タイタス十世とは
フリーゲーム「ruina ~廃都の物語~に登場する敵キャラクターである。
物語終盤、霊廟の中にある、いくつもの王の玄室のひとつに彼は埋葬されており、無遠慮に訪れた冒険者へ襲いかかってくる。
数多くいるタイタス王の中でも凄惨なプロフィールを持つことからボスの中ではとくに人気が高い。
以下、彼の関するネタバレに注意。
出生と生涯
タイタス八世と九世の間に生まれた子。
両親は姉弟であった。
近親姦により生まれた奇形児だったことから、出世後すぐに幽閉されていたが、九世が亡くなると次の王として祀り上げられる。
しかし、戴冠すると重鎮一同を皆殺しにし、街へ降りては殺戮を繰り返す凶王だった。
その対象は前々王から仕えていた、のちの魔将ダーマディウスも例外ではなかったが、戦いの末に友情を育んだ(作者談)とされ十世の手により魔将にし、永久に皇帝の都を守護する任を与えた。
乱れた都からは臣も民も離れてゆき、豪族達は王を名乗り始め、時代は戦乱へ。
始帝から続いた王朝は彼の代で一旦幕を閉じることになる。