フィールバース
ふぃーるばーす
まず初めに。「フィールバース」は個人の創作で作られたものであり、既に実在する人物、名称等とは一切関係ございません。
著作者は中一なので、至らない部分がございましたら、みおん狂まで一言申し出ていただけるとありがたいです。
編集は自由にしていただいて構いません。
内容が複雑だと思うので、全部目を通してみることをお勧めします。
生態
アイ
アイは男女問わず「神眼(しんがん)」という眼を持つ。これは両眼に値するもので、「運命のパートナー」を見分けたり、相手を魅了することができる特殊な眼。相手を魅了することを「attract(アトラクト)」と言い、attractをする際の神眼は、瞳孔の色が白くなる。因みに、神眼の色は朱色や群青色など、それぞれ。(朱色が一般的)
PS発動後は、アイの視界が大幅に広がり、ノーズを見ることが最大の栄養となる。長時間パートナーを目にしないと吐き気や腹痛等と言った症状が続き、後に死に至る。
又、ノーズのヒート周期がないため、「愛汁」と呼ばれるはちみつ状の汗の匂いで、ノーズの子宮を生成、拡張できる。これは、アイによる性的興奮や、刺激によって分泌されるものであり、脇下や首などに出やすい。
女性
膣と肛門の間に精巣を持つ。精管は子宮の側面を後から通り、子宮の前に前立腺、尿道に行って射精することができる。
男性
陰茎がヒューマンよりも長い。日本人で言ったら16cmぐらい。おまけに尿道太めで精巣も大きめ。大容量。
ヒューマン
至って普通の人間。アイとノーズの体質が合わないため、吐き気などを起こしやすい。
ヒューマンからのアイ
アイのattractはヒューマンには伝わらない。ただ、attractの際に出るフェロモンに当てられて、吐き気などを起こす者もいる。
ヒューマンからのノーズ
ノーズのフェロモンは伝わるが、特に性的傾向には陥らない。又、ノーズのフェロモンに当てられて吐き気などを起こす者もいる。
ノーズ
ノーズは男女問わず妊娠することが可能な性別。全体の5%しか居ない珍しい存在。
ノーズ自身は「運命のパートナー」がわからない。だが、「運命にパートナー」にattractをかけられたりすると、微かに甘い香りがしたりするらしい。
ノーズは強気な者が多い。それは社会で「ノーズは興奮するとフェロモンを発し、アイやヒューマンに迷惑をかける」という認識が染み付いてしまっていると考えらている。又、ノーズが人に強く当たったり、自己肯定感が下がったりしてしまうのもその共通認識があるから、とも言える。PS発動後は、パートナーのアイの匂い、場合によってはパートナーアイに依存するようになる。その匂いはPS発動後のアイだけによるものであり、ノーズの最大の栄養となる。これはアイとノーズ、どちらにも共通することだが、相手の姿や匂いがあるだけで、食事はしなくても良くなるのが常識。ノーズにはヒート周期がない。そのため、アイが分泌する「愛汁」と呼ばれるはちみつ状の汗の匂いで、子宮を生成、拡張することができる(必要時間は24時間)
女性
子宮、卵巣、膣が通常(ヒューマン)よりも大きい。生殖活動しやすく、双子が生まれやすい。
男性
直腸の奥に、「愛汁」の匂いを嗅ぐことで生成する子宮がある。通常、子宮は存在しないため、普段から着床出血は起こらない。
本能の強さと後生
基本的に子孫を残すのは「ヒューマン×ヒューマン」or「アイ×ノーズ」。
アイとノーズのペアで子孫を残せる可能性がある組み合わせ8つを挙げると、「女性アイ×男性ノーズ」、「女性アイ×女性ノーズ」、「男性アイ×女性ノーズ」、「男性アイ×男性ノーズ」、「女性アイ×女性アイ」、「男性アイ×男性アイ」、「男性ノーズ×女性アイ」、「男性ノーズ×女性ノーズ」となる。後の4通りはかなり特殊で性別と生態が合っていないため、ランクの高さ等にも関係しており、受精確率が低い。
CR(カーストランク)
欲求の強さや本能による感じ方や性刺激の強さをランクづけたもの。
上からZZR→ZR→UUR→UR→SSR→SR→RR→R→NN→N
の十段階に分かれている。
強さをわかりやすくするとZ級(伝説級、20万人に1人くらい)U級(ゴジラ級、5万人に2人くらい)S級(有名人級、五千人に1人くらい)R級(そこらの高校の学年のトップ級、百人に2人くらい)N級(どこにでもいる人たち)。
性別が決まる染色体
ここではアイの染色体を「A」ノーズの染色体を「N」とする。因みに男の染色体は「Y」女の染色体は「X」、全部で46本(人の染色体の数)とし、対立遺伝子で性別が決まる。
例として、男性ヒューマンの染色体は22対(44本)+XY(2本)=46本、女性ヒューマンの染色体は22対(44本)+XX(2本)=46本となる。男性アイの場合、21対(42本)+XY(2本)+AY(2本)=46本、女性アイの場合21対(42本)+XY(2本)+NX(2本)=46本となる。
専門的な話なのでここらで締めておきます。
パートナーシステム
PS(パートナーシステム)
PSとは、パートナーと一生涯生きると誓った時に結ばれるシステムのことを言う。PSを結ぶには、アイとノーズの血液を通わせることが条件となる
例:ノーズのうなじを噛み、血液を舐める。
例:少し手を切り、アイ(自分)の血液を口に含む、そのままディープキス。
等々。ノーズの血をアイが含めば、PSは発動する。勿論、互いに相手の血液を含んでもおk。
PSは、アイ同士やノーズ同士では発動できない。又、PSは解除できない
PS発動後のアイとノーズ
パートナーになったアイとノーズは、視覚と嗅覚がそれぞれ敏感になる代償として、寿命が約半分削られる。つまり、永くても40〜50歳ぐらいまでしか生きられない。互いに支え合い、共生することが最も大事。
又、PS発動後は本能的に依存し合うことになる。勿論アイ同士やノーズ同士でもPSは発動できないが、依存し合うことは可能。ただ、同性の場合、フェロモンが似ているため、相手が嘔吐してしまったり等の体調不良が起きることが多い。
PS発動後、アイとノーズの頸(首)には、24時間以内に、青黒い痕ができる。これは、一般的に「PSの紋章」と呼ばれるものがあり、パートナーがいるという証になる。逆に言えば、「PSの紋章」がなければPSが発動できていない、と言い切ることができる。又、高校生や大学生等、周りに「パートナーがいる」と知られたくない時に使える「ネック(ネックガードとも言う)」という首を優しくカバーするようなものも売られている。ネックレスやハイネックに見立てた自然なものもあり、相手にもバレにくい。
又、アイとノーズそれぞれに体の変化がある(ここは生態参照)
その強い欲求を抑えるための「抑制剤」という薬がある。抑制剤は、専門家の処方を得て使うものであり、その理由としてCRに基づいて薬の強さが変わる。