概要
2007年冬・コミックマーケット73にて発表された、出題編第二話。
キャラクターの一人称視点が前作の右代宮戦人以外にも大幅に増え、様々な人物の主観から物語が語られる。
またOP歌詞にも見られる言葉「愛がなければ視えない」が本作では強調され、恋愛やそれによる人間の変化をテーマの一つとしている。
物語
右代宮家の使用人、紗音は、親族の一人右代宮譲治と交際をしていた。
彼女の弟分である嘉音は身分の違いなどの理由から紗音の恋愛に否定的な見かたをするが、やがて彼も同じく親族の右代宮朱志香に淡い想いを抱くようになってしまう。
紗音はかつて右代宮家に伝わる魔女ベアトリーチェに出会い、彼女の魔法こそが使用人である自分と嘉音に恋を教えてくれたのだと語った。
そして親族会議の日、二人が務める六軒島の右代宮本家にて連続殺人事件が巻き起こる。
『かつてベアトリーチェが右代宮家の当主金蔵に与えた黄金の利子の回収』という名目で人々が命を奪われていく中、紗音と嘉音を初めとする様々な人物が大切なものを守る為に行動を起こす。
関連タグ
・登場キャラクター
・用語