング内ではガンダムフェイスになっていることも多い。戦闘時にはサザビーフェイスを着用する。
続編の『ヒーローズ』では旅に出た曹操ウイングガンダムに代わり、臨時CEO代行としてブルーウイングを切り盛りしていた。
モチーフについて
張遼は史実においては呂布の元配下であり、呂布シナンジュのモチーフ(三国伝風に言えば演者)のシナンジュとはシャア・アズナブルと彼にそっくりなフル・フロンタルの乗機としての間接的なつながり(と前述の海外でのMSとしての知名度)からの選出だと思われる。一応機体同士も直接の明確なつながりはないがニュータイプ専用機としての系列として繋がりがある。呂布のパワーアップ形態のモチーフに選ばれたナイチンゲールとはむしろサザビーの方が関係は深いが逆に一切無関係である。
また、関羽のライバルとされていることも踏まえてか関羽νガンダムのνガンダムとのライバルとしての関係性からの選出の可能性もある。
なお、張遼サザビーと関羽νガンダムは現状特に絡んだことはない。
関連項目
司馬懿サザビー:同じMSが『三国伝』で演じたキャラ。同じく魏陣営である。まあ、『創傑伝』の司馬懿は完全な悪役だが。
張遼ゲルググ:『三国伝』における並行同位体(?)。こちらもジオンのエースパイロット専用機からの選抜となった。