第五舞台
だいごぶたい
概要
正式名称は「IdentityⅤ stage」。企画・制作は荘園劇場(ムービック/サンライズプロモーション東京/Planet Kids Entertainment)。
「第五舞台」は舞台公式Twitterが使用するハッシュタグでもあり、ピクシブにおいてはこちらのタグが付けられることが多い。
舞台公式サイトにもある通り、【ゲーム原作の許諾を得ているが、原作とは異なった世界観・設定等を含む】。それを踏まえた上で舞台版の荘園は「例の荘園」と呼ばれており、複数存在する荘園のうちの1つ、もしくはifの世界線において異なる荘園が存在することが示唆されている。
ストーリーはいずれも「例の荘園」での出来事だが、『Episode』ごとに違う荘園が舞台となっているため、基本的には『Episode』ごとの1話構成。
「お当番」と呼ばれるメインキャラクターが各公演に設定されており、そのキャラクターを中心としたストーリーとなる。
ストーリーの主軸を同じくしてサバイバー目線で進む【サバイバー公演】、ハンター目線で進む【ハンター公演】のほか、衣装が異なる上にコメディ要素を含めた【特別公演】等がある。
キャラクター・キャスト一覧
※敬称略
■サバイバー
幸運児 橘りょう
医師(エミリー・ダイアー) 鈴木麻祐理
弁護士(フレディ・ライリー) 田中稔彦
泥棒(クリーチャー・ピアソン) 石川竜太郎
庭師(エマ・ウッズ) 藤白レイミ
傭兵(ナワーブ・サベダー) 才川コージ
空軍(マーサ・ベハムフィール) 山田美貴
機械技師(トレイシー・レズニック) 坪井未来
心眼(ヘレナ・アダムス) 河上英里子
カウボーイ(カヴィン・アユソ) 田中晃平
占い師(イライ・クラーク) 千葉瑞己
納棺師(イソップ・カール) 平井雄基
探鉱者(ノートン・キャンベル) 須賀京介
祭司(フィオナ・ジルマン) 中町桃子(Peach.)
呪術師(パトリシア・ドーヴァル) 音羽美可子
野人(モウロ) クラウス
曲芸師(マイク・モートン) 瀬戸啓太
ポストマン(ビクター・グランツ) 鈴木遥太
墓守(アンドルー・クレス) 磯野大
「囚人」(ルカ・バルサー) 穴沢裕介
■ハンター
リッパー(ジャック) 成松慶彦
芸者(美智子) 大滝樹
黄衣の王(ハスター) ひのあらた
写真家(ジョゼフ) 五十嵐啓輔
狂眼(バルク) 山谷勝巳
白無常(謝必安) 國島直希
黒無常(范無咎) 縣豪紀
泣き虫(ロビー・ホワイト) 渡部大稀
魔トカゲ(ルキノ) モウジーン兼史
血の女王(マリー) 大湖せしる
復讐者(レオ・ベイカー) 森一平
公演情報
Episode1 『What to draw』
会場:サンシャイン劇場
公演期間:2019年11月29日~12月8日
サバイバー編 主題歌『Diagnosis』(歌唱/千葉瑞己)
ハンター編 主題歌『DESTINY』(歌唱/馬渕由妃)
【登場キャラクター】
■サバイバー
納棺師(★お当番)/幸運児/医師/弁護士/泥棒/庭師
傭兵/空軍/機械技師/心眼/カウボーイ/占い師/探鉱者
■ハンター
写真家(★お当番)/リッパー/芸者/黄衣の王/
白無常/黒無常/泣き虫/魔トカゲ
《 とある夜。一人の納棺師が、荘園の門をくぐる。
招待状を手掛かりにこの地を訪れたという彼は、
先住者たちから信じられないことを教わるのだった。
その一、この荘園からは二度と出られない。
その二、恐ろしいハンターを相手にした特別な『ゲーム』が毎日開催されている。
その三、『ゲーム』への招待状が届いたら参加は決定。逃げられない。
覚悟も準備もなく巻き込まれることとなった納棺師は、
初めてのゲームで冷徹なハンター、写真家ジョゼフと出会うのだった。 》
(※公式サイトより抜粋)
原作ゲームにおいて最もベーシックな試合形式(マルチ戦)の再現を含むストーリー。
サバイバー公演、ハンター公演とも8公演ずつの全16公演。そのうち各1公演ずつ、特別公演(特別衣装+コメディ回)が行われた。
Episode2 『Double Down』 ※公演中止
2020年に上演予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により公演中止に。
これにより、中止発表時点のチケット当選者のみ次回作「Episode3」の最速抽選に応募が可能となった。
公演は中止となったものの、お当番のキャラクターが着用予定だった衣装が後日舞台公式Twitterから公開されたほか、発売予定だったグッズが通信販売された。
Episode3 『Cry for the moon』
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
公演期間:2020年9月10日~9月18日
サバイバー編 主題歌『生きて』(歌唱/千葉瑞己)
ハンター編 主題歌『acclamation』(歌唱/馬渕由妃)
【登場キャラクター】
■サバイバー
占い師(★お当番)/幸運児/医師/弁護士/泥棒/庭師
空軍/機械技師/心眼/カウボーイ/納棺師/探鉱者
祭司/呪術師/野人/曲芸師
■ハンター
血の女王(★お当番)/リッパー/芸者/黄衣の王/写真家
狂眼/白無常/黒無常/泣き虫/魔トカゲ/復讐者
《 月が輝く、とある夜。
湖のほとりで占い師と女王は出会うのだった。
水面に映る偽物の月と鏡が交差したとき、二人は偽りの世界に落ちる。
手に入らないものなどなかった私は、手に入らないものを求めて、
月に哭く。 》
(※公式サイトより抜粋)
原作ゲームのS7・真髄2(「血の女王」実装時の真髄)をテーマとしたストーリーで、他のエピソードとは異なりミュージカル調。
サバイバー公演、ハンター公演とも7公演ずつの全14公演。そのうち各1公演ずつ、特別公演(特別衣装+コメディ回)が行われた。
今公演では舞台上にも客席が設置され、「ロイヤルクイーンシート」として販売。また、新型コロナウイルスによる感染症対策として座席数が減少したこと・会場での観劇が出来ない観客への対応として、今公演よりライブ配信が観賞できるオンラインシートが販売された。
なお、Episode2公演中止のためナンバリングとしては逆順となるEpisode3が先に上演となったが、先述通り1話完結型の構成となっているため、観賞にあたり特に問題はない。
Episode2 『Double Down』 ※振替公演
会場:TACHIKAWA STAGE GARDEN
公演期間:2021年3月24日~4月1日
主題歌『High & Low』(歌唱/千葉瑞己)
【登場キャラクター】
■サバイバー
庭師(★A公演お当番)/傭兵(★B公演お当番)/カウボーイ(★C公演お当番)
幸運児/医師/泥棒/空軍/機械技師
心眼/占い師/納棺師/探鉱者/祭司
呪術師/野人/ポストマン/墓守/「囚人」
■ハンター
泣き虫(★A公演お当番)/リッパー(★B公演お当番)/芸者(★C公演お当番)
黄衣の王/写真家/狂眼/白無常/黒無常/魔トカゲ
《 今度のゲームは敵が味方で、味方が敵で!? 》
(※公式サイトより抜粋)
2020年に公演中止となった同タイトルの振替公演で、当初登場予定だったキャラクターとは一部異なる。
原作ゲーム内の『BlackJackモード』を軸にしたストーリー。
今公演はサバイバー公演・ハンター公演という分け方ではなく、お当番およびゲーム参加キャラクターの組み合わせが異なるA・B・Cの3タイプに分けられる。
A公演・B公演・C公演とも各4公演、うち1公演ずつ衣装が異なる特別公演が行われたほか、A・B・C公演の全てを混ぜた上で「大トランプ大会」を開催するというコメディ公演が別途1回行われた。全13公演。
Episode3に続き、今公演でも舞台上に客席が設置され「ブラックジャックシート」として販売されたことに加え、一部公演のオンラインシートが販売された。
千秋楽のカーテンコールにおいて、今公演をもって第五舞台の三部作が完結したと発表された。
登壇イベント(公演以外)
『AGF2019 公開直前スペシャルステージ』
【登壇者】
幸運児/弁護士/傭兵/納棺師/占い師/探鉱者
2019年11月9日~10日に池袋にて開催されたAGF2019にて、「Episode1」上演に先立ちステージイベントを実施。キャストトークのほか、主題歌『Diagnosis』のお披露目が行われたことに加え、同日グリーティングも実施された。
『IdentityⅤ stage 大感謝祭』
会場:舞浜アンフィシアター
公演期間:2020年11月19日~11月20日
(※)
11月19日 昼公演…Episode1サバイバー編 夜公演…ハンター編
11月20日 昼公演…Episode3サバイバー編 夜公演…ハンター編
Episode1、およびEpisode3の公演後に行われたファンイベント。
2日間で4公演行われ、それぞれ該当するキャスト(※)が登壇した。役柄の衣装での登壇だが、トークはキャストによるもの。
トークのほか、テーマ曲のライブや原作ゲーム対決が行われた。ライブにあたりハンター編を担当する馬渕由妃氏、ゲーム対決の実況担当にのぴ氏が登壇。このほか、ゲーム対決にはシークレットゲストも登場した。