一瀬華
いちせはな
「一瀬華」とは、『結界師の一輪華』の主人公。(メイン画像手前の少女)
概要
結界師の一輪華の主人公兼ヒロイン。
日本を厄災から守る「柱石」の守護者、一ノ宮家の分家である一瀬家の少女。
幼少期より辛い境遇に置かれるも、本家の当主「一ノ宮朔」との出会いを機に、彼の婚約者となってしまう。
人物
一瀬家の双子の娘として生を受けるが、双子の姉「葉月」が高位の式神を作り出したのに対し、最下位の虫系の式神しか作れなかった為、両親から失望され「一瀬の出涸らし」とまで言われ冷遇される。
当初は自分がダメな存在と泣いていたが、使用人の紗江の一言で吹っ切れ、現在の負けん気が強くて捻くれた性格になる。
しかし、十五歳の誕生日に突如覚醒。
葉月を上回る程の術者になるものの、それでこれまでの扱いが無かった事になる訳も無く、力を隠して平穏に生きる事を目的にしていた。
が、十八歳のある日、本家の新たな当主となった朔に真の力を知られ、打算と人間性、両方の面から目を付けられて契約結婚を持ちかけられる。
基本的に優しい人間だが、術者関連で酷い扱いを受け続けた為、気を許した相手以外には弱みを見せず、手のひら返しする様な人間は蛇蝎の如く嫌う。
将来は術者と関係の無い人生設計を考えていたが、朔の脅しと報酬に目が眩んだ事で、平穏な暮らしから少しずつ遠のいている。
朔が比較的早く本気で華を好きになり、好意を隠そうともしない彼にドキドキする場面も。
早々にファーストキスまで奪われ、朔の当主としての覚悟を知る等、共にすごす事で華も彼を意識していく。
ただし、欲望に忠実過ぎて朔から脳天に手刀を叩き込まれる等、迂闊な面も少なくない。