概要
ベアッガイFのバックパックにチェアーストライカーを介して付属している小型ベアッガイ。
ガンプラバトルに於いてはサブマシンとして扱われ、通常はママッガイの背中に背負われた状態で様々なリアクションを行うが、バトル中に親機が行動不能になった場合は操作がプチッガイ側に切り替わり、バトルを継続する事が出来る。
カミキ・ミライがベアッガイFを制作するにあたりコウサカ・ユウマからプレゼントされたガンプラであり、カラーリングはユウマのパーソナルカラーである青を基調とした物となっている。
制作したのが実力派ビルダーであるユウマである事もあり、サブマシンとして登録されていながらもその基本性能は高く、ミライが習得している次元覇王流拳法の技を再現することも可能。また、胸部には格納スペースが搭載されており、そこから取り出したアイテムを使って様々な活躍を見せる事もある。プラフスキー粒子の影響からか喜怒哀楽様々な表情を出したり鳴き声を出したりすることもある。
全国大会後に開催されたガンプラビルダーズコンテスト「メイジン杯」では、ミライが白いプチッガイでバトルに参加している他、その後フナキ・サトミが茶色いプチッガイでバトルに参加しており、カラーバリエーションも豊富。
ユウマ本人も相当数のプチッガイを製作しており、上述したものの他にとある少女に提供した菫色のプチッガイも存在している。
アニメ『バトローグ』3話ではチナッガイが指導者を務めるベアベア村の住人として2016年9月以降に発売された各種シリーズが登場。ベアッガイの幼生として描かれており、さらに幼いのがプチプチッガイとして登場している。
世界観が異なる『ガンダムビルドダイバーズ』でもプチッガイは存在しており、ガンダムビルダーでもあるシャフリヤールは複数体をジオラマ形式で製作投稿し、リク達に披露。ベアッガイフェス開催地のベアッガイランドでもベアッガイやチナッガイコスチュームの店員と同じくプチッガイが多数存在する(NPDか?)。
続編『リライズ』ではカザミのサブマシン・ジャスティッガイとして登場。祭を盛り上げたり、クアドルンの住処への移動手段として活用された。
実写作品『ガンダムビルドリアル』では女子大生で結成されたチーム・ガールスキーが駆るRGフリーダムガンダムの武器・ブキッガイとして登場。サブマシンならぬ鈍器として活用されていた。
ゲーム「ガンダムブレイカー4」ではGBBBB内の受付嬢的な役割で登場。
バーニングレッドをはじめとする各種カラーが網羅されている。
派生商品及び商品展開等
一般販売
- HGBFベアッガイF付属の水色の物が初出。
- 後にHGPGブランドが設立され、カラーバリエーションとしてバーニングレッド、ライトニングブルー、ウイニングイエロー、フューチャーピンクが発売。それぞれがチームトライファイターズの面々とミライをイメージしたネーミングとなっている(このカラーバリエーションは後期エンディングに登場し、その後ガンプラとして商品化された)。この単品版にはスタンドが付属している。
- さらに2016年7月にミルクホワイト、チャチャチャブラウンの二種類が発売。前者はBFT最終回にてミライが使用したもの(但し、リボンの色は異なる)、後者はフナキ・サトミが「アイランドウォーズ」で使用している。
- 8月には新規ランナーで生産されたパンダッガイが販売。笹サーベルが付属の代わりにチェアストライカーが廃されている。
- 9月にはプラモ独自の展開で楽器を持ったラパパンパープルwithドラム、サーフグリーンwithギターが発売。
- 12月にはストレイブラック&キャットコス、ワンワンホワイト&ドッグコスが発売。この2種類はそれぞれキャットコス、ドッグコスと通常のプチッガイと選択式にもなっている。
- 2017年2月にはそれぞれスイーツを持ったビタースィートブラウン&チョコレート、ソーダポップブルー&アイスキャンディが発売。
- 3月にはプリティインピンク&プチプチッガイが発売。プチプチッガイはプチッガイのさらなるミニチュアシリーズである。
- 5月にはサーフェーサーグレー&プラカード、ラスティオレンジ&プラカードが発売。プラカードには各種自由に書き込みが可能。
- 6月には新ジャンルきゃらっがいが登場。キャラッガイ フミナときゃらっがい ギャン子の2種類が発売。何れも通常のプチッガイが選択式で組む事が出来る。
- 2017年11月から2018年3月まで、機動戦士ガンダム00の登場人物をイメージした物が登場。刹那・F・セイエイブルー&プラカード、ロックオン・ストラトスグリーン&プラカード、グラハム・エーカーホワイト&プラカード、アレルヤ・ハプティズムオレンジ&プラカード、ティエリア・アーデパープル&プラカードの順で発売。2017年5月発売のプラカード付属のものの成型色変更及びシール追加の模様。
- 2018年4月より放送開始の『ガンダムビルドダイバーズ』にもHGPGシリーズとして4月にダイバーズブルー&プラカード、5月にきゃらっがい モモが発売。放送終了後の2019年1月にきゃらっがい アヤメが、2019年9月にきゃらっがい サラが発売。
- 2020年3月には『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』登場人物・カザミのガンプラ・ガンダムジャスティスナイトをイメージしたプチッガイジャスティッガイが発売。ランスとシールド、マントと肩アーマーが付属している。
限定販売
もちろんガンプラらしくCD付属及びイベント限定等の限定商品も存在する。
- 2015年3月に発売された後期OPのガンプラ付きCDにてベリーベリーベアッガイF付属の赤紫色の物が発売。
- 同年8月に行われたキャラホビ2015の限定商品としてザクⅡを思わせる緑系のカラーリングの量産型プチッガイが発売。パッケージも旧キットであるベストメカコレクションのザクⅡのパロディオマージュに富んだものとなっている。
- 2016年のガンプラEXPO等のイベントでも黒い三連星をイメージした黒い三連星プチッガイも発売。こちらは黒い三連星をイメージした黒系のカラーリングとなっている。生産のしやすさからなのか、上記の量産型と共にどちらの商品もイベント販売される機会が多い。
- そして同年11月にはセブンイレブンのガンダムキャンペーンの一環としてセブンとコラボした二体のプチッガイが同梱されたプチッガイセット「セブン・イレブンカラー」が発売。片方はセブンのイメージカラーの白と黄緑、もう片方はセブンの店員の制服カラーの小豆とピンクのカラーリングになっている。また同時期には金色のメタリックカラーにグロス加工をしたHGシリーズのガンダムバルバトスとフリーダムガンダムも発売となった。
- 2017年夏にガンダムフロント東京に代わって作られる商業施設ガンダムベース東京にて、ゴールドトップ&プラカード及びシルバースパークル&プラカードが施設限定商品として発売される事が発表。これらは2017年5月発売のものを金メッキコーティング及び銀メッキコーティングしたものであり、豪華版でもある。
- 2017年10月に名古屋市開催のガンプラEXPOではユニコーンガンダムのデストロイモードをイメージしたユニコーンホワイト&プラカードが、2017年11月に大阪市開催のガンプラEXPOでは00のトランザムシステムをイメージしたトランザムレッドが発売される。
- 2017年12月6日にガンダムベース東京限定販売としてバトローグ予告編にも登場したGBT限定カラーがベアッガイⅢトリコロールカラーと同時に発売された。
- 2019年9月にガンダムベース東京限定でフィギュアライズスタンダード・アヤメとのセット版が発売。ブルー系のプチプチッガイセットのものである。
机の上のプチッガイ
なんと、ガシャポンでも登場。2016年10月下旬より『机の上のプチッガイ』の名前で、「とぼけ顔(フューチャーピンク)」「塗装瓶の上で休憩(ライトニングブルー)」「テープからこんにちは(ウイニングイエロー)」「蒼天紅蓮拳ペンスタンド(ベアッガイF付属の色)」「ニッパー置き?(バーニングレッド)」の五種類が発売されている。
カバンに付けられるプチッガイぬいぐるみ
さらに、バンプレストよりプライズとしてキーチェーンつきのぬいぐるみとして登場。既にベアッガイⅢが辿っている道だが、プチッガイもぬいぐるみとなった。ラパパンパープルwithドラム、サーフグリーン&ギター、ビタースィートブラウン&チョコレート、ソーダポップブルー&アイスキャンディ、プリティインピンク&プチプチッガイの五種がラインナップされている。