機体データ
型式番号 | PFF-X7/E3→PFF-X7Ⅱ/E3(コアガンダムⅡ装着時) |
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所属 | フォース「BUILD_DiVERS」 |
製 | クガ・ヒロト |
頭頂高 | 18.7m(コアガンダム装着時、ダイバーの独自設定) |
重量 | 45.4t(コアガンダム装着時、ダイバーの独自設定) |
装甲材質 | プラスチック |
固定武装 | 頭部バルカン砲2門、背部ビームサーベル2振 |
携行武装 | ビームライフル1挺、シールド1枚 |
概要
ヒロトのビルドしたアースアーマーとコアガンダムがドッキングした、青いボディーカラーが特徴的な機体。
基本性能がアップし、ベーシックなバトルスタイルで最大の効果を発揮するバランスのとれた基本形態。
他のアーマーと比べて特化した部分がない故に汎用性が高く、あらゆるミッションに対応可能なため、アーマー換装前の基本形態としてよく使用されている。
装備はコアガンダムの装備とアースアーマーの強化パーツが合体したビームライフルとシールドに2本のビームサーベルと、ガンダムの装備としてはオーソドックスな物。
ビームライフルはエネルギーパックを内蔵したシールドを接続しエネルギーの追加充填を行うことで、時間は掛かるが強力な一撃を放つことができる。
第18話ではコアガンダムⅡがアースアーマーと合体したバージョンが初登場している(この際、リアスカートのコアディフェンダーもパージし、改修前のコアシールドを基底としたアースリィ用シールドを装備している。本体の改修に伴いコアシールドのパーツをアースアーマーに組み込んだ可能性があるが、言及がないため詳細は不明)。
活躍
- ep01『彷徨のコアガンダム』
冒頭のサバイバルミッションで、コアガンダムに随伴する形でアースアーマーが初登場。
高速機動でボスのアカツゲーのビームを全てかわし、ビーム砲でその脚を一本吹き飛ばした。
エルドラにおける初戦闘ではコアガンダムでは出力が足りないと判断からアースリィガンダムに合体し、ライフルとビームサーベルで敵機を瞬殺。
最後は撤退するエルドラホバーブルートを、シールド連結のビームライフルの一撃で撃破した。
- ep02『知られざるミッション』
村の防衛の練習として参加したクリエイトミッションにて使用。
2手に分かれて押し寄せる敵から拠点を防衛しようとしたが、先攻するカザミ、そこに構わずミサイルを撃ち込むメイ、パニックになり火炎弾を乱射するパル…と全く連携をとれず、何度もやり直してようやくギリギリで成功。
このまま本番に挑んでよいのか悩むヒロトだったが、ヒナタの言葉を受けて封印していたマーズアーマーを使うことを決意した。
- ep03『守るべき場所』
集落の防衛戦にて使用。
落石であえて道を塞ぐことで敵の侵攻ルートを絞り、一機ずつ敵を誘い出して撃破する作戦で当初は上手く迎撃出来ていたが、子供たちが戦場に様子を見に来たのをきっかけに戦線が崩壊。
敵4機を一手に引き受けることとなりも、ビームライフルの最後の一射で2機を撃ち抜き、残りもビームサーベルで撃破した。
だが落石を受けたエルドラアーミーが1機だけ仕留めきれておらず、塞いだはずのルートから村へ侵入。
随伴させていたマーズアーマーをぶつけた隙にマーズフォーガンダムへ換装し、村への被害を抑えつつこれを撃破した。
- ep04『傷ついた翼』
敵基地破壊の通常ミッションにて使用。
基地を守るバウンドドックに単機で先行した挙句捕縛されたガンダムジャスティスナイトを援護するもビームライフルが通じず、MA形態の機動力に対抗するため合体を解除、アースアーマーにコアガンダムを背に乗せ追撃する。
だが飛行に失敗したパルを守るためにすぐさま再ドッキングしてこれを凌ぎ、最後はシールドを連結したビームライフルの一撃でバウンドドックの左腕を穿ち、勝利に繋げた。
- ep05『いま、翼ひろげて』
敵基地破壊のための陽動ミッションでアースアーマーがヴィートルーガンダムを牽引。
しかし上手く連携が取れず、エルドラブルートの強さの前に操作が間に合わないアースアーマーは参戦できなかった。
さらに途中から空戦仕様のエルドラエアブルート3機が参戦して来たため、そちらの撃破を優先すべくアースリィガンダムへ換装。
その後パルのヴァルキランダーがこれを撃墜したため、再びヴィートルーガンダムへと換装しエルドラブルートを撃破した。
- ep06『崖っぷちのヒーロー』
車両護衛の練習として参加したクリエイトミッションにて使用。
スモークと通信障害で連携が封じられる状況を予想してあらかじめ上空に配置したヴィーナスアーマーから索敵しており、アーマーへの攻撃の射角から敵の位置を捕捉し一度は敵を追い払う。
ジャミング時間はあと30秒程と予想して持ちこたえようとしていたが、カザミのジャスティスナイトが持ち場を離れた挙げ句フェイントに引っ掛かり撃墜、陣形に穴が空いてしまったため敗北した。
- ep07『傷だらけの栄冠』
レジスタンスの基地撤退戦にて使用。
物資輸送中の襲撃を想定していたが、予想より早く襲撃が開始されたためこれの迎撃に向かう。
途中カザミより1人別ルートを行ったムラン達の護衛を任され、そちらに集まった敵機を撃破。
その後本隊を護衛していたメイやパルと共にカザミの元に合流し、残りの部隊を掃討した。
襲撃部隊が一通り片付いた後、襲来したガンダムゼルトザームと交戦。
リミテッドチェンジでヴィーナスアーマーの武装を装備し、ヴァルキランダーと共にビックビームバズーカを放つもゼルトザームの砲撃の威力には遠く及ばず、止む無くアースアーマーとヴィーナスアーマーを特攻させその場は難を逃れた。
- ep11『ラストミッション』
宇宙空間での決戦に向けて、ジュピターヴガンダムにアースアーマーが随伴した。
- ep12『震える世界』
あまりの敵の多さとゼルトザームの参戦のため戦闘では使用されなかったが、その後の大気圏突入時にカザミのジャスティスナイトのウェイブライダーとして機能した。
- ep15『使命、再び』
顕現に必要な遺跡の砂が衛星砲によって吹き飛ばされてしまっていたため、コアガンダムⅡと共に顕現するはずだったアースアーマーが顕現出来なかった。
- ep18『完璧な狙撃者』
コアガンダムⅡが装備した姿で登場。
狙撃するアルスアースリィガンダムの位置を突き止めたことで、接近戦を仕掛けるべくユーラヴェンガンダムから換装。
ヒロトの激情からビームサーベル二刀流での連撃で追い詰めるものの、片方を吹き飛ばされ左腕をビームブレイドで貫かれてしまう。
だがそれによってアルスアースリィの動きが止まった隙にウラヌスアーマーから砲身を射出してアルスアースリィガンダムの頭部に撃ち込み、そのままスプレーガンと連結させ発射、撃破に成功した。
- ep19『君がいなければ』
回想でその出自が明かされた。
かつてコアガンダムの可能性を広げるアーマーの1号機として作られ、当時はG-3カラーだったコアガンダムが装備していた。
その後イヴがヒロトのアイデアを膨らませる形で様々なアーマーが作られていき、ヒロトはイヴの言葉から惑星の名前をつけることを思いつく。
1号機である本機は太陽系「3」番目の星である「地球」をモチーフに、「アースリィガンダム」と名付けられた。
- ep20『託された願い』
引き続き回想で登場。
イヴを失い傷心していたが、応援要請を受けてELダイバーを巡る戦いである第二次有志連合戦に参戦したヒロトが使用。
AGEⅡマグナム(SV Ver.)とダブルオースカイ、GP-羅刹の戦闘の余波でビームライフルの強化パーツを破壊されたため、ウラヌスアーマーから砲身を射出しビームシュートライフルU7を装備。
AGEⅡマグナムを突破したダブルオースカイを狙撃しようとしていたが…
- ep23『選択のとき』
空中遺跡にて、コアガンダムⅡに装備させた状態で登場。珍しく他のアーマーは随伴させていなかった。
- ep26『Re:RISE』
最後の悪あがきと言うばかりにGBNサーバーに侵攻してきたアルス陣営と事態を予測して待機していたダイバーたちの最終決戦に遅れながらコアガンダムⅡの随伴機としてアースアーマーが登場。
が、コアドッキングする途中でアルスにハッキングされてしまい、アルスコアガンダムと合体。コアガンダムⅡを苦しめる。
しかし、数多くの人々との絆(現実世界で支え続けてくれたヒナタや家族・エルドラで出会った人々や衛星砲台破壊のために残ったマサキとクアドルン・危険を承知でほとんどのアーマーを運んできてくれたマツムラ店長・切磋琢磨しながら交流を深めたダイバーたち・嘗てのフォースリーダーとその同胞・有り得たであろう可能性にして、憎悪に似た感情を抱きながらも最後には理解し合えた、もう一人の自分とその側に寄り添い続けるもう一人の彼女・初めは擦れ違いながらも互いを認め合い真のチームとなった仲間たち・今は亡きイヴとの約束)を胸に刻み成長したヒロトのエクストラリミテッドチェンジによって撃破されたのだった。
余談
アルスアースリィガンダムを撃破した時の装備が一時的とはいえ第二次有志連合戦と同じ組み合わせになっており、ある意味で因縁の組み合わせで勝利を掴んだことになる。
18話のヒロトの「もう二度と使うことはないと思っていた」というセリフも、この組み合わせに対するものだった可能性がある。
20話では、この様に固定されたガンダムの顔であるにもかかわらず、ヒロトの苦悩を表すかのような「表情」を見せている。
直後に飛び散る泥の表現と合わせ、ヒロトが抱えたトラウマの表現に一役買っているといえよう。
26話(最終話)において、アルスとの最終決戦の舞台となった場所は、AVALONのフォースネストがある場所であり、上述したように第2次有志連合戦の舞台となった場所でもある。そのため、この場所でアースアーマーと戦うという構図自体に感動していた視聴者もいた。
ガンプラ
2019年10月12日に1,540円(税込)でHGBD:Rブランドで1/144スケールで発売。劇中のプラネッツシステムを再現したコアドッキングカスタムを売りにした商品。
アニメでの出番も多く売り切れが続出した。
2020年01月11日には1,650円(税込)でHG 1/144 アースリィガンダム[ダイブイントゥディメンションクリア]が登場。当初はイベント限定だったが後にガンダムベースでも販売された。
全体的にラメ入りのクリアパーツで構成されているが、関節や武装のグレー部分は耐久性の問題からか通常のプラスチックとなっている。
2020年02月29日には1,320円(税込)でSDガンダムクロスシルエット アースリィガンダムが登場。SD体型ながらコアガンダムとアースアーマーのコアドッキングを再現し瞳チェンジギミックも搭載。武装はビームライフルとシールドで分離合体ギミックはオミットされている。
2023年09月23日には6,600円(税込)でコアガンダム&コアガンダムⅡコアチェンジセット[リアルタイプカラー]がガンダムベースで販売。セット内容の中に白いアースアーマーが入っている。
ゲーム作品において
機動戦士ガンダムVS.シリーズ
機動戦士ガンダムEXTREME VS.2 OVER BOOSTにてシリーズ初参戦。
アースリィ、マーズフォー、ジュピターヴ、ヴィートルーの4形態に換装して戦うコスト2500の万能機。
任意で換装出来るのは、ジュピターヴアースリィ間であり、両形態からCSを行うことで残りの2形態への換装攻撃が可能な仕様となっている。
本作オリジナルのリミテッドチェンジを行っており、マーズフォーの脚での連続蹴りからのヴィートルー砲撃を行っている。
まだフォースとしてぐでぐでだった時代の再現かアシストはゼロ。
覚醒技はガンダムゼルトザームとの撤退戦で放ったアーマーパージアタック。
関連画像
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プラネッツシステム一覧
水星/水中戦闘仕様 | メルクワンガンダム |
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金星/重火器仕様 | ヴィートルーガンダム |
地球/汎用仕様 | アースリィガンダム |
火星/近接戦闘仕様 | マーズフォーガンダム |
木星/宇宙戦仕様 | ジュピターヴガンダム |
土星/重装格闘戦仕様 | サタニクスガンダム |
天王星/長距離狙撃戦仕様 | ユーラヴェンガンダム |
海王星/特殊巡航仕様 | ネプテイトガンダム |
冥王星/決闘仕様 | プルタインガンダム |
太陽(に相当)/決戦仕様 | ??? |
該当惑星無し/決戦仕様 | ??? |