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概要

ロウ・ギュールがオークションで競り落とした「バクゥ戦術偵察型」の頭部を「レッドフレーム」の手持ち武器として転用したもの。

後期型バクゥと同様の2連装ビームサーベルが使用可能で、回転させて円刃を作ることも可能。

起動テスト時には凄まじい音を立てながらビーム刃を起動させ、近くにいた山吹樹里を危うく焼き殺すところであった。

頭部にプロテクトの掛けられた連合軍MSのデータが残されていたため、ザフトのMS部隊がそれを回収するべく襲い掛かって来た。

その内の一体との戦いで早速使用するが、その際に×の字に刻んで相手のコクピットの上半分をバラバラにして中のパイロットを無傷で無力化している。

『心配するな、俺はジャンク屋だ・・・【人殺し】はしない!』(キラーン☆)

その後は一端バクゥヘッドを切り離して空中戦を繰り広げ、後で回収する予定だったが追撃から逃れるために諦めざるを得なかった。

それから約2年後を描いた『ASTRAY R』では、何でも屋「荒野の野犬」のリーダー「ラッキー・ラッキー」がバクゥヘッドサーベルを回収し、自身の搭乗機であるノーマルバクゥの頭部に使用していたことが判明。

ロウのレッドフレームとの戦いの末に返却に応じた。

元ネタ

元ネタは、岩本佳浩作「ガンプラ武蔵」という模型コミックから。

主人公の武蔵が、紅(くれない)ガンダムと交戦している時に切り札として使用したもので愛機の「ブラックストライク」に装備させて、勝利を掴んだ。

模型での再現

上述のとおり再現可能。

コレクションシリーズのバクゥの頭パーツがすっぽり入る。(同じコレクションシリーズならHGシリーズより適合率が上がる)

HG1/144「ガンダムアストレイレッドフレーム/フライトユニット装備型」には、バクゥ戦術偵察型の頭部が収録されていて腕部装着用のパーツが付属する。

また、バクゥ戦術偵察型の頭部はHG1/144「モビルバクゥ」の頭部ジョイントパーツに接続可能。

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