小説「ルーンの子供たち」に登場するキャラクター
クラリチェ・デ・アブリル
第二部デモニックに登場。ジョシュアやマキシミンと同じ年頃の、薔薇色の長い髪を持つ少女。愛称は「リチェ」。彼女自身は「リチェ・アブリル」「リチェ・モンプレイネ」と名乗ることが多い(「モンプレイネ」は遠い地に住む父親の姓)。母親、弟と同居している。
ミレンゲート衣裳室で針子を、コラリという食堂でウェイトレスをしている。針子としての腕前はかなりのものであり、俳優マックス・カルディの舞台衣装の制作を担当している。針仕事に関する自尊心は高く、心の底ではデモニックに負けたくないと思っているが、おごり高ぶる事は無い。下手なものは下手とばっさり言うが、専門職として高い技術を持つ人物は尊敬している。嘘をつくのが苦手。