ビフロスト
びふろすと
概要
メンバーはトップの「コングレスマン」、工作員の「インスペクター」、インスペクターに命じられる末端の「狐」に分類される。
議事進行ミドルウェア「ラウンドロビン」が提示した「事案」に則って、ビフロストの利益を守り拡大することを目的としており、劇中では「事案」の障害となる「リレーションブロック」を処理しつつ、関連企業に対し投資や株式売買、世論操作、後述の「インスペクター」を利用した破壊工作などを行い利益を拡大していた。
この行為は「リレーション」と言われ、最大3人の「コングレスマン」と称される者同士で競い合うゲームでもある。
リレーション終了後はそれぞれのコングレスマンの成果に応じた配当が「リゾルツ」として与えられる。この際最も配当の大きい者が次回の「事案」で「親」となる。「親」となったコングレスマンは次の「事案」の中心となってゲームを進めることとなる。
「コングレスマン」や「インスペクター」はリレーションで得た配当によって、シビュラシステムの職業適正を悪用し企業の役員への就任、合法的な脱税、他人の色相や戸籍の剽窃などといった計り知れない利益を享受することが出来る。
メンバー
コングレスマン
前述の通り多大な富を享受出来る立場にあるが、ビフロストに対し多大な損害を及ぼしたりコングレスマン自らが事案に介入したりするなどの禁止行為を行った場合「ラウンドロビン」により執行され処刑される。
インスペクター
インスペクターには「ファースト」から順番に序列がある。
インスペクター同士では「序列+インスペクター」で呼び合う。
梓澤「調子どう？セブンインスペクターの些々河さん」
些々河 「ファーストインスペクター梓澤廣一の腕前 感服しましたよ」
前述の通り、インスペクターもコングレスマンほどではないにせよ、多大な富を享受出来るが、コングレスマンに使い捨てられたり、口封じの為に他のインスペクターに殺害されたりとリスクを伴う。
ファーストインスペクター
セカンドインスペクター
サードインスペクター
セブンインスペクター
イレブンインスペクター
狐
インスペクターの指示を受けて事案に影響を与える役割を担うが、インスペクターの正体や、自分がビフロストに加担していることを知らない一般人で構成されている。
その正体
正式名称は「併設型自動デバッグ診断・修復サブシステム・ラウンドロビン」。
シビュラシステム開発初期においてデバックを担っていた。デバック作業が行われなくなってからは、法斑家、代銀家、裁園寺家らがシビュラの盲点を拡大し、利益を享受するために利用されるようになった。所在地は厚生省ノナタワー地下のシビュラシステム中枢のさらに下の部分に位置すし、シビュラシステムですら認識できなかった。
ラウンドロビン「権利移譲手続き完了。新コングレスマン シビュラシステムを認定。」
シビュラシステム「ようやく会えましたね。併設型自動デバッグ診断・修復サブシステム 通称ラウンドロビン。我々は貴方を必要としないほどに成長しました。これまでよく働いてくれました。感謝します。」
first＿inspectorで法斑によって、新コングレスマンにシビュラシステムが認定され、ラウンドロビン及びビフロストは完全に消滅した。