概要
カミキ・セカイの姉カミキ・ミライが、「ガンプラとファッションの融合」をコンセプトに企画されたイベント「東京ガンプラ・コレクション」の目玉企画「プロダクション対抗ガンプラ・ラリー」に出場する為にコウサカ・ユウマの協力を得て製作したガンプラ。
ベースキットにはユウマの姉コウサカ・チナが使用していたベアッガイⅢ同様にベアッガイⅡが選ばれている。
ミライ自体ガンプラ制作経験は皆無であったものの、関東を代表するガンプラビルダーの一人であるユウマに制作の手解きを受けた事もあり、初心者が制作したガンプラとしては、高い完成度を誇る。
「F」は「ファミリー(Family)」の頭文字から採られており、その名が示す通り、機体は本体であるベアッガイⅡ(ママッガイ)と小型ベアッガイ(プチッガイ)の母子2機で構成されている。
ママッガイはボディが真っ白に塗装されている以外はほぼベアッガイⅡそのままだが、背中のストライカーパック用コネクターにはプチッガイを乗せるための椅子型バックパック「チェアーストライカー」を装備する。
プチッガイはユウマがミライにプレゼントしたオプション機で、ボディカラーは水色。バトル時の様々な状況に反応してリアクションを行う他、ベアッガイ本体から離れて行動可能。本体であるママッガイが行動不能となった場合は操作系がプチッガイに切り替わり、バトルを継続する。
なお、ベースキットであるベアッガイⅡ自体、数あるベアッガイの市販バリエーションキットの一つであり、女の子のファッションアイテムとして扱われている他、女子限定大会などで複数のベアッガイが一堂に会するケースも見られた。
ママッガイの武装はベース機であるベアッガイⅡと同じだが、プチッガイはストローを取り出してシャボン玉を作る事ができ、その中に入って水上を移動する事も可能。
またプチッガイはユウマが制作したという事もあり、幼い頃に次元覇王流の手解きを受けていたミライの操縦技術に応じてその技を再現する事ができる。
後にママッガイの夫設定のパパッガイが製作された。
ガンプラ
HGBFカテゴリーで1/144スケールで発売。ママッガイ部分はベアッガイⅢの色替えで、プチッガイとチェアーストライカー、手繋ぎ用の接続パーツが付属。また、チェアーストライカー接続パーツはプチッガイに別売りのビルドバーニングガンダムのエフェクト接続用パーツにもなっている。
なお、ベアッガイⅢに付属していたビームサーベルのパーツは付属していない。