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トニオ・トラサルディー

とにおとらさるでぃー

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部(ダイヤモンドは砕けない)に登場するキャラクター。
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概要

イタリア人のスタンド使い。
杜王町でオーナーシェフとして、イタリア料理店「トラサルディー」を一人で営んでいる。物腰も柔らかく、至って温厚で善良な性格だが、怒ると振り向きざまに包丁を投げつけるくらい怖い。味見係として、子犬を一匹飼っている。職業柄、衛生には人一倍気を遣う。

生まれつきのスタンド使いらしく、料理修行の旅に出ている際に自分の能力に気付いたらしい。
故郷であるイタリアの料理界では、若造というだけで認めてもらえなかった為、競争が激しいぶん自由がある日本にチャンスを求めて杜王町にやって来たとの事。
イタリアの歴史と食文化に誇りを持っていることから、一部の食通にウケるような特殊な料理や高級料理ではなく、素材の味を活かしイタリア人の生活に長年密着して培われていった庶民的な料理を出すことをポリシーとしている。
実際に彼が作るイタリア料理は至極ありふれたものばかりだがとてつもなく美味しく、お坊ちゃん育ちで味にうるさい億泰の舌を完璧にうならせた。後述のスタンド能力は、あくまで治癒効果をもたらすだけで、料理の味は彼自身の腕前によるものである。

その治癒効果のリアクションが大げさ過ぎたため、仗助からは億泰を殺そうとしていると誤解されたが、トニオの人柄を見て誤解は解け、トニオも自分と同じスタンド使いに出会えたことを光栄に思っていた。その代わりに手を洗わずに勝手に厨房に入った罰として、仗助は厨房の掃除係としてこき使われると言うオチになった(億泰は自分の料理を美味しく食べてくれたこともあってか特にお咎めはなかった)。

その後、矢安宮重清の死亡直後のスタンド使い達の集会にも顔を見せており、一連の話を聞いた後「私はお店に来るお客様に注意しましょう」と殺人鬼・吉良吉影を警戒するようになる。4部最終回の杉本鈴美の成仏にも立ち会っている。

登場した話数は第4部174話中、わずか4話(あとはモブシーンで数回登場)であるにも関わらず、根強い人気を誇るキャラクターである。

また「スタンド能力を直接間接問わず他者への攻撃に使用する気が一切なく、戦闘も発生しなかった」という非常に稀有なスタンド能力者であり、同様のスタンスで能力を使用する辻彩と並んで第4部におけるスタンド能力者の扱いの特殊性を象徴している人物である。

スタンド『パール・ジャム』

パール・ジャム


破壊力:E スピード:C 射程距離:B 持続力:A 精密動作性:E 成長性:C
ミニトマトに顔と腕が生えたような不気味なデザインの上、いっぱいいるので、一見するととても怖い。物凄く小さい。

料理に混入させることで、食べた者の身体の不調を治癒する能力を持つ。まさに「医食同源」を地で行く能力と言える。
治癒できる病状は、混入する料理の栄養価や薬効が大きく影響する(その為、出す料理は「お客様次第」である)。

ただし、効果の現れ方が

  • 眼精疲労解消の為、眼球が萎むほど涙が迸る
  • 肩コリをとる為、肉が抉れて見えるほど一度に大量(ソフトボールぐらい)の垢がボロボロ出る
  • 虫歯が弾けるように抜け飛んだ直後、超高速で新品の歯に生え変わる
  • 下痢で荒れた内臓が治癒する際、激しい腹痛と共に破裂したかの如く体外へ露出する
等、瀉血治療にも程があるスプラッター具合なので見ていてとても痛くて怖い。
食べる人次第でスナッフフィルムも真っ青のゴアシーンが展開されるのである。もっとも、仗助たちが来店するまで騒ぎにならなかったので、スタンド使いにしか様子が解らないのかもしれないが。

でもとにおさんはいいひとです。すたんどもむがいだよ!

ちなみに、健康な人には同じ料理を食べても治癒効果は現れない。

よく考えたら、スタンドを食べられている事になるのだが、トニオさんにダメージは無い。
人間に食べられてもスタンドにはダメージは無いわけだが。
スタンドは切り刻まれたりして調理されている事になる。この事でトニオさんにダメージが無いと言うのは、やはりそういう能力と考えるべきなのだろうか。無限量産タイプのスタンドとも考えられる。

食品衛生管理について考える


劇中で出た料理

店にはメニューはなく、トニオが客の体調を診断した上で「お客様次第」の料理を出す。
ここでは億泰が食べた料理を紹介する。以下の料理が全て込みで代金は3,500円である。

  • 飲み物: (キリマンジャロ産のミネラルウォーター。これは無料)
  • 前菜: モッツァレッラチーズとトマトのサラダ(カプレーゼ)
(超定番イタリアサラダ。日本で言ったら、味噌汁くらい食べられている)
  • パスタ料理: 娼婦風スパゲティー(プッタネスカ)
(ミートソースよりも古いスパゲティー。日本で言ったら月見そばくらい食べられている)
  • メインディッシュ: 小羊背肉のリンゴソースかけ
(唯一の高度料理。定番ではあるが、再現は難しい)
(もちろん手作りのこだわり品。ポケモンでは無い)

  • 飲み物: カプチーノ(仗助が注文。億泰が食べたコースとは別)

庶民的料理ばかりなのだが、億泰の満足度からして、3,500円以上の価値があると言えるだろう(むしろうまい料理を食べて体の不調が治るのだから治療費と考えてもかなり安いと言える)。

その他

恥知らずのパープルヘイズ」における設定

スピンオフ作品である「恥知らずのパープルヘイズ」では彼の出自が描かれている。
本名はアントニーオ・ヴォルペ。トニオはアントニーオの愛称、トラサルディーは母親の旧姓である。
本来は貴族であるヴォルペ家の跡取り息子であったが、料理人の道を志したために父親に勘当され、弟であるマッシモ・ヴォルペに跡目を譲っている。ヴォルペ家は既に没落していて、マッシモは人生観の空虚さからスタンド能力で麻薬を産み出す悪人になっていたが、実家とは絶縁状態のトニオが、それを知っているかどうかは定かではない。

岸辺露伴は動かない

『エピソード6 -密漁海岸- 』にてヴェルジーナという恋人が登場。
彼女の病気を治すために、岸辺露伴へクロアワビの密漁協力を頼む。
ただし、あくまで外伝作品のため、作中の描写から考えるに本編の設定通りとは言えない。
…が、TVアニメ版4部の第3クールOPではトニオがクロアワビを抱えてたりする

フリーゲーム「ディアボロの大冒険

ディアボロの大冒険


ダンジョン内で「レストラン・トラサルディー」を経営しているNPC。基本的にはディアボロの味方であり、有用なアイテムを購入したり、売却額から不確定アイテムを鑑定できたりと冒険をサポートしてくれる存在(レストランとか言っている割に食品が一個も売られていない時もあるのは御愛嬌)。
ただし、ローグライクゲームにおける店主キャラの例にもれず、万が一怒らせると非常に危険
彼と敵対状態になった瞬間、フロア全体に「ブチ切れた仗助」と「ブチ切れた億安」が無数に登場、ボスの逃げ道を完全にふさいだ上でトニオさん本人もドーピングコンソメスープでも飲んだかのようなマッシブな体型に変身して石鹸片手にボスを容赦なく殴り殺してくる。
ハッキリ言って、正面切って倒すのはまず不可能。トニオさんから泥棒するなら相応の覚悟を決めたうえで行おう。……不慮の事故でうっかりトニオさんに攻撃が当たったとしても、彼は決して見逃してはくれないので、そうなったら諦める他ないが。

元ネタ

「薬膳料理を食べると過激な生理反応を現しながら体調不良がみるみる治る」というプロットは筒井康隆の短編小説「薬菜飯店」が元ネタと言われている。

声優

松原大典(ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル)
川島得愛(テレビアニメ版)

関連項目

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない イタリア料理を食べに行こう
スタンド ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧 コック

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