シュリセル
しゅりせる
概要
mugenでのゲニ子改変キャラの一人。D4でのヌルヌル動作が特徴。
GoenikoD4をベースにグラフィックを刷新、CNSなどを組みなおしたキャラである。
GoenikoD4からはパレットの互換性も消失しているため事実上の別キャラである。
グラフィックは22B氏、プログラミングはJin氏、モード追加・各種調整はUJI氏が担当。
通常モーションの更新が一段落して以降はR18の特殊やられの更新がメインに切り替わっている。
また、性能の調整やグラフィック改変を行った海外製の派生キャラも複数存在している。
音声は当初、ゲニ子の流用、後にぬーぬ氏提供の『悪魔城ドラキュラ』シリーズのシャノアのボイスを実装したりしていたが、
2017年、グラフィック担当である22B氏の判断によって七草堂ひろきち氏とコラボし、その際に音声を一新した。
その直後に引退宣言を行ったが、宣言後にしたらば掲示板や匿名掲示板群で音声素材・SFFファイルの内容について問題が発覚した。
2023年8月、22B氏を名乗るアカウントがシュリセルのコイカツ画像を投稿。
当初はなりすましも疑われたが新規ドット絵の投下や関係者の発言などから本人であることが確定した。
同年9月支援サイトを開設し、キャラ更新を再開したがその際にも問題を指摘されている。
音声問題について
2017年のスプライト製作者である22B氏の引退後、
前述の新音声に関する問題が原因で利用規約に関して論争がしたらば掲示板内などで勃発し、
その過程でver1.84以前の音声に有料の同人音声素材が使用されていたこと、
その素材が「クレジット必須」「再頒布不可」としているにもかかわらず、
「未クレジット」かつ「再頒布可」としてシュリセルを配布していたことが問題視された。
2023年の復帰時、グラフィック担当の22B氏は音声の件について外部の掲示板にて以下のように釈明している。
- 騒動について知らなかった
- 利用規約についても同様でありミスであった
- 内密に連絡をし謝罪をしたが返信はなかった
ただし以下のような点から釈明について疑問符が付く部分もある。
- 22B氏がアカウント削除した時期が問題の発覚直後であり知らなかったというのは考えにくい事
- 復帰後、掲示板住民らに詰問されてもしばらく謝罪や釈明を拒否していた事
- 内密に連絡をしたと主張しているがそれを証明する類のモノは一切提示していない事
- この問題に関する正式な告知が支援サイトの支援者向け配布物のReadmeのみに留まっている事
グラフィック問題について
上記の音声の問題が発覚したあとにSFFファイル内にpixiv内のゲニ子の二次創作画像と酷似した画像が発見された。
色や線がおおよそ合致し、該当イラストのコメント欄などで許可を取った痕跡も見られなかったため、無断トレースの疑いがかかった。
復帰後のこのイラストについて22B氏はpixiv上では一切コメントしていないが、
トレース元とされているイラストがあるアニメのワンシーンのパロディ画像だったため、
Discord内のR18サーバーで「パロディ画像のトレスを糾弾されるのはおかしい」と言った趣旨の発言をしたのち、削除している。
その後X(旧ツイッター)上で画像生成AIの変換機能を使ったトレースの隠蔽とも取れるポストをしている。
また、後に無断トレースの他にも商業作品からのグラフィックの剽窃疑惑が上がっている。
支援サイト問題について
グラフィック担当の22B氏は2023年にモチベーション維持を理由にPatreonで支援サイトを開始しそこでシュリセルの配布を行っている。
しかしそれらに関してもいくつかの問題点が複数のサイトで指摘が上がっている。
- 開発に関わったJin氏、UJI氏の許可を取った痕跡がない事
- 前述した音声問題以外の問題が一切解決していない事
- 配布ファイルの内容がPatreon内のコミュニティガイドライン・利用規約に反している事
- 商用作品のドットを無断改変したキャラを該当キャラと共にサンプルとして掲載していること
上記の一部の指摘に対し、22B氏は「先行してMUGENでマネタイズしている人物に問題なかったから」の一点張りで支援サイトでの活動を強行している。
支援サイトで支援する場合は上記の問題を発生していること、それらによって何かしらのトラブルが起きる可能性があることに留意したうえで支援すべきだろう。