概要
画面上は本編のテキストにおいて青色(水色)の文字で書かれている部分を指す。
『うみねこ』がサウンドノベルであることを利用したメタ的な手法ともいえる。
作中における連続殺人事件の真相について『自分が魔法で殺した』と主張する魔女ベアトリーチェに対し、主人公サイドの右代宮戦人に与えられた魔法の一種。
戦人はベアトの主張を否定するための『人間によるトリック』に基づいた推理を行う時、事件の真相に関わる部分を青文字で発言することができる(画面上は当該台詞が青色になる)。
これが提示された場合、ベアトはそのEP内におけるストーリーが終了するまでの間に、その青文字を『赤き真実』によって否定しなければならない。
物語が終了した時、否定されなかった青文字は『真実』であるということになり、ベアトによる『魔女犯人説』に亀裂を与えることができる。
いわば、否定されないことによって真実の言葉と認定される『遅効性の赤き真実』といえる。
ただし『完全な真実』であるとあらかじめ保証されている赤文字と違い、青き真実はあくまで戦人個人の主張に過ぎず、ベアトに否定されなかった場合『本当に青文字の推理が正解なのか』という最終的な判断はプレイヤーにゆだねられることになる。