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L96A1の編集履歴2013/04/01 19:30:52 版
編集者:H6354
編集内容:最近の変化を追記。

イギリスはアキュラシーインターナショナル社(以下、AI社)の開発したボルトアクション式狙撃銃、Precision Marksman(以下、PM)。

そのイギリス軍採用モデルの名称。

L96A1のその後

L96A1(PM)をベースにスウェーデン軍のトライアルに対応するためにArctic Warfare(以下、AW)が開発された。

AWは極地戦闘用を意味しており、寒冷地での仕様を想定した構造となっている。

多くの狙撃銃と違いアルミのフレームにポリマーのストックを被せた構造となっており、バレルはフレームに接続されたレシーバーのみと繋がったフルフローティング構造となっている。

工具さえあればバレルが簡単に交換が出来る構造になっている。

殆どの場合、PMではなくAWがL96A1の名前で呼ばれている。

短銃身黒色ストックのAWポリス(AWP)、サプレッサー内蔵バレルを装備したAWサプレッスド(AWS)、折りたたみ可能なストックのAWフォールディング(AWF)、マグナムライフル弾を使用したAWマグナム(AWM)、大口径のAW50、MSR(モジュラー・スナイパー・ライフル)向けに開発されたマルチキャリバーモデルのAX、等の様々なバリエーションがある。

各国での採用状況

スウェーデン軍ではPSG-90の名で、オーストラリア軍ではSR-98の名で採用。

英国ではAWへの改良後にL118A1の名で改めて制式化され(L96A1は順次L115系(最新はL115A3)に順次入れ替わる事となる)、.338Lapua Magnum仕様のAWSMがL115A1の名で制式化された。

ドイツ軍は.300Win Magnum仕様のAWMをG22の名で、AW50をG24の名で採用している。

他多くの国が採用している。

現在

AI社は2005年に一度倒産したものの無事再建。

AWシリーズは口径別に分類が変更され、7.62mmx51モデルは「AE」、旧AWMは「AW」、12.7mmx99モデルは「AW50」へとなった。

さらには新型ストックのAXを使用するAX338やAX50を開発・製造、従来のAISCストックもAXストックと一部部品を共通化したMark IIIを開発するなど、変化も見られる。

データ

全長1158mm
銃身長657mm
重量6550g
口径7.62mm
装弾数10発

関連タグ

狙撃銃 AW50

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編集者:H6354
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