注ぐ太陽浴びて 楽しげに
はしゃぐ人の顔を
睨みながらに 横切っていく
徹夜明けの朝で
腹が立って 憮然な私の目を
避けた人の先に
「おはよう」っていって 伸びをする
寝癖たってる あいつが立ってた
気がついたら 目が合うような
淡いこいだなんて 興味も湧かないな
だけど何でだろう 顔を見れない
「関係ないよ、だって...あぁ、腹が立つ!」
見つけた太陽 睨み付けて
高鳴った胸に 蓋したって
この感情抑えられないな 気持ち悪くって
なんだろう 変な気持ちだ
ｗｏｗ ｗｏｗ ｗｏｗ
態度が顔に出ちゃって
謎に緊張しちゃって 声が裏返った
「この状況もう解かんないよ!頭にくる!」って
なんだか 馬鹿な私だ
教室は今日も平凡で アクビが出る
二人きりの窓辺
気にしちゃうんだよ 暇な態度で
ラジオを流しても
立ち上がった私は 油断していて
露骨にばれてしまう
聴いたふりしてた ヘッドフォンが
ずっとどこにも つながってないこと
「時がたてば 忘れるような
そんなもんでしょ」って どこかで強情で
だけど何でかな 口に出せない
腹たっていたって 言葉も出ない
慎重に 「態度で伝えよう」って
言葉を封じ込んで 今日も空回った
「この感じ続くなら 悪くもない?」って
なんだか 随分弱気ね
ｗｏｗ ｗｏｗ ｗｏｗ
「なんかご機嫌だね」って
「腹立ってるのわかんないの!?」って 頬をつねった
鈍感なその態度気に食わないんだ どうしよう今日がもう終わっちゃう
もう一回
太陽 睨み付けて
「沈むのちょっと待ってよ!」って 息吸い込んだ
高鳴った胸が苦しくて なんだか突飛な気持ちだ
伝えたいよって 走り出した
この状況もう解からないよ 爆発しそうだ
太陽が沈む前に 何とか伝えたいから
どうにかしてよ 神様!
