「無理だ……私なんかに、妖魔を倒す力なんて……」
あらすじ
リーナ・レシアは学校で理不尽な{{いじめ}}に遭い、
憂鬱な毎日を送っていた。
そんな彼女の前に現れた謎の少女・アリスに、
リーナが実は半悪魔だということを明かされる。
(ホームページより)
登場人物
紹介文はホームページより引用。
- {{リーナ・レシア}}
この物語の主人公。
中学一年生。幼い頃に義父を亡くし、現在は義母と義妹と暮らしている。
成績優秀な美少女で、明るい性格であったが、理不尽ないじめが原因で人間不信になっていく。
やがて何をしても表情を一切変えないようになり、人形のようで気味悪がられたため「ドール」というあだ名がついた。
謎の少女・アリスに自分が半悪魔だと知らされ、人を食らう妖魔と戦うことになる。
- アリス・セリシア
リーナの前に現れた謎の金髪で赤眼の少女。見た目は10歳くらい。
その正体は悪魔で、妖魔に襲われているリーナを助けた。
- レン・グレイド
リーナの幼馴染で、同じマンションに住んでいる男の子。
リーナとは階違いのクラスなので学校ではあまり話さないが、
下校時間は時々一緒に帰ったりしている。
リーナに好意を抱いてるらしいが、リーナには気付かれていない。
年上の男の人が大嫌い。
時々リーナの正体を知っているかのような発言をしたりと怪しい。
- 山中 愛利(やまなか あいり)
リーナをいじめている主犯。
クラスの中心的人物。
政治家の父親からは愛利の成績が上がらないことを有名大学に進学した兄や姉に比べられ、罵られている。
自分より優秀なリーナを妬ましく思い、クラス全員にリーナを無視するように指示した。
- 新田 優(にいだ ゆう)
小学生のころは心優しく明るい女の子であった。
……はずなのだが、中学に入学して性格が一変し、自分のことをボクと呼んだり、
奇妙に笑いだしたり、友人からは気味悪がられている。
- 白雪 みか(しらゆき ―)
リーナとは二年生で一緒のクラスとなる。
とても元気で明るくスポーツ万能であり、女子テニス部所属。
勉強面では呆れるほどの馬鹿だが、絵画や彫刻を得意とし、運動部でありながらも
部活が休みの時は美術室に通っていたりする。
一年生の時のいじめが原因で浮いてしまったリーナに思いを寄せ、話しかけるようになる。
噂話やいじめは大嫌い。
- 愛利の友人達
愛利と仲が良く、いつも一緒にいる。声が大きい。
愛利に便乗してリーナを積極的にいじめたが、愛利にとってはなんでもかんでも
便乗されるのは鬱陶しいらしい。
用語
- 妖魔
災いや事故、不幸、物、人の欲などによって生み出される、人間を食らう化け物。
しかしその存在は人に知られていない。
普段は結界の中に潜み、結界の中に人をおびき寄せ捕食する。
命だけではなく、存在さえも食べてしまう。
- 種族
悪魔、魔女、天使……などの数多くの種族が存在する。
妖魔を駆除するために、世界中に潜んでいる。
結界内で身を隠しているので、表には滅多に出ない。