池田ハジメ
いけだはじめ
概要
「裏世界ラボ」にて投稿されているシリーズのひとつで、35年間職にも就かずにニート生活をしていた1人の人物・池田ハジメの人生を通して社会福祉や生活保護法などを解説している。
当初は短編で終わる予定だったが、あまりの濃い内容だったのか高評価を得ており、その後の人生として続編が掲載され、のちに3部で完結すると公式よりアナウンスされた。
人物像
初登場時52歳。35年間職にも就かずニート生活をしていたため運動不足で肥満体型。タモリ式入浴法などで清潔に気を使っていたつもりだったが不摂生な食事生活を送っていたためかハゲが進行している。
性格とそれまでの経緯
生まれつき自己中心的で他人を見下す性格で、中学の頃に微分方程式を解いた事がある事に周りより頭が良いと勘違いし、高校でも周りを見下した所を担任の教師に咎められたが反省しないどころか逆ギレして高校を中退、弁護士になるまでの準備期間と称してニート生活を送る事となる、HN「ウリエル」としてネットゲームに勤しみ、親の金を散財するなど自堕落な生活を35年間送っていたが、両親の死を機にそれまでの生活が一変、長年のニート生活が祟って外の生活を知らなかったため弁護士どころか就職活動の仕方すら知らず途方に暮れ、両親の葬式に出席しなかった事に憤慨した親戚一同に三行半を突きつけられ、ハジメが散財した故に僅かばかりの遺産も底を尽き、家が借家だった事もありやがて家を追い出されてホームレス生活を余儀されなくなる。
続編ではその後もホームレス生活を続けているが、両親の死に反省するどころか逆ギレするなど全く改心しておらず、役場に行って生活保護を受けようとするも生活保護課の課長がかつて見下していた同級生なため、無駄なプライドが邪魔して申請する事が出来ずにいた。のちに福祉事務職員により無料定額宿泊施設で生活しつつハローワークなどで職を探す事にしたが、ここでもまた無駄なプライドが邪魔をして、就職可能な低収入の職に就こうとせず、さらには宿泊施設で働く女性のヒモになろうと世間知らずなアプローチをし続けた結果、施設を追い出され、再びホームレス生活に逆戻りになった。