概要
北爪宏幸の漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』に登場する14歳のハマーン・カーンの通称。「はにゃ~ん」「ロリハマーン」とも呼ばれる。
この頃は髪をツインテールに纏め、シャア・アズナブルに憧憬を持つ可憐な1人の少女だった。率直に言えばクェス・パラヤの強烈な電波度合を常人にも理解できる域まで弱めた様なキャラとなっている。
漫画『アクシズのハマーンさん』『機動戦士ガンダムMSV-R 虹霓のシン・マツナガ』ではこのデザインを反映したハマーンが登場する。前者は『C.D.A,』のパロディ+ギャグ、後者はMSV-Rから派生した真面目な一年戦争モノとなっている。
『C.D.A.』での乗機はシュネー・ヴァイス。サイコミュ系を外付けユニット化させた白いリック・ドムで、後の自身の乗機であるキュベレイに繋がる機体の一つ。
2010年発行のガンダムエース0号の記載によると、当初のデザインは『Z』のハマーンを若くした大人しいイメージだったが、外部編集プロダクションの社員が、ハマーンを萌え系美少女キャラにしてはどうか?と提案し、その意外性に惹かれその案を北爪氏は採用。現在のデザインへと決定した。
C.D.A.
『C.D.A.』では幼い頃から卓越したMS操縦技術を見せ、ニュータイプの片鱗が窺える。しかしミネバ・ラオ・ザビのザビ家継承者就任式典の際、強権派の策略による襲撃に出撃していったとき、敵陣の真っ只中で愛機が機体トラブルに見舞われ(正確には、ハマーンの独断でパーツをパージしたことによるもの)、感受性の高さ故死をリアルに感じてしまい、あまりの恐怖に気絶してしまうという未熟さもあった(その後、シャアに助けられた)
若さゆえ……なのかこの頃のハマーンの戦果はあまり芳しくなく、自分を優秀なパイロットだと思っているらしいが、撃墜できたのはジムなどの量産機ばかりで、ニュータイプや熟練のパイロット相手には苦戦しており、ほとんどの戦いでシャア他に助けられることが多かった。
最終的には『Ζ』時代のハマーンに繋がるのだが、そうなった理由にはやはりシャアが深く関わってくる。ゼナやマハラジャの急死、姉のように慕っていた人物との仲違いと死別、タイミングなど様々な要因が絡むのだが、全体的にシャアにも責任がある事だけは間違いない。
Gジェネ
ゲーム「GジェネレーションDS」ではシナリオ序盤にこの少女の頃のハマーンが登場し、シナリオ終盤にZZ時代のハマーンを仲間にできるが、その際にハマーンの髪型を今と同じ(ガンダムZZ仕様)か、昔の髪型(はにゃーん仕様)かに選ぶ事ができ、後者を選んだ場合は、その後もはにゃーん様の髪型で戦ってくれる。しかし、どうみても若返っているようにしか見えない
『Gジェネレーションジェネシス』ではDLCでシュネー・ヴァイスが追加されたが、逆にこちらははにゃーん様が未登場。