CV:羽多野渉
概要
フォース「百鬼」を率いるダイバーで、ドージの兄。「獄炎のオーガ」の通り名を持つ。日本刀らしき物を所持した、赤鬼を彷彿させるアバターを使用している。
愛機はGN-XⅣをベースとした紅色のガンプラ「オーガ刃-X」。
強さに対してどこまでも貪欲且つストイックであり続け、常に強い者を探し求めてはより強くなるために戦い続け、その飽くなき欲求の刃はGBN最強の存在であり続ける現チャンピオンのクジョウ・キョウヤにも向けられている。マギーからも最近売り出し中であると噂されはじめている。
バトルスタイルは荒っぽく、素質があるとは言え初心者のリクを上位のダイバーと勘違いして戦いを仕掛けるなど戦闘狂に見られるが、対戦相手を多少挑発する事があっても負けた相手を罵倒する事はなく、自身にリベンジマッチを仕掛けたダイバーが違法パーツのブレイクデカールを使用して強化した時はその行為に怒りを露わにし、リクが新人とはいえ第七機甲師団のメンバーに勝利した時は彼なりの言葉でその成長を認めるなど彼なりのダイバーとしての矜持を持ち合わせており、PK紛いで基本的なマナーを守れていない弟(少なくともep09まで頃)とは対照的である。
また、戦いを「味わう」と表現する独特な感性の持ち主でもあり、他にも劇中では自身の矜持に背く戦いを「不味い」と言ったり、より強い相手を選んで戦いたがる傾向を「グルメ」と評されたりしている。一方で、言動の端々に戦闘狂の気を匂わせる事こそあるものの、戦略の構築も怠らない油断ならないダイバーでもある。
また、「マスダイバーを出してしまった」という理由でフォースを自主的な謹慎に入らせるなど、生真面目な部分もある。
突然の再開と再戦
ガンダムGP-羅刹(ドージがユッキーに話していた新しいガンプラ)を完成させた彼だったが、リクがイベントを棄権したことを知って激怒(最もリクはそれどころじゃなかったため怒られる筋合いはない)、サラを探しているリクに突然攻撃を仕掛ける。
イベントを棄権したことに相当頭に来ていた他、「リク達の急成長はサラがチームにいたからじゃないのか」と疑い始め、オーガ刃-X以上のパワーと多種多様な大型の飛び道具、更には発生した炎を両剣のようにして操るという驚異的な戦闘力を発揮しながら「サラと会ってどうするのか」とリクに問いただした。
最終的に周囲を滅茶苦茶に焼き尽くし、両者装甲がハザード状態になるほどの凄まじい攻防戦を繰り広げ、前述の疑惑を撤回、改めてリクの強さを認めた。
その上で戦闘の中でリク自身が本当にどう思っているのか、どうしたいのかを荒っぽいなりにリク自身の口から心からの覚悟と本音を発露させ「それが聞きたかった!!!」と激しく、手荒く称賛。
オーガ自身、リクへの猜疑心や怒りと同じくらい彼の現状を心配していたんだと察することができるシーンである。
羅刹、再来
変則フラッグ戦の終盤にて、リクから出されたアライアンス申請を承諾し、フォースのメンバー全員を引き連れてビルドダイバーズ陣営として参戦。凄まじい強さを誇るキョウヤに苦戦するリクを手助けした。
戦闘は2対1になって尚もキョウヤに苦戦を強いられたが、ビルドダイバーズの思いを込めたリクとの必殺技の同時打ちによって辛くもキョウヤを倒し、ビルドダイバーズの勝利に大いに貢献した。
時を経て、羅刹天
ガンダムビルドダイバーズRe:RISEep24に再登場。リクとはタメになっており、よく手合わせしている様子。
使用機体は羅刹を改修したガンダムGP-羅刹天。
ロータスチャレンジVer.エルドラではまずジュピターヴガンダムに襲いかかり、その後ガンダムイージスナイトと激戦を繰り広げた。
終了後、カザミに「硬いばっかりで旨味が足りねえ。今度付き合え、もっと食い応えのある奴にしてやる」と彼の可能性を見出していた。
関連タグ
オーガ刃-X ガンダムGP-羅刹 ドージ(GBD) クジョウ・キョウヤ ミカミ・リク
ラーガン・ドレイス:羽田野氏が演じるキャラ。ポジションの関係上スポットにあたることは少ないが、地形を利用して戦闘を行ったり、派手さはないが確実にMSを撃破する戦闘スタイルを持つ。