【画像妖怪お題絵】
がぞうようかいおだいえ
毎月、絵だけしか残されていない妖怪をお題として取り上げ、そのイラストを描いたりする企画。
概要
「画像妖怪お題絵」とは、お題として出された「絵画に描かれた妖怪の画像」をベースとした「妖怪の絵を描く」という企画。
画像だけが存在する妖怪は、ほとんど名前やその細かい性質をもってないものが多いので、平行して、その妖怪の画像をベースにした「妖怪の呼び名と性質を考える」という回答も受けている。
ツイッターでのハッシュタグは「 #画像妖怪お題絵 」
お題
毎月、22日にあたらしいお題となる画像妖怪が発表されるが、お題が切り替わっても、以前のお題も永続して活用可能である。
これまでの画像妖怪
はじめの
(2012.8.22-)◎お題になった画像妖怪の画家……土佐行秀(?)
ふたつめの
(2012.9.22-)◎お題になった画像妖怪の画家……歌川国芳
みっつめの
(2012.10.22-)◎お題になった画像妖怪の画家……永島芳虎
よっつめの
(2012.11.22-)◎お題になった画像妖怪の画家……椙本舎(?)
備考
鳥山石燕の『画図百器徒然袋』は、土佐家に伝わる百鬼夜行絵巻に見られる妖怪たちの絵をもとに、それにデザインアレンジとキャプションをつけて一冊の本にしており、そこで執られている手法はこの画像妖怪お題絵とほぼ同様のものである。
また、昭和初期から後期にかけて書籍や雑誌に展開された妖怪の記事中、古い妖怪の描かれた絵画を図版として掲げ、その妖怪の性質や解説をキャプションとしてつらねて紹介しているものがあるが、それもこの形式に近しいものである。(例・「がしゃどくろ」の図版として利用された歌川国芳の「相馬の古御所」の錦絵)
伝承妖怪お題絵は、これとは逆に伝承しか存在せず、画像がないものにイラストをつける企画である。