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屁理屈推理合戦

へりくつすいりがっせん

屁理屈推理合戦とは、ゲーム「うみねこのなく頃に」から派生した推理ゲームである。
目次 [非表示]

概要

同人サークル07thExpansion制作のサウンドノベル、うみねこのなく頃にから派生した推理ゲーム。

うみねこのプレイヤーが独自に生み出したゲームであり、原作者は関わっていない。

作中に登場する「魔女幻想」「赤き真実」「青き真実」を取り入れており、

魔女(出題者)の出題する「人間には不可能に見える事件」を

人間(回答者)があらゆる屁理屈を駆使して「人間の犯行」と証明するゲームである。

タイトルに「屁理屈」とついている通り、推理というより屁理屈やトンデモ説が飛び交うのが特徴…むしろ醍醐味?


屁理屈推理合戦

ルールについて、こちらの漫画でとてもわかりやすくまとめられています。

より詳しく知りたい方は是非ご覧ください。



基本ルール

以下のルールはWikiを参考に筆者が噛み砕いたものなので、間違いがありましたら修正・加筆をお願いします。


魔女(出題者)

・基本的に1人

・出題者は魔女として「人間には不可能に見える事件」を出題し、「魔女が魔法で事件を起こした」と主張する。

・出題には必ず「人間の犯行」で説明のつく解答を用意し、人間にそれを当てられたら魔女の負けとなる。

・魔女は人間に赤字(後述)を提示する。

・人間が「人間の犯行」で説明できなければ魔女の勝ち。


人間(回答者)

・1人でも可能だが、複数人の方が楽なので複数人推奨

・回答者は魔女の出題に対し、「人間の犯行」で説明できる説を提示する。

・魔女の出した赤字を材料に推理し、青字(後述)と復唱要求(後述)を駆使して更なる赤字を魔女から引き出す。

・見事「人間の犯行」で説明できれば人間の勝ち。


以下、例題を交えながら解説していきます。



例題「消えた運転手」


一人の女がタクシーに乗っていた。

女は途中で用事があったので、

車内にドライバーを待たせて一旦タクシーを降りた。


一人になったドライバーの所に、悪戯な魔女が現れた。

魔女は魔法で彼をどこかにテレポートさせてしまった。

タクシーにも悪戯しようと思ったところ、

女が戻ってくるのが見えたので、魔女はあわてて逃げ出した。


女がタクシーに戻ると、車内はもぬけの殻。

周りを探してもドライバーの姿は見当たらない。

彼は一体どこへ行ってしまったのだろうか?



この問題は「どうやってドライバーは姿を消したのか」が謎です。

魔女は「魔女が魔法でドライバーを連れ去ってしまったから」と主張します。

ですが本当は「現実世界でも説明できる理由」が用意されており、

見事それを当てられたら人間の勝利です。



赤き真実(赤、赤字)

上記の問題文には、もちろん嘘が含まれています。

そのため推理の材料として、魔女は【赤字】を与えます。


魔女が赤字で語る言葉は、ゲーム内において絶対の真実です。

(文字色を変更できない場所では【】で括られた文字を赤字とする)


【女がタクシーを離れた時、車内には確かにドライバーが乗っていた】

【女以外にタクシーを乗り降りした者はいない】

【女が戻ってきた時、車内には誰も乗っていなかった】

これをヒントに、人間は推理することになります。



青き真実(青、青字)

人間は赤字を使うことはできません。

その代わり、『青字』を使って自分の推理をぶつけることができます。


人間側は、「人間の犯行で説明できる」説を青字で魔女に提示できます。

(文字色を変更できない場所では『』で括られた文字を青字とする)

提示された青字に対して、魔女は必ず赤字で反論しなければなりません。

ただし、反論するのは青字の一部分だけでも可能です。

魔女が青字に反論できなければ魔女側リザイン(降参)となり、人間の勝利になります。


『女が乗っていたタクシーの隣に、もう一台無人のタクシーがあった。

女は間違えて無人のタクシーの所に来た』

→【タクシーは一台しかない】


『女が離れている間、ドライバーが乗ったままの状態でタクシーが解体された。

その部品を使い、誰も乗ってない状態でタクシーを復元。

これならドライバーはタクシーを「降りた」事になはらない』

→【タクシーは解体されていない】


このように、人間が推理を組み立てる→魔女がそれを否定するという流れで

いろんな可能性を潰しながら真相を探ります。



復唱要求

人間側は、魔女からヒントを得るために

魔女に赤字で言わせたい内容を復唱要求する事ができます。

青字と違い、こちらは魔女に応える義務はないので拒否されることもあります。


復唱要求「赤字の“車内”とは、“タクシーの中”という意味である」

→【赤字の“車内”とは、“タクシーの中”という意味である】


復唱要求「女は一度しかタクシーを離れていない」

→【女は一度しかタクシーを離れていない】


推理を提示する青字とは異なり、

復唱要求は主に状況を確認したい時などに使われます。



真相

さて、上記の問題文。

タイトルは「消えた運転手」なのに対して、

問題や赤字青字でのやりとりでは一貫して「ドライバー」と表記されているのにお気づきでしょうか。


【女以外にタクシーを乗り降りした者はいない】ため、ドライバーはタクシーから降りていません。

なのに【女が戻ってきた時、車内には誰も乗っていなかった】、

つまりドライバーは人間じゃない可能性があります。


ドライバーとは運転手ではなく、工具のドライバーの事だった。

はじめから登場人物は女しか存在しなかったので

タクシーを離れた時も、戻ってきた時もずっと車内は無人だった。

よって(工具の)ドライバーは消えていないし、消えた運転手もいない。


この真相にたどりつき、青字で魔女に示せば人間の勝利です。



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