機体データ
型式番号 | PFF-X7/U7(コアガンダム装着時)→PFF-X7Ⅱ/U7 |
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所属 | フォース「BUILD_DiVERS」 |
製 | クガ・ヒロト |
頭頂高 | 19.1m(コアガンダムⅡ装着時、ダイバーの独自設定) |
重量 | 50.1t(コアガンダムⅡ装着時、ダイバーの独自設定) |
装甲材質 | プラスチック |
固定武装 | 頭部バルカン砲2門、背部ビームサーベル2振、臀部コアディフェンサー1枚(ビームバルカン2門内蔵、コアガンダムⅡ装着時のみ)、肩部・背部センサービット3基、脚部有線式レッグセンサーユニット2基 |
携行武装 | ビームシュートライフルU7 1挺 |
概要
ヒロトのビルドしたウラヌスアーマーとコアガンダムⅡがドッキングした、紺色系のボディーカラーと大柄なデザインを併せ持つ、長距離狙撃仕様の機体。
主武装はコアスプレーガンとウラヌスアーマーのパーツが合体した『ビームシュートライフルU7』であり、通常のビームライフルモードとバレルを伸ばしたスナイパーライフルモードの使い分けが可能。籠手部分にIフィールド発生装置が搭載されており、防御にも死角はない。
背部にはマルチセンサーとビームガンを搭載する『センサービット』を三つ備え、周囲への展開や強化照準器としてのビームシュートライフルU7との合体により超高精度の狙撃を可能にしている。
元々コアガンダムに搭載されている『ビームサーベル』も使用可能。
脚部のスラスターも有線式の『レッグセンサーユニット』として展開し、測距に用いることができる。
あらゆる状況下での高精度狙撃を可能にするというコンセプトのため、オールラウンドな能力をもつアースリィガンダムをベースに射撃に特化したチューニングを施して制作されている。
そのため通常戦闘も十分にこなせると思われるが、基本的に装備が狙撃に特化した物であるためか、第18話ではセンサービットが破壊された状況(本体や他の武装は無事)でアースアーマーに換装して近接戦闘に持ち込んでいる。
ヴィートルーガンダムが大量の火器による一斉放射を主体とする、云わば『面』の攻撃に特化しているのに対し、本機はセンサービットと高火力のビームライフルによる長距離狙撃など、『点』での攻撃に優れている。
活躍
- ep14『めぐりあい、そして』
遺跡に再び訪れるも反応がなくそのまま眠ってしまったフレディの夢の中に登場。宇宙を漂うフレディを襲ったガンダムゼルトザームのランスとビームサーベルで鍔迫り合いを行っていた。
- ep17『聖獣クアドルン』
ヒロトの部屋の棚にガムテープでぐるぐる巻きにされたタッパーに封印されていた所を開封された。
- ep18『完璧な狙撃者』
エルドラの住民を遺跡に避難させる時間を稼ぐために登場。センサービットから得たデータを元に仲間に指示を出し援護していたが、突如乱入してきたアルスアースリィガンダムの狙撃でセンサービットを全て撃墜されてしまう。
スナイパー同士が隙を窺いあう膠着状態の中で物陰に隠れつつレッグセンサーユニットで周囲を探っていたが、戦闘が終わったと勘違いして飛び出したフレディたちを狙うアルスアースリィのビーム目掛けて狙撃。
ガンダムジャスティスナイトが盾となるまでの時間を稼ぎつつその威力を減衰させ、カザミ達を囮にすることでアルスアースリィの居場所を突き止め、2発目の狙撃でビームライフルを破壊した。
アースアーマーに換装し接近戦を仕掛けるも、アルスの言葉への動揺もあって左腕をビームサーベルに貫かれてしまう。
だがそれによってアルスアースリィの動きが止まった隙を突いてウラヌスアーマーから砲身を射出してアルスアースリィガンダムの頭部に撃ち込み、そのままスプレーガンと連結させ発射、撃破に成功した。
- ep19『君がいなければ』
他のプラネットシステムのアーマー共々、コアガンダムの可能性を広げるべく制作されたことが判明。コアガンダム(G-3カラー)とも合体していた。
センサービットの1つはビームシュートライフルU7に装着されていたが、元々コアガンダムのバックパックにはセンサービットを取り付けることができないため、これが当時の正式な装備箇所だったと思われる。
(コアガンダムⅡはコアディフェンサーのジョイントを介することでセンサービットを装着している。)
- ep20『託された願い』
第二次有志連合戦の回想でウラヌスアーマーが登場。
リク&オーガとキョウヤの戦いが始まった際、流れ弾でビームライフルのバレルが破壊されてしまったため、ウラヌスアーマーから砲身を射出しアースリィガンダムにビームシュートライフルU7を装備した。
キョウヤを撃破したリクのガンダムダブルオースカイを狙撃しようと狙っていたが…
アルスはこの時のデータを閲覧しており、オールラウンドかつ高火力の狙撃もこなせるアルスアースリィガンダムの開発に繋がることとなる。
- ep26『Re:RISE』
GBNにおける最終決戦にて、マツムラ店長のガンペリーに運ばれてウラヌスアーマーが到着。
胴体装甲とセンサービットがエクストラリミテッドチェンジに組み込まれ、アースアーマーを強奪したアルスコアガンダムと対峙した。
余談
機体名は天王星を意味する『ūranos』と7の英語『Seven』を合わせた造語と考えられる。
前述の通りウラヌスアーマーは昔から用意されていたと思われる描写が存在する。
「アーマーを入れていたタッパーが他のアーマーのものと違いガムテープを巻かれて封印されていた」
「使用時にイヴの事を思い出していた」
「ヒロトが戦闘後に『二度と使うことは無いと思っていた』と発言する」
など、ウラヌスアーマーの使用を躊躇していたのではと思わせるような描写が見られていた。
使用時もヒロトが狙撃に言及し、アルスがヒロトへの揺さぶりとして前述の第二次有志連合戦の映像を見せたことからアーマーよりも狙撃そのものに思うところがある描写が見られた。
そして第20話にて、第二次有志連合戦での狙撃そのものが、ヒロトにとってイヴとの最期の約束を忘れて半ば逆恨みに近い嫉妬の感情と共にリクを撃とうとしたという忌まわしい記憶であり、今もそのことを引きずっていることが判明した。
そして、そこで外したビームで地形が大きく削れて泥が弾けたりしていたことから、狙撃の為にそれ相応の出力を要すると思われる為、コアスプレーガンのアタッチメントバレルの中ではこのビームシュートライフルU7が最も威力が高いと思われる。
最終話において、アルスへの最後の一撃を放つシーンをよく見ると、この時コアガンダムⅡはビームシュートライフルU7を使用している。
トラウマの元になった銃をしかもそのトラウマに関与していたリクのそばで使用していることからも、ヒロトの成長が窺える一場面となった。
なお、第2期に新登場したアーマーの中では最も早く情報が公開され、初登場が第14話のフレディの夢の中となかなかヒロイックな登場をするなど、「アースリィガンダムに変わるメイン機体では?」と思わせる様な描写があったが、実際の登場となった第18話では途中でアースリィに交代し、以降もライフルばかりが登場しユーラヴェンガンダムとしての登場は一切ない(G3カラーが過去の場面で少しだけ登場したのみ)と、もはや「ライフルが本体」な有様だった。
他の第2期新登場のサタニクスガンダムやネプテイトガンダムが同じく出番こそ少ないものの見せ場がしっかりあったのに対し、2nd seasonのメインビジュアルを飾った機体としては、いささか不遇な扱いともいえる。
ガンプラ
2020年05月13日に1760円(税込)でHGBD:Rブランドで1/144スケールで発売。コアガンダムⅡが新規造形(関節部等のCランナーのみコアガンダムの流用)で同梱される。
劇中での活躍に加え、同梱されるコアガンダムⅡが後に登場して熱い活躍をした各形態の基部としても重宝されるため、売り切れが相次いだ。
2020年09月26日にはリライジングガンダム グランドクロスカラーにユーラヴェンガンダムが同梱、当然グランドクロスカラーである。ゴールド主体は他のプラネッツシステムのガンプラにはない唯一無二の商品とも言える。
2021年05月14日には1,870円(税込)でHG 1/144 ユーラヴェンガンダム[ダイブイントゥディメンションクリア]が登場。当初はイベントで販売されたが後にガンダムベースでも販売された。関節や武装のグレー部分以外はラメ入りのクリアパーツで出来ている。光に照らした姿は一見の価値あり。
関連タグ
プラネッツシステム一覧 | |
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水星/水中戦闘仕様 | メルクワンガンダム |
金星/重火器仕様 | ヴィートルーガンダム |
地球/汎用仕様 | アースリィガンダム |
火星/近接戦闘仕様 | マーズフォーガンダム |
木星/宇宙戦仕様 | ジュピターヴガンダム |
土星/重装格闘戦仕様 | サタニクスガンダム |
天王星/長距離狙撃戦仕様 | ユーラヴェンガンダム |
海王星/特殊巡航仕様 | ネプテイトガンダム |
冥王星/決闘仕様 | プルタインガンダム |
太陽(に相当)/決戦仕様 | ??? |
該当惑星無し/決戦仕様 | ??? |