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右代宮家

うしろみやけ

右代宮家とは、同人サークル07th Expansion制作のサウンドノベル『うみねこのなく頃に』に登場する一族。
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一族としての『右代宮家』編集

うみねこのなく頃に』のストーリーにおいて重要な立ち位置を占める一族。作中における『人間の登場人物』のほとんどは右代宮家の人物である。

伊豆諸島に存在する(という設定の)孤島『六軒島』に本家を構える大富豪。

当主である右代宮金蔵とその息子及び娘、さらに孫達によって構成されている。

金蔵の子供は全員、自身もしくはその配偶者が一企業の社長といった社会的地位を築いている。


歴史編集

かつての本家は小田原に存在し、東京下町に構えた紡績工場の収入により悠々自適な生活を送っていた一族だった。

しかし関東大震災に伴い紡績工場が壊滅的打撃を受けたことにより大富豪としての存続が危ぶまれ危機に陥ることになる。

そこで当時の右代宮家の長老達により金蔵が一族復興の大役を任された。


作中の登場人物右代宮戦人の解説によると、当時の金蔵は奇抜かつ天才的なビジネス手腕によって進駐軍(GHQ。マッカーサー元帥で有名)にコネクションを作り、その恩恵によって一族をかつて以上に復興させてしまったらしい。


その後金蔵は隠居の為か、はたまた歴史の勝ち組に上り詰めた事実を誇示する為か、伊豆諸島の小島を買い入れて屋敷を構え、現在に至る。

現在(1986年)の金蔵の経済情勢は、『超安定の鉄鋼会社』の大株主となったことにより上昇一直線であるらしい。


右代宮家の一族編集

現当主:右代宮金蔵


金蔵の息子:右代宮蔵臼(長男)・右代宮留弗夫(次男)

金蔵の娘:右代宮絵羽(長女)・右代宮楼座(次女)


金蔵の孫:右代宮朱志香(蔵臼の娘)

     右代宮戦人(留弗夫の息子)・右代宮縁寿(留弗夫の娘)

     右代宮譲治(絵羽の息子)・右代宮真里亞(楼座の娘)


金蔵の子の配偶者:右代宮夏妃(蔵臼の妻)

         右代宮明日夢(留弗夫の最初の妻)・右代宮霧江(留弗夫の現在の妻)

         右代宮秀吉(絵羽の夫)・楼座の夫(行方不明。詳細不明)



舞台としての『右代宮家』編集

『うみねこ』の作中では伊豆諸島六軒島に存在する『右代宮本家』を指す。

長男一家である蔵臼、夏妃、朱志香、そして金蔵及び使用人が在住している。


一年に一度親族会議が開かれ、日本各地の右代宮一族が集う場所。

物語の大半がこの屋敷内で描写され、作品の要素である連続殺人事件もここを中心に起きることになる。


右代宮本家敷地内スポット一覧編集


右代宮本家屋敷

上記一族の在住する洋館。三階建て。

多人数の人々がくつろげる『客間』に宿泊用の『客室』が備えられている。

勿論『食堂』も広大な面積を誇り、料理店にあるような『厨房』で作られた料理が日夜親族の舌を潤す。


全ての部屋は施錠が出来る仕組みになっており、全室を開けるマスターキー等は『使用人室』に保管されている。


三階には当主『金蔵の書斎』があり、隣には誰も宿泊しないにもかかわらず常時清掃が義務付けられている謎の部屋『魔女の貴賓室』がある。この貴賓室の主とされる魔女ベアトリーチェ『玄関ホール』にて肖像画としてその姿を拝見でき、肖像画の下には謎の文章、黄金の碑文が存在する。


地下には『ボイラー室』があり、最奥の扉を開ければ、屋敷の壁を四方に空を見れる『中庭』に出ることができる。


薔薇庭園

屋敷の前に広がる、読んで字の如く薔薇に埋め尽くされた庭園。

使用人『嘉音』により手入れが成され、親族会議の日においては特に見事な花壇の絶景を見ることが出来、親族達の楽しみの一つにもなっている。


休憩しながら庭園を眺められる『東屋』がある。

庭園の外れには景観を損なわぬよう目立たない位置に建てられた『園芸倉庫』が存在する。


ゲストハウス

屋敷の客室とは別に存在する、客人専用の宿泊施設。

元は蔵臼が六軒島リゾート計画の為に建てたホテルだったらしい。


二階建てになっており、一階は屋敷と同じく使用人専用の部屋がある。

親族会議の日は長男一家以外はここに泊まることが多い為、使用人達は屋敷担当とゲストハウス担当の二つのシフトに分かれることになる。


プライベートビーチ

六軒島の砂浜。

六軒島は右代宮家の所有する個人島扱いになっている為、文字通りの右代宮家専用ビーチである。


ちなみに本編の時系列は10月となっているので、残念ながら(?)親族の面々が水着姿で楽しむことはない。


鎮守の祠

海岸に面した険しい岩場に、鳥居と共に建てられていた祠。

かつて六軒島にいたという悪霊を鎮める為の物だったらしいが、本編では既に鳥居ごと消失している。

高波か雷によって消えたと言われているが……。


開かずの礼拝堂

屋敷と同時に建造された、謎の礼拝堂。

名前通り常に施錠されており、礼拝堂専用の鍵でしか開けない。

何のために作られたのかは不明。


上記スポット以外の、右代宮家敷地内の全て。

場合によっては迷うと二度と出てこれない場合もあるらしく、親族達の間でも決して立ち入らないように厳重注意が成されている。


森の中には魔女ベアトリーチェが住んでおり、嵐の夜には生贄を求めてさまよっているという怪談がまことしやかに囁かれている。



二次創作群における『右代宮家』編集

右代宮一族の面々は、それぞれストーリー内において特異的な設定を持っていたり、場合によっては予想外の奇抜な言動を行う時がある。

EPが進むにつれそのエキセントリックさはエスカレートしていき、ファンの間でも時たまついていけなくなることもしばしば。


その為、右代宮家全員に対してタグを付ける際はもっぱら『もうやだこの一族』など、作品を通してみたプレイヤーの気持ちが反映されるタグが付けられることが多い。


関連タグ編集

うみねこのなく頃に

右代宮金蔵 ベアトリーチェ

黄金の碑文

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