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概要

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序幕

その者が、どんな人間であったかの記録は、

意外なほどに残っていない。

ただ、機知に富んだその語り口は、多くの者を

ひきつけ、時に笑わせ、時に驚かせ、

そして不思議と心に沁みるものだった。

その才ゆえに、いつの間にか後世の者たちは、

その者を「寓話」の象徴のように用い始めた。

その者の名は、アイソーポス…この呼び方の

方が、より耳に馴染みがあるだろう。

イソップ――それは、伝説の語り部。

伝説の中に住む、語り部…

ストーリー

“イソップ童話”の想区

開幕:シャルルに導かれ、一行は“イソップ童話”の想区を訪れる。そこは、動物たちを主役として描いた物語が多く残されているイソップ童話の世界にふさわしく、多くの動物を由来とした住人たちがひしめく世界であった。一行は、イソップがいるという、「空中劇場」を目指して、歩を進めるのであった。

公演開幕

開幕:空中劇場」の入り口に到着した一行。そこで、イソップの待つ「空中庭園」に行くには、試練に挑戦する必要があることを伝えられ、それを承諾する。

第一幕「むかしむかし」

開幕:行は、第一の試練を受けるべく、「空中劇場」に入る。そこは異なる次元に作られた、花の咲き乱れる春の世界。一行を待ち受けていたのは、「春の劇場」を司る妖精、アネモネであった。彼女の差し向ける、ラ・ベル、ラ・ベット、そして薔薇の妖精アンファンと、一行は戦う。

終幕:勝利した一行に、アネモネは「第一幕」の観劇の資格があると告げて、上演を行う。行われたその演目は、遥かな古の世界の話。世界は“想区”に分かれておらず、『運命の書』は存在せず、人々は自分で自分の人生を選択していた。だが、ある日、世界の全てを襲う大災厄が訪れる…というところで一幕目は終わり、一行はさらに上を目指す。

第二幕「沈黙の霧」

開幕:「空中劇場」二階にたどり着いた一行。その前に現れたのは、夏の妖精ポーチュラカであった。そこで一階同様、「観劇のための試練」を課される。現れたのは、アラジンとその后ブドゥール姫、そして

ランプの魔精ジンニーであった。

終幕:勝利した一行は、「第二幕」を観る。それは、「意味消失」現象によって、己を失った人々が次々と消え去っていた時代の話。自分が何者かわからなくなった人々は、その形を保つこともできなくなった。それこそが“沈黙の霧”の正体であると明かされる。

第三幕「運命の書」

開幕:三階にたどり着いた一行。現れたのは秋の妖精モミジ。ここでもまた試練が課せられる。現れたのは、神童モーツァルト、宮廷音楽家サリエリ、そしてオペラ座の怪人ファントムであった。一行は、いまいちチームワークに欠けた三人と、戦うことになる。

終幕:試練に勝利した一行は、「第三幕」を観劇する。そこで上演された演目は、「意味消失」現象によって、消滅しかけていた人類が、なんとかして生存しようと、世界に「運命」と「役割」を与えるものを作り出したという内容であった。その作り出された、「読者にして作者」こそが、アルケテラーであると明かされる。

第四幕「アルケテラー」

開幕:「空中劇場」四階に到達した一行。そこで待ち構えていた冬の妖精プリムラの、「第四幕」を観るための試練に挑戦する。現れたのは、ヨリンゲル、ヨリンデ、そしてゴリアテであった。

終幕:一行は試練に勝利し、第四幕を観ることになる。そこで語られたのは、古の人々が、アルケテラーを作り、「運命」と「役割」を得ることで、消滅を免れたが、アルケテラーには限界があり、世界の全てを「物語る」ことができなかったため、物語の数だけ世界がぶつ切りになったこと。そして、「いつかそれも限界に達する」という不穏な予見であった。

世界の真実

終幕:四つの試練を越え、一行は「空中庭園」を目指す。その途上で、これまで見てきた演目について話し合う。“沈黙の霧”の正体、アルケテラー誕生の経緯、そして「限界」と「ゆらぎ」…考えれば考えるほど謎が深まる中、一行は、全ての鍵をにぎる、イソップのもとに向かう。

イソップの正体

開幕:ついに「空中庭園」に到着した一行。だがその前に、イソップに仕える、“黒き王”と“白き女王”が現れ、最後の試練を行おうとする。イソップに会うため、しぶしぶながら、一行は戦いに応じる。

終幕:黒き王と白き女王の課した試練も越えた一行。その前に、泉の女神キュベリエが現れる。そして、彼女の打ち明けた真実に、一行は驚きの声を上げる。創造主イソップの正体は、女神キュベリエであった。

「箱」

開幕:イソップの正体は女神キュベリエだった――という事実を一行は信じられない。しかし、それは真実であり、改めて驚く。キュベリエは、アルケテラーによって生み出された、想区の均衡と平穏を守る存在であったのだ。彼女が、自分の正体を明かしてまで、一行を呼んだ理由を話そうとした時、感知計が現れるはずのないカオステラーの反応を感知する。そして、ヴィランの群れが一行たちに襲い掛かる。

終幕:「空中庭園」へのヴィランの襲撃。それは、デウス・プロメテウスの仕業であった。エレナは、キュベリエが古き日にグリム兄弟より託された、「箱」を創造するため、「空中庭園」に残ることになるが、レヴォルたちは、「空中劇場」への侵攻を迎え撃つべく一階へ向かう。

急襲、プロメテウス

開幕:「空中劇場」一階には、すでにヴィランの大群が入り込み、激戦となっていた。駆けつけた一行は、これ以上のヴィランの侵入を止めるべく、入り込んだ敵を一掃し、正面扉の閉鎖を試みる。

終幕:「空中劇場」一階に侵入した敵を一掃した一行。と、思われたが、ヴィランたちの侵攻は予想よりも早く、ラ・ベットは傷を負い、扉の開閉装置は破壊されてしまう。やむなく一行は、二階に撤退する。

退却戦

開幕: 「空中劇場」二階に撤退した一行。アラジンたちにバリケード作りを任せ、一行はヴィランの迎撃を行う。

終幕:一行は、ヴィランの迎撃に成功するも、カオステラーによって、アラジンたちがヴィランに変えられてしまい、せっかく作り上げたバリケードも壊されてしまう。さらに襲い来るヴィランを迎え撃つため、一行は三階に逃れる。

創造者

開幕:三階に向かう一行であったが、その前にさらにヴィランが襲い掛かってくる。一行は、妖精たちを先に逃がし、少しでも時間稼ぎをすべく、ヴィランと戦う。

終幕:一行がヴィランと戦っていたその頃、「空中庭園」では、エレナが泉の中に入り、「箱」の創出を試みるが、難航していた。そこに現れる謎の影が、彼女に『創造』の助言を行う。

過去との戦いⅠ

開幕:「空中劇場」三階に戻ってきた一行。そこに現れたのは、死んだはずの、パーンを作った“フランケンシュタイン”であった。パーンの心の傷をえぐろうとするフランケンシュタインと、一行は戦う。

終幕:フランケンシュタインとの戦いに勝利した一行。しかし、敗れてなおもパーンに呪いの言葉を投げつけるフランケンシュタイン。その言葉に心を揺り動かされたパーンは、突如として固まり、動けなくなる。

過去との戦いⅡ

開幕:パーンを置いて、四階に到着した一行。だが、そこでも敵は襲い掛かってくる。現れたのは、ハーメルンの笛吹き男と、アロンソ・キハーノであった。彼らもまた、デウス・プロメテウスによって、カオスユニオンとして召喚された者たちだった。

終幕:笛吹き男とアロンソに、一行は勝利する。しかし、彼らと縁を持つ、アリシアとティム、そしてルイーサは、パーン同様動けなくなる。人の過去と、心の隙間をつくデウス・プロメテウスによって、一行は徐々に戦力を削ぎ落とされていく。

過去との戦いⅣ

開幕:「空中庭園」を目指す一行。その途上にある踊り場で、迎撃態勢を整えていた四季の妖精たちが、現れた敵によって壊滅したことを知る。黄金の像に変えられた彼女らを前に、戦慄する一行。そこに現れる、新たな敵。それは、エクスにとって、最も辛い相手であった。

終幕:ファムに勝利した一行。エクスは、偽りのファムの言葉に心を揺らされ、彼もまた固まってしまう。現れた謎の少女――『鏡の巫女』の後を追い、レヴォルとシェインは、「空中庭園」を目指す。

高貴なる闘い

開幕:一方その頃、「空中庭園」では、カオステラーの侵攻を受け、シャルルは戦闘不能になり、他の者達も、ことごとく、黄金に変えられてしまっていた。窮地に追いやられるキュベリエたちであったが、そこに現れる、黒き王と白き女王。二人はそれぞれ、本来の姿に戻り、カオステラーと壮絶な戦いを展開する。

終幕:黒き王と白き女王の二人に、劣勢にさらされるカオステラー。しかし、鏡の巫女の登場によって形勢は逆転する。

最後の女神ぱわー

開幕:カオステラーにより、仲間たちを黄金に変えられてしまったレヴォル。たった一人の戦いを強いられることとなった彼は、必死の抵抗を続けるが、襲い来るヴィランと、カオステラーの力を前に、劣勢は覆らない。それでもなお抗う彼の姿を見て、キュベリエは決意を固める。レヴォルに、決して希望を捨ててはならないと語り、彼女は全霊の力をもって奇跡を起こし、戦闘不能となった仲間たちを復活させ、この地に集結させた。

終幕:一行は、カオス・ミダス王との戦いに勝利する。しかし、あまりにも規格外の力の使い方をしたせいで、キュベリエは消滅してしまう。悲しみにくれる一行。一方、泉の中のエレナは、ついに「箱」の創造に成功する。

絶対絶望

開幕:泉から戻ったエレナが聞かされたのは、「キュベリエの死」であった。呆然とする彼女の前に、鏡の巫女によって、呼び出されるデウス・プロメテウス。「箱」の存在を知った彼は、一行からそれを奪い取ろうとする。拒絶する一行に、デウス・プロメテウスは、力ずくで奪い取ろうと迫る。

終幕:デウス・プロメテウスとの戦いに、一行は勝利する。あまりにもあっけない勝利に、勝利の喜びすら湧き上がらない。惨めに、みっともなく、命乞いをしながら消滅するデウス・プロメテウスの姿を見て、一行はただ脱力する。「自分たちの親しき者たちは、こんな男のために死んだのか」と。だが――

最古の女神

開幕:勝利の余韻すらなく、呆然とする一行。彼らを見て、突如笑い出す鏡の巫女。一行が倒したのは、彼女が作った、「そうあってほしい」という、一行の願望が形となった、偽りのデウス・プロメテウスだった。人の心をどこまでも弄ぶ彼に、一行は再び戦いを挑む。

終幕:デウス・プロメテウスの圧倒的な力の前に、一行は手も足も出ないままに追い詰められる。せっかく創造した「箱」すらも奪われかけたその時、突如現れた謎の少女によって、デウス・プロメテウスは、別の想区へと飛ばされる。少女の正体は、全ての“キュベリエ”の本体――オルド・キュベリエであった。デウス・プロメテウスは、シャルルが作り上げた、「対デウス・プロメテウス」用の想区、“グリムノーツ”の想区に送られたことが明かされる。


前回限定武器進化イベント「ハロウィン・メモリーズ・後編
次回キャラクターイベン「自由への旅路

関連タグ

グリムノーツ グリムノーツ年表

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