機体データ
概要
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY R』にて登場したレッドフレームの新形態。
カレトヴルッフとの連携を前提に新たにミラージュコロイドの制御能力と各種センサーの強化の為に、ロウが開発した頭部ユニット「ドライグヘッド」とフライトユニットの水平翼を保持するアームをへと変更しカレトヴルッフを3基装備した究極のカッコイイ形態。
大きく翼を開いたシルエットとカレトヴルッフの名に由来する伝承を元になった伝承から”ドラゴン”の名が冠された。
頭部ユニット「ドライグヘッド」は、ミラージュコロイドの制御能力と各種センサーを強化し、3つに増えたカレトヴルッフは相乗効果を生み出し、ミラージュコロイドの放出能力が大幅に向上し更なる究極の機能が発揮される。
C.E.73のレッドフレーム新機能
- 小型パワーシリンダー
ジャン・キャリーが開発した強化型駆動システムの小型化された物。
宇宙空間なら150ガーベラを換装なしで使用出来る。
- パワーエクステンダー
オーブが開発したパワーパック強化システム。C.E.73には一般化している。
- 頭部ユニット「ドライグヘッド」
カレトヴルッフとの連携を前提に新たに開発した頭部ユニット。最大の特徴はビームアンテナを展開で来る事と、おまけでミラージュコロイドの制御能力と各種センサーが強化される。これ以外にもロウが手に入れてきた技術をつぎ込み多くの能力が隠されているが、その全容は本人も良く分かっていない。
- カレトヴルッフ
ビルドカッター、ビルドナイフ、ビルドトーチに分離・変形し、組み換えることでSモード、Gモードに変形する。
武装
カレトヴルッフ×3
- ビルドカッター、ビルドナイフ、S(ソード)モード、G(ガン)モード
カレトヴルッフの基本機能
- キャノンモード
右手にビームライフル、左手にカレトヴルッフとバックパックのカレトヴルッフ×2で砲撃する形態。
- アンビデックストラスハルバード
左右のカレトヴルッフを連携し、巨大剣として運用
ビームアンテナ
暗いところでのライト機能や電光掲示板として使える。
バリエーション
- レッドフレーム フライトユニット+カレトヴルッフ
レッドフレームのカレトヴルッフ基本運用形態
カレトヴルッフの組み換えの為に片腕を開けている。
- パワー3倍パワードレッド+カレトヴルッフ×2
新小型パワーシリンダーを組み込みパワー3倍のパワードレッド。
カレトヴルッフを二つバックパックに装着する。
戦闘時にはアンビデックストラスハルバードの別形態の巨大剣を使用する。
- レッドフレーム フライトユニット+ ドライグヘッド+カレトヴルッフ
レッドフレームにドライグヘッドを装着したカレトヴルッフの強化形態。
カレトヴルッフの基本性能が強化されている。
ライトユニットは増加翼は取り外してあるが性能に問題はない。
アクタイオン・インダストリー社の技術主任ヴァレリオ・ヴァレリ(通称ダブルブイ)推進のMS開発計画「オルタナティブ・プロジェクト」によって制作されたテスト機体。
最初から戦闘用として強化・再設計して製造した「ネオカレトヴルッフ」を3基装備している。
他にも頬部に可動式アンテナを追加した「ネオドライグヘッド」と、ネオカレトヴルッフを運用するために新設計されたバックパック「ネオバックパック」、脚部とリアスカートにはサイドブースターが追加されている。
特殊能力
三つのカレトヴルッフから放出されるコロイドを相乗効果で制御する技術。
- 展開中のコロイド内の状況変化の探知
コロイド展開空間でのエネルギー変化を察知する事で相手の動きを数秒前に予測する機能。
- 展開中のコロイド内の敵性コロイド制御の妨害
コロイド展開空間でのミラージュコロイドや量子コンピュータウイルス量子コンピュータウイルスを無効化出来る。
この機能がもし強化されれば、エネルギー偏向装甲「ゲシュマイディッヒ・パンツァーやドラグーンシステムをも無力化出来ると思われる。
レッドドラゴンW(ワーク)
レッドフレーム改にネオバックパック及びネオカレトヴルッフの基部にカレトヴルッフを装着した形態。カレトヴルッフJモード「トライデント」を使用出来る。
余談
- この機体は、SEED DESTINY本編時系列の機体であり、レッドフレームの更なる強化形態であるレッドフレーム改が存在する。
- レッドドラゴンの後継機であるレッドドラゴニクスは更に後の機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女や機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY時代の機体である。
- レッドドラゴンは逆説的にロウの技術の全てを搭載したレッドフレーム改に無い機能は搭載されていない。
- レッドドラゴンの作中登場した機能はレッドフレーム改のタクティカルアームズIILにほぼ搭載されている。