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空気遠近とは、遠近法の手法の一つである。

概念

一般に遠近法と言えば、遠くのものほど小さく見えるような手法が思い浮かばれる。

これは線遠近法を用いた透視図であり、一点透視図法、二点透視図法などが存在する。

しかし、人間の眼に映る形をそのまま表現しようとすると、線遠近法だけでは不十分なことがある。

例えば、自然の風景の中で遠くのものがかすんで見えることがある。

これは眼に入る光の違いによる現象のため、今までの線遠近法では表現することができない。

この“かすむ現象”を表現するために、空気遠近法が用いられる。

絵画では、色を周りの風景と混ぜることで表現が可能となる。

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空気遠近の編集履歴2010/04/15 05:28:56 版