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概要

銀髪の青年。

幼少期より、両親や引き取った親族が竜に食われて死亡、どころか使用人として買った富豪の家でさえ竜の襲撃にあい全焼。

呪われていると罵られ、孤独の身であった所を同じ孤児であるレオニカと出会い、家族として共に育つ。

以降は都市ロナベーラでレオニカと共に狩竜人をしていたが、剣の才能に開花し始めたレオニカと違い、狩竜人としては足手まといであり、落ちこぼれと嘲笑われる始末。

それでもレオニカの最強になりたいという夢に共に歩もうと鍛錬を続けていたが、ある日、夢の中で壮年の男からレオニカを竜との戦いで失うという光景を見せつけられる。

その数日後、夢が現実になるかのように上位竜が竜の群れを率いてロナベーラを襲撃、レオニカは上位竜との戦いで劣勢を強いられる。

あわや悪夢が現実になろうとしていた所で、再び壮年の男が現れる。

彼こそはレオニカが命を落とした未来のラグナ自身であり、この未来を変えるために干渉していたのだ。

未来の自分から竜達と互角に戦える力……銀気闘法を授かったラグナは上位竜を打倒する。

ここからラグナによる全ての竜を滅ぼす滅竜の旅が始まった。

人物

幼少期より大切な人間をことごとく失い自分だけ生き残り、狩竜人として活動をした時もどれだけ努力しようとも才能の片鱗も見せなかったため、基本的に自己評価が低い。

人とのコミュニケーションも上手く取れずに複数の人間から注目されたり、人ごみを見ただけで気分が悪くなり、最悪嘔吐してしまう事も。

一方で、自分の大切な人達の仇でもありこれからも奪ってくる可能性を持つ竜には並々ならぬ憎悪と執念を燃やしており、竜を前にした時の彼は相方のクリムゾンからも「起爆寸前の爆弾」と揶揄されるほど。

戦闘力

銀気闘法と呼ばれる戦闘技法を駆使して、竜が操る魔力を凍らせる効果を持つ銀気を自在に操る。

これは全てを失った未来のラグナが竜を倒すために三十年以上もの実戦と修練を重ねて生み出した滅竜の極みとも呼ばれており、並の上位竜なら一蹴できて、竜達の実質的な指導者である竜王とも互角に渡り合える程の高い実力を持つ。