なるほど……な
概要
正式なタイトルは「BL漫画を描いてみた」であり、「石田とあさくら」は元は読者の一人が付けたタグであった。【その4】からはマサオ氏が自ら付けており、他の絵師による二次創作もこのタグに纏められている。
また、マサオ氏の前シリーズである「山田さんはとっても馬鹿なんです」とさりげなくリンクしている箇所がいくつか見られる。
登場人物
石田
坊主頭の無表情気味な少年。周囲からは少し不気味がられているが、夢はあさくらと共にお花屋さんを経営すること。攻めで富山県出身。
小学校では孤独で寂しい学校生活を送っていたが、ある日あさくらに遊びに誘われてから彼と共に行動をするようになる。
あさくらが自分以外に興味を示すと激昂し、刃物を持ち出すヤンデレ気質。また、オレオレ詐欺の際に、電話の相手を恋敵の山田と勘違いし殺意をあらわにするなど、思いこみの激しさもうかがえる。
喧嘩は強いらしく、鮮やかな手並みで恋敵の山田を病院送りにしたことも。幼少時代は泣き虫だったが、あさくらの言葉で強くなることを決意した様子。
一緒に通学するためにあさくらの家の隣に引っ越すなど、ことあさくらに関しては大胆な行動を見せる。
しかし成績は学年トップ。合格圏にT大学が入るほどの学力を持つが、早くあさくらを幸せにしたいため就職を希望している。
バレンタインディ時に“チョコを直火で作る”“それを食べた父が死亡するほど料理下手”“裸エプロンだったために風邪を引く”など、ある種の「ドジっ子」属性でもあるようだ。
また「少女漫画主人公」属性(例:メガネを外すと美少女)も併せ持ち、彼の場合、カツラで一般生徒並の髪の毛になった途端、女子が浮き足立つほどの美少年となった。
ヤクザ編で過去にアトミック空手なるものを会得していたことが判明。むやみな暴力を嫌い、大切な人を傷つける者は一撃でブッ殺すという精神は無事伝授されていたようだ。
あさくら
天然パーマの少年。受け(VS石田)。攻め(VS山田)。ウォッチメンが好き。おっぱいは当初まあまあ好きだと言っていたが、小学校時代の佐藤姉との接触事故がきっかけで大好きなようだ。静岡県出身。
山田に親戚の少女を自分にくれと持ちかけた事からロリコン疑惑あり。
語尾の一音の前に「……」が入る口調が多い。
石田や山田の行動を迷惑がってるかと思えば、それを気にする石田をラーメン屋に誘ったり風邪の見舞いをしたりと根は優しい。
将来の夢は教員。石田に自分のことを「天パー先生」と呼んでくれと頼んだが断られた。
15+45を256と答えたりと頭が悪いように思えるが、あさくら本人のテスト順位や銀行貯金も256な事から、もしかしたらこの数字に拘りがあるのかもしれない。現在オレオレ詐欺によって請求された1000万を貯金中であり、その額は256万円。1高校生の預金額としては破格の額だがどのようにして稼いだかは不明。
石田及び山田の両名に、(異性からの)モテ期を完膚なきまでにぶっ壊されている。告白してきた佐藤さんはおっぱい好きのあさくらにとっては、直球ド真ん中もイイトコだったのだが…。あさくらがフラグをぶっ壊した両名に対して、内心どのように思っているのかは不明である。
尚、pixiv絵師のあさくらと何か関係があるのではないかということは思ってても言ってはいけない。
俳優の渡部豪太氏とも全く関係はない。なので決して「嬢王3にあさくらが出てた」とネタにしてはいけない。
山田
異常に前歯が長いめがねを掛けた少年。受け(VSあさくら)。夢はあさくらと円満な家庭を築き本屋を経営すること。調布市民。成績は石田に続き第二位。
石田が陰口をたたかれていることに腹を立てる様子から正義感の持ち主であることが伺えるが、その石田に自分の夢を見せ付ける、あさくらとの結婚のために親戚の美琴を売ろうとする、あさくらの体操着を盗むなど、ことあさくらに関してはその限りではないようだ。必殺技は「調布マシンガン」。前歯は破壊されても瞬時に再生する。
石田との喧嘩で病院送りにされ、一時死亡説が流れるも、両脚と首にギプスをしたまま登校しクラスメイトらに無事(?)な姿を披露した。
教師の山口にはかなり嫌われているようだ…が、愛情の裏返しかもしれない。
また、あさくらと同様pixiv絵師の調布市民との関連に疑問を抱いてはいけない。
某日、自宅にて何者かに暴行され、服を引き裂かれた半裸の状態で発見される。現場にダイイングメッセージとして「犯人はイシ〜」と残されていた。
その後日山田は全身包帯で巻かれているものの、不死鳥のごとく教室へ舞い戻り、恋敵の石田に「コイツ…不死身か…?」と言わしめた。
この事件の容疑者には、親戚の山田美琴が重要参考人として召致される。
山口先生
爽やかな笑顔だが、社会の窓がいつも全開の教師。担当教科はおそらく数学(算数)。受け(VS石田)。社会の窓にフキダシが付き、言葉を話すこともある。イケメン、ケツアゴ。あさくらに対して並々ならぬ愛情を持って接している。
現代教育という牢獄を嫌悪し、肛門が限界でも教育を優先する、まさに教育者の鑑。反面、山田に対しては厳しい。
あさくらをよく生活指導室に呼んでいる。
アトミック空手十段の実力を持つ
強制的に相手に攻めさせる一種の超能力のような特技を有しており「受け師山口」という異名を持つ。この事から山口先生が受けであることが判明。
おそらくアトミック空手で体得した受け身技の奥義の一つかもしれない
チェーンソーによる攻めは経験済み。ナイフ攻めは未経験。チェーンソーによる攻めが山口先生の能力によるものなのか、相手の意思なのかは不明である。
「吸引力の変わらないただひとつの股間」
山田美琴
山田の親戚である女の子。あさくらのお気に入り。同じくマサオ氏の投稿漫画である「山田さんはとっても馬鹿なんです」の主人公格。
山田殺害未遂事件の重要参考人として連行されるが、本人は容疑を否定。
石田拓郎
石田の父で波平ヘアーの男性。甘いものには目がない。
戸籍の筆頭者は妻の石田にしており(同姓という可能性も)、同時に本名が発覚した。
旧友である佐藤光男と互いの子供を許婚にするという約束を交わした。
志半ばにして息子のチョコレートにより死去。
木下先生
巨乳。呼吸の乱れ・震え・発汗等の症状から、山口先生が「便意を我慢している」ことを見抜く鋭い洞察力を持つ。また、そんな彼にトイレへ行くよう促す優しさも兼ね備える。
股間に象さんが生息していることが判明。「両性具有」なのか「ニューハーフ」なのかが論点だ……な。
実は思い込みの激しい教頭先生。うにゅ
また苗字が一緒であることや「ふんふんふんふん ふんころがーし お前の人生 ふんころがーし」のフレーズを口ずさんだことから、「山田さんはとっても馬鹿なんです」の登場人物の一人「木下さん」との関連性も疑われていたが、「石田とあさくら」本編にて「木下奈々子」の「父親」であることが発覚した。
また「木下奈々子」に「木下八重子」という姉が存在するので二児の父。
「髪が舞い降りた状態」の石田や、娘である奈々子の同級生であるマシマ君を「食べちゃうぞ」と言う割に二児の父であることから、木下先生はいわゆる「両性愛(バイセクシャル)」の可能性が伺える。
こんな木下先生も、10歳の頃はごく普通の少年であったものの15歳で不良となり、そして紆余曲折の果てに現在に至る。10歳と15歳、そして15歳から現在までの月日の間に何があったかは不明である。
オレオレ詐欺の男
あさくら・石田・山田の三人にオレオレ詐欺をしかけた。高校生が相手でも「振り込め詐欺」を敢行するチャレンジャー。石田をこれほどに怒らせた初めてのヤツ。請求金額も破格の1000万円。彼は振り込め詐欺界の常識を覆すかもしれない……な。
佐藤さん
あさくらに恋をする普通の女の子。小柄で巨乳だが、巨乳にコンプレックスを抱いているようだ。
同じく巨乳な姉がいることが判明。
石田とは許嫁同士であると同時に恋のライバル。
大好物はカレー。一ヶ月間、ずっとカレーでも平気なようだ。
佐藤光男
佐藤さんの父。
戸籍の筆頭者は妻の佐藤にしており(同姓という可能性も)、同時に本名が発覚した。
旧友である石田拓郎と互いの子供を許婚にするという約束を交わした。
一週間のカレー生活で精神的、肉体的に危険な状態に陥った為、佐藤さんのカレー好きは今は亡き母からの遺伝と思われる。
天パーライオン
「石田とあさくら外伝」にて初登場。なんだかなにかの面影があるような気もしないこともない天然パーマのライオン。自分の胸の大きさに落胆する佐藤さんに対し激昂し、おっぱいへの謝罪とその誠意を求めた。
また、女性でありながら、錚々たるメンバーのそろったBL界であさくらに恋をしてしまった自分の存在意義を見出すことが出来ない佐藤さんの前に現れ、彼女のあさくらへの愛を問いた。この時の彼は非常に紳士的で、佐藤さんのパンツを脱がせて被った上に彼女のスカートを覗くという荒業までさりげなく且つ軽々とやってのけた。
後にあさくらに粛清される。
(さらに後、「山田さんはとっても馬鹿なんです」に登場するジョー・スワベの兄である静岡の狂犬スワベのさらに上の兄であることが判明。)
よく分る相関図(2010年3月30日現在)
あさくらBOT
中に人がいないとは思えないほどリアルなtwitterのボット。
風の噂では、あさくらは実は現実に存在していてこのボットと何か関係があるらしい。
何か悩みがある時は、あさくらBOTに相談してみよう。天パー先生として貴方の悩みを解決してくれる。
結論
恋は戦争。
まさかの実写化
まさかの商業化
マサオ氏本人のコメントにより、
12月19日発売の月刊ヤングキングから連載されることが
明らかになった。さらに隔週の方のヤングキングとダブル連載となり、現在両雑誌で好評連載中だ…な。