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グローランサー

ぐろーらんさー

『グローランサー』とは、ATLUSから発売されたプレイステーション及びPSP専用ソフト。グローランサーシリーズの1作目。
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概要

『グローランサー』とは、キャリアソフト開発、ATLUSから1999年11月25日に発売されたプレイステーション専用ソフト。「グローランサーシリーズ」の1作目。

Best版は2001年7月26日、2009年5月14日にはリメイク版がPSPで発売された。


基本はフィールドを移動し、敵と接触すると戦闘が始まるRPGであるが、仲間キャラクターに好感度が設定されており、条件を満たすことで告白されるというギャルゲー的要素も持ち合わせている。ストーリーの合間に休暇イベントが発生し、任意のキャラクターと交流を深めることができる。


主な登場キャラクター

パーティーメンバー

PLAYER

プレイヤーの分身となる主人公。17歳。固定メンバーのため外すことができない。デフォルトネームはなく、また、無口主人公のため喋る事はない。

まだ赤子の頃、捨てられていたところを宮廷魔術師のサンドラに拾われ、育てられて今日に至っている。物語開始時点で自分がサンドラの息子ではないことは知っている。金と銀のオッドアイを持つミステリアスの雰囲気を持つ少年で、この世にとって光とも闇とも成り得ると占われた過去を持つ。ある時に見た不思議な夢をきっかけに旅立つ。

「Ⅱ」から姓名とCVが設定され、デフォルトネームが「 カーマイン・フォルスマイヤー」となり、千葉進歩によるCVも付いた。伴ってドラマCD等以降の作品では普通にしゃべり、そこでは仲間思いでありながら自信家としての一面も覗かせ、ある場面ではジュリアンに対し「俺を誰だと思っているんだ?」と言い放った。


ティピ (CV:豊口めぐみ

サンドラが造った人工生命体(ホムンクルス)で主人公のお目付け役。0歳。喋らない主人公の代弁者でもある。見た目は小さな妖精そのもの。明るく元気な性格。


ルイセ (CV:小松里賀

サンドラの実の娘で主人公の義理の妹。14歳。固定メンバーのため外すことができない。主人公とは良き兄妹関係を築いており、同時に血のつながりがないことも知っている。月齢が生まれてくる子供の魔力に影響を与える世界において、皆既日食の日に生まれている。そのため強力な魔力を秘めており、多彩な魔法を使うことが出来る。その才能に反して本人は弱虫で主人公に甘えてばかりいる。

「Ⅱ」では主人公と同じく「フォルスマイヤー」の姓が設定された。


ウォレス (CV:玄田哲章

両目と右腕を失った元傭兵。36歳。固定メンバーのため外すことができない。常に落ち着き払った言動で若者を導く年長者。

サンドラに魔法を利用した義手と義眼の製造を依頼しており、その縁で主人公とルイセと出会う。魔法の眼のおかげで「ぼんやりとしているが影が見える程度」には視力が回復した。全盛期時代は当時のインペリアル・ナイトと渡り合うほどで、いつまでも決着がつかなかったと述べている。

余談だが、設定や声優がこのキャラとよく似ている。


ミーシャ (CV:豊嶋真千子

ルイセの学友。三つ編みにメガネでドジッ娘。15歳。身寄りの無い自分を拾ってくれた魔法学院のに多大な信頼を寄せている。主人公に一目惚れしており「お兄様」と呼び慕う。


アリオスト (CV:三木眞一郎

魔導研究家。25歳。ウォレスの年齢と経験から来る冷静さとは異なる、知識に裏付けられた論理的思考による冷静さを持つ。魔法学院の敷地内に研究室を与えられており、人が飛べるようになる装置の開発に没頭している。実は人間とフェザリアンのハーフ。


ジュリアン・ダグラス (CV:手塚ちはる

主人公たちが旅の途中で出会う美少年。17歳。剣士だが、何故か剣を捨てようとしているところに出くわす。イベントを経由すると実は女性であり本名が「ジュリア・ダグラス」である事が判明する。いわゆる男装の麗人であり、彼女の正体を知ることがエンディング条件となる。カレンと並ぶ作中屈指の巨乳の持ち主。


ゼノス・ラングレー (CV:遠近孝一

流浪の傭兵。25歳。唯一の肉親である妹の身を常に案じる妹想いの好青年。闘技大会の決勝で主人公と闘う。


カレン・ラングレー (CV:浅野るり / 水谷優子

ゼノスの妹。20歳。保養所で看護師(当時は看護婦)をしている。作中屈指の巨乳の持ち主。心根は優しいが幼い頃からゼノスと二人きりだったため、ゼノス以外の人間とあまり親しくなろうとしない。実は両親は再婚しており、カレンは母の連れ子のためゼノスとは血縁関係がない。しかし再婚がカレンの幼少期だったことや、ゼノスも気にしていなかったことからカレンがその事実を知るのは後になる。

「Ⅱ」にも登場しているが声優は異なる。


エリオット (CV:鶴野恭子

盗賊に襲われていたところを主人公に助けられる。線の細い少年。14歳。良家の出のようだが出自がハッキリしない。なぜかリシャールと顔がそっくり。


リシャール (CV:鶴野恭子

バーンシュタイン王国の新王。14歳。争いを望んで隣国ローランディアの攻撃に至り、戦争を引き起こす。傲慢かつ苛烈な性格だが、それは新王になってからのもので王子であった頃を知る者は性格の変化に違和感を感じている。

PSP版ではイベントが追加され、パーティーメンバーの一員となる展開が用意された。


アメリア (CV:田村ゆかり

PSP版にのみ登場。若き魔法研究員。19歳。真面目そうな外見とは裏腹に明るく調子の良い性格。また方向音痴でよく迷う。


サブキャラクター

サンドラ (CV:二木静美

主人公の義母でありルイセの母親。国に仕える宮廷魔術師。

予言によって主人公が「世界を救う光、世界を滅ぼす闇」ということを知りながらも彼を引き取り、正しい心を持つようにと育ててきた。常に敬語でクールな女性であるが、「Ⅱ」の番外編では彼女の少女時代が描かれており、感情豊かな努力家であったことが明かされた。ちなみに婚約者の一人にウォレスが上がっている(誰が夫になったのかは不明)


アーネスト・ライエル (CV:置鮎龍太郎

バーンシュタイン王国に仕えるインペリアル・ナイツの一人。同僚のオスカーとは親友であり、共にリシャールに絶対の忠誠を誓っている。一見するとクールで冷酷な印象を与えるが、実際は友情に厚い一面を持つ。


オスカー・リーヴス (CV:上田祐司

バーンシュタイン王国に仕えるインペリアル・ナイツの一人。温厚な性格だが不正や不義理を見逃さないタイプ。アーネスト・ライエルとは親友同士だがリシャールの存在を巡って対立することになる。


ガムラン (CV:麻生智久

元ベルガー傭兵団の副団長の1人。ウォレス、ウェーバーとは同僚だったが、ベルガー団長が行方不明になった際は早々に見切りをつけ離反した。ウォレスとは相当折り合いが悪かったらしく、団長の目がなければ殺していたかもしれないと語っている。

呪術・毒物の扱いにたけており、それらを平然と使いこなす冷酷さと残忍性を持つ卑劣漢。現在はバーンシュタイン王国の「暗躍する騎士たち」ことシャドー・ナイツのマスターとなっている。様々な策謀を巡らし、主人公たちを罠に掛ける。


ウェーバー (CV:今村直樹

元ベルガー傭兵団の副団長の1人。ウォレス、ガムランとは同僚だった。現在は生き残った部下たちを率いてランザック王国に仕えている。勤労実直な性格であり、信用に値しないガムランを前にしても国のためにとバーンシュタインと協定を結ぶ道を取った。


ベルガー (CV:稲田徹

ベルガー傭兵団の団長でウォレスの上司だった人物。復活したゲヴェルと戦った際に消息不明となる。剣技と魔法に秀でた実力者であり、団員たちの中で殆どゲヴェルと互角に打ち合った。


ヴェンツェル (CV:江川央生

宮廷魔術師サンドラの師であり、かつて魔法学院の学院長を担っていた老人。現在はランザック王国のお抱え魔術師となっている。エリオットとリシャールの関係を知っており主人公たちに力を貸す。


ゲヴェル (CV:滝下毅

本作の黒幕の一人。かつて世界を支配しようとした伝説の怪物。しかし民衆に味方した5人のグローシアンによって水晶に封印された。この5人はのちに光の救世主、グローランサーと呼ばれた。ただしグローランサーの始まりは「3」の主人公に対する功績がもとになっている。

全5体が存在するが、劇中で主に活動するのは最初に復活した「ゲヴェル」となる。歴史の裏から暗躍し、人間を利用することで世界を統べようとする。


メルフィ (CV:富田麻帆

PSP版にのみ登場。主人公たちの旅先で出会うフェザリアンの少女。以前、グローシアンに両親を殺されており、人間(特にグローシアン)に対して強い敵愾心を持つ。仲間のジャスティンには心を開いている。


ジャスティン (CV:増谷康紀

PSP版にのみ登場。メルフィ、アメリアと世界を旅している青年。名前の通り強い正義感の持ち主であり、メルフィとは対照に誰に対しても物腰柔らかく接する。己の正義を貫くべく「世界」を救おうとする。


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