ムル(魔法使いの約束)
むる
「俺と一緒に遊ぼうよ!」
「人生は旅さ!二度と出会えない素敵なものに、あふれてる。」
概要
昔は知恵者と呼ばれるほどの天才学者だったが、ある事件をきっかけに魂が砕け散り、トリッキーな猫のような性格になっている。<大いなる厄災>に特別な感情を抱いている。
プロフィール
人物
魔法使いの約束において、メインストーリーで一番最初に出会う人物。物語の大きなキーキャラクターでもある。
好きなものは謎、サプライズ、鉱石、マナ石、旅、星、大いなる厄災……。
職業は宝石商、哲学者、鉱物学者、天文学者、数学者、発明家、名誉教授……。
一言で言うなら「イカれた天才」。
大いなる厄災に恋をして近づきすぎた挙句、魂が砕け、その欠片が世界のいたるところに散らばってしまった。
魂が砕けた直後は酷かったようで、言葉も通じず、服も着ないで飛び回ったりと、まるでけだもののようだったという。そこから少しずつシャイロックが情操教育を施し、コミュニケーションがとれるまでになった。今のムルは実質シャイロックが育てたようなものである。
魂が砕ける前の記憶は覚えていたり覚えていなかったりするそうで、シャイロック曰く「ムルの記憶は都合がいい」。要は都合の悪いことだけ覚えていないんだとか。
シャイロックと初めて会った時の事も覚えていないらしく、聞いても「どうでもいいから」という理由で教えてくれないらしい。
大いなる厄災の奇妙な傷
砕けた魂の欠片から、魂の砕ける前の昔のムルが実態として出てくるというなんとも奇妙な傷である。
欠片ごとにムルが存在しているらしく、その意識も欠片によって異なる。
魔法は使えるものの、魂の欠片自体を動かすことは出来ないらしい。欠片からあまり離れることも出来ないようだ。
余談だが、回収されたムルの魂の欠片のいくつかはシャイロックが小瓶に入れて保管している。
「ムルに食べさせていない魂の欠片は、まだまだ、たくさんありますから。」
「きみって手強いねー、シャイロック!」