【ボクらの太陽】のサバタ
GBAシリーズのサバタ
(このページには一部ネタバレが含まれます。ゲームを未プレイの方はご注意ください)
声優は重松朋。
主人公、ジャンゴの生き別れた双子の兄であり、暗黒銃「ガン・デル・ヘル」の使い手である暗黒仔。
父は太陽仔であり、最強のヴァンパイアハンターでもあったリンゴ、母は月光仔の血を引くマーニ。
物心つく前から、母・マーニの姉であるクイーン・オブ・イモータル、ヘルに連れ去られ、暗黒銃の使い手として育てられる。
クイーンの下で僕(しもべ)として育てられたせいか、ジャンゴとの戦いのときにジャンゴに対する羨望ともとれる発言をする。
暗黒物質(ダークマター)を体内に宿しているので吸血変異を引き起こさない。
月光と太陽、受け継いだはずの2つの血をどちらも使えないが、
自らが死なせたカーミラを、そして弟であるジャンゴや仲間達を助けようとするその行為によって真なる月下美人へと導かれた。
【ボクらの太陽】でのサバタ
旅立ちの丘でジャンゴに立ちはだかり、意味深な忠告をしてくる。
カーミラとの約束のために自らの内にカーミラの魂を宿し、それと同時に力を得た。
真実を知っても尚、ジャンゴとの戦いを求め、敗れた。
その後にヘルとの戦いに苦戦するジャンゴと共に協力して母であるマーニを取り込み完全なるイモータルと化した、義母であるヘルを倒すことに成功する。
自らが殺してしまったカーミラを救う術を探し、
そして体内で燻る暗黒物質が未だ浄化されぬ故郷、『サン・ミゲル』にイモータルの気配を感じ取り
故郷である『サン・ミゲル』への旅に出る。
「ゾクタイ」は当初の案ではサバタを主役にするというものだった(続・ボクラの太陽~太陽少年ジャンゴ~公式ガイド コンプリートエディションの204ページにて記載されている)。
【続・ボクらの太陽】でのサバタ
今作では終始味方として登場する。
遺跡にてジャンゴ、おてんこ様との再開を果たすが、
奪われた太陽銃を持った謎のヴァンパイアとの戦いに敗れたことを告げる。
遺跡の最奥にてジャンゴと共に謎のヴァンパイアと再戦し、勝利を収めたかに思えたが、
ジャンゴ、サバタの父親であるリンゴと判明するのだが、その直後に
リンゴにジャンゴが吸血されてしまう(吸血変異、ダーインの支配を抑える月光仔の血を手に入れる為に仕方なく襲ったものであり、自由を奪われたためではない)。
強すぎる拒絶反応にジャンゴの危機を感じ取り、決死の覚悟でジャンゴの浄化を行うが、自らの身体を痛め、意識を失ってしまう。
その後に意識を回復し、地下水路にてダーインを追い詰めるが、再び逃げられ、
ジャンゴと共に螺旋の塔を昇り、ダーインの浄化に成功する。
その後におてんこ様に自らが月下美人であることを告げられ、苦悩するものの、
月下美人の能力を使い変異域への扉を開き、ジャンゴがヨルムンガンドとの戦いを繰り広げる中、
彼もまた終末の獣が放つプレッシャーと戦った。
【新・ボクらの太陽】でのサバタ
夢の中で破壊の獣の存在を知り、戦闘の末に人形使い「ラタトスク」に体内の暗黒物質(ダークマター)を利用され、操られてしまう。
血の「伯爵」、死の翼「フレスベルグ」、鉄の王「ニーズホッグ」、人形使い「ラタトスク」を引き連れ、自らが破壊の獣を蘇らせることを告げ、ジャンゴを閉ざされた牢獄へと葬り去る。
白き森ではジャンゴとの死闘の末に敗れ、自らを浄化することで破壊の獣の目覚めを妨げようとするのだが、彼は体内に宿る暗黒物質(ダークマター)によって生きながらえている故に、
太陽に焼かれ、浄化されることは即ち死を意味した。
浄化された後に現れた人形遣い「ラタトスク」によってサバタの遺体は奪われ、
その身に宿る月の血によって破壊の獣の封印を解かれてしまう。
楽園とよばれた月面都市「まほろば」にて破壊の獣との完全なる結合・共鳴を果たす。
狂気に染まり果てているが、戦い方によっては自らの意思と狂気の感情に苦しみ、
プレイスタイルによって生死が分かれる。