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概要

白猫世界の大勢力の一つ、無数の島々で成る国家<連邦>

その島の一つ、<リンツ島>に住む老人の剣士。

登場当時はリンツ島の家に一人で(あるいはエマと共に)隠居していたが、ワールドエンド終了後はエレノアと共に暮らしている模様。

ギルドに所属する冒険家でもあり、仕事で外の島に行ってはお土産を持ってくるが、エマ曰く「変なものばかり」だという。


本名は「グラハム・オウガスタ」


かつて<ガリウスの護剣>の名で知られたガリウス国の近衛隊長だったが、国の政変で主人である姫様を含むガリウス家の者は全員処刑されてしまい、結果的に心が壊れてしまった

登場当初は姫様の死を受け入れられず、若い娘を姫様と間違えてしまい、「姫様」と従事しては周囲を困らせてしまっていた。

ワールドエンド後は姫様の死を受け入れ、上記のことは起こらなくなっている。


非常に高い戦闘力を持ち、特に剣術に限った話で言えば最強クラスに位置する。

カオスエンブリオの過去回想にて、もっと昔は戦場で生まれ育ち、ただ人を斬り続け、<剣鬼>の名で呼ばれる戦場の悪魔と化していたことが明かされた。

ガリウス家に雇われ、<ガリウスの護剣>と呼ばれるようになってもその本質は変わらず、ただ斬れるか斬れないか。それだけが彼の価値基準だったが、姫様との出会いが彼を変えた。その赤子の弱々しさと相反する力強さに圧倒され、斬れないと悟った。それと同時に自分の剣に意味を見出し、姫様に剣をささげることを誓った。

また、ガリウス家に仕えたのちにその驚異的な剣術を騎士団に指南するにあたり、型を改めたものを<ガリウス流>という流派としてブラッシュアップしている。


登場

蒼き炎のテンペスト

序章にて、酔っぱらいの村人グンナルに突っかかられていたエマを助ける。

本編1話では、ギルドの依頼でリンツ島に訪れたばかりのアイリス>を姫様と間違えてしまい、従事しているところエマに注意される。


中盤では、魔幻獣を鹵獲しようと森に入った、アンジェラ率いるウルドの小隊をエマと共に妨害。彼が直接手を下すことはなかったが、罠などで小隊の動きを大きく遅らせた。


終盤には魔幻獣にトドメを刺し、彼と共に心中しようとしたエマをロープ一本で助ける活躍を見せた。

最終話ラストでは、魔幻獣の砕けた開けた空き地に様子をうかがいに訪れていたが、なぜかその地にかつて失った主人である姫様が倒れており、急いで駆け付け彼女を保護した。


とらぶるトラベラー

本編にはほとんど登場しなかったが、最終話ラストにて登場。

姫様が目覚めたことに喜びを表したが、彼女が記憶を失っていることを悲しむ。しかし、記憶を少しずつ一緒に思い出せるよう寄り添うことをすぐさま彼女に示す。


亡國のツバサ

こちらも本編には登場しなかったが、こちらは最終話後の追加ストーリーで登場した。

少女が自身の「エレノア」という名前を思い出し、それが自身の従事していた姫様の名と違うことから彼女が姫様でないと感じてしまうが、その事実を自分の中で否定するようにエレノアを姫様と呼ぶ。


カオスエンブリオ

序章3話にて登場。

思い出した記憶の一部から、自分には何らかの使命があるのではと考えていた姫様に対して、ここで静かに暮らすことを提案したが、彼女はそれを否定。私情が混じっていたことを恥じ、その使命を果たすためにすぐに出発しようとしたが、ルーファスが彼の力を借りるため訪ねてきた。


本編では中盤、ルーファスの視点で展開されるため、協力の交渉に登場。最初は自身が剣を貸す大義が足りないとして断ろうとしたが、ルーファスが追う組織が麻薬も製造しており、その麻薬がかつての故郷であるガリウスで政変が起きた際、民衆にバラまかれた麻薬と同じという情報をルーファスが提示すると、かつての因縁を晴らすという大義もできたため、彼に協力することに。

研究所に侵入後、研究所内に居た少女が魔物に変化し、エマと姫様が連れ去られてしまう。姫様が連れ去られたことから怒りがこみ上げ、異常を検知し部屋に駆け付けた警備兵を(警備兵は銃を持っているにもかかわらず)全員素手で制圧

制圧後は警備兵の一人を拷問。施設内で作られた怪物の名称とそれらが研究所を徘徊している理由、被験者の出どころ(カペレ教)と施設の本業についての情報を得るが、直後に増援が襲撃。ピンチかと思いきや、これらも剣一本で制圧。その後の会話でルーファスに姫様の名前について追及され、記憶が混濁し錯乱。気を失ってしまう。

気を失っている中、彼は昔の記憶を思い出していた。


生まれ育った戦場での記憶。


姫様と初めて出会ったときの記憶。


姫様が幼き頃の思い出の記憶。


領内の民衆が蜂起し、女子供も関係なく彼らを皆殺しにした記憶。






そして、姫様を埋めた時の記憶


ルーファスの呼びかけで何とか目を覚まし、彼と共に精神脆弱でありながらも、ジェファーソン(シェリルを改造した男)のいる研究所深部に突入する。

兵器研究室内にあった対魔幻獣用兵器で扉を何ヶ所かこじ開け、エマ・姫様と連れ去った少女のいる部屋を見つける。中にいた少女は魔物になり、グラハムは彼女と戦闘。再生力が高いため決定打に欠けていたが、ルーファスの理論とジェフの意地で少女の魔物化を解除。エマと姫様を助けるも安堵する暇もなく研究施設は自爆工程最終段階に移行。

少女を含めた5人で駆けていき、何とか脱出用の飛行艇に乗り込む。その後は少女をルーファスの伝手の信頼できる病院へ送り届け、シェリルを助けるため4人で教団のいる島へ飛んだ。


WORLD END

追記予定


Fragment Versus

エレノアの過去回想(<キングスロード>を授かって直後)で登場。

もう一人のエレノアのことについて相談され、自分自身と斬り合うという決断に迷いはないのか確認し、迷いのない目で「はい」と答えたエレノアに感心し、彼女を励ました。

また、8周年エレノアの思い出でも登場しており、内容は上記のやり取りの続きが描かれる。

世界の敵となる者たちとの戦争を目前に修行するエレノアを指南する。ますます上達するエレノアの剣術を賞賛するも、その精神のどこかに自己犠牲を孕んでいることに難色を示し、その危険な状態で戦場に行かせないため、友としてエレノアと手加減無しの仕合を行う。その剣術でエレノアを圧倒するも、主人公ルーンの光からエレノアが改めて自身の願い・役目を認識し、<ガリウス流>花紅柳緑(かこうりゅうりょく)で反撃。その覚悟と一太刀で彼女はもう心配ないと確信。駆け付けてきた主人公キャトラにも生きて帰ってくるよう伝えた。

そしてその指南は、彼女に新たな力を与えるきっかけとなる


LiNK Fragment

前回のラストの伏線を回収する形で登場。

ハルモニアの魔獣について調べるために、アレス三兄弟と共にハルモニア王国に潜入する。

開戦篇ラストにてヨハンが発動した爆破に巻き込まれた黒衣のエレノアイクシアを保護する。

また、因縁編最終決戦でも登場しており、ヨハンの召喚した魔獣を殲滅・ラストアタックの補助をする活躍を見せた。

関連キャラクター

エレノア

リンツ島の魔幻獣が消滅した地に倒れていた少女。

当初は彼女のことをかつて失った姫様と思い込んでしまっており、彼女を保護する。

その後は少しづつ本来の記憶を取り戻しつつもグラハムは彼女を姫様とずっと思い込んでおり、半ば押しつけのように彼女を姫様としている。

ワールドエンド終了後はしっかり「エレノア」という一人の人間として共に暮らしているようであり、よく彼女に剣の稽古をつけている。


エマ・イングラム

リンツ島に住む巫覡の少女。

登場当時はそれぞれ「魔幻獣を友達と呼ぶ危険な少女」「失った姫様の影を追いかける老いぼれ」という関係上、お互いに支え合う関係にあった。


ルーファス

以前ギルドの依頼でチームを組んだことがあり、顔見知り。

その時はかなり大変だったみたいだが、ルーファスが機転を利かせて魔物を一網打尽にして何とかした模様。

カオスエンブリオではシェリルの正体が、ルーファスの開発した「人工物と生体の融和」を悪用して造られた改造人間であり、それ関連の魔幻獣を何とかするため、グラハムの力を頼ることになる。


主人公 アイリス キャトラ

はじめて会ったときはアイリスのことを姫様と勘違いしてしまい、従事した結果変な人とちょっと変な人と思われたが、エマの説明やその後の交流から仲を深めることになる。


ロイド・イングラム

自分の主君を実験感覚で死ぬ様に画策した人物。

WORLD END本編で語られた真相によれば

「ガリウス国民の、王族への嫉妬心を徹底して煽る」→「麻薬で民達の理性を奪う」→「民達がクーデターを起こす」→「王族達がクーデターの末に鏖殺される(グラハムの主君であるマルグリット・ガリウスの処刑はロイドが直々に執行した)」

というプロセスだったらしい。


黒衣のエレノア

並行世界から訪れたもう一人のエレノア。

ヨハンの爆破に巻き込まれたところを助けたのだが、彼女の目的も知ってなお自分を助けたことに黒エレノアは疑問を持っており、それに対し彼は特に理由はないと答える。


イクシア

黒衣のエレノアによって飛行島から移動要塞に誘拐された、記憶を失った半獣の少女。

助けてもらったことから懐かれており、それが理由で黒エレノアはグラハムを殺せなかった。


関連タグ

白猫プロジェクト ワールドエンド 老兵





















LiNK Fragment『発動編』にて、イクシアの争奪戦となり多勢に無勢で負けそうになった黒エレノアを庇う

なぜ庇ったのか聞くと、彼は黒エレノアのいた世界の自分は黒エレノアを助けなかった。その代わりとして彼女を庇ったと語る(混乱状態の戦地を膠着状態に持ち込ます目的もあったと思われる)。

破壊の双子アレス三兄弟も黒エレノアに加勢するも、彼女自身はそれを拒否。

彼らが黒エレノアに寄り添うも、今の彼女には火に油を注ぐ行為でしかなく、激情に駆られた彼女は最も近くにいた者、グラハムにその刃を刺してしまう


「エレノア……殿……」

「この世界は……哀しみや……」

「怒りだけでは……」


彼女の刃を受け、瀕死の重傷を負ってしまったグラハム。

イクシアアイリスサヤのおかげで何とか意識は持ち直すものの、危険な状態に変わりない。加えてヨハン死亡によるハルモニア国民魔獣化という大混乱で、もはや全滅といった状況に。


戦場の混乱を収めようと動いた結果、むしろ戦場を激化させる原因になってしまった。





















すまない、遅くなってしまったよ

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