「みんなはあたしを幸運だって言うわ。でも、それに見合う努力はしてきたつもりよ。だから あたしはシェリル・ノームでいられるの! 運命ってのは、そうやって掴み取るもんなのよ!」
プロフィール
性別 | 女性 |
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身長 | 169cm(TV版)・劇場版では165cm) |
体重 | 54kg |
BMI | 18.9(TV版)・(劇場版では19.8) |
カップ | Dカップ |
誕生日 | 11月23日 |
年齢 | 公称17歳(孤児のため正確な年齢は不明) |
趣味 | ヨガ、スポーツジム |
出身船団 | マクロス・ギャラクシー |
職業 | トップシンガー |
学校(TV版) | 美星学園高校航宙科 |
CV | 遠藤綾 |
歌唱 | May'n |
概要
銀河規模で絶大な人気を博している歌姫。通称“銀河の妖精”。
常に身に着けているイヤリングはノーム家に代々伝わってきたもので、フォールドクォーツが使用されている。マオから娘へ、娘からシェリルへ受け継がれた。
ストリートチルドレンで、スラムで残飯をあさっていた過去がある。
「ギャラクシー船団」はインプラントが合法。整形やサイボーグもありだが、シェリルは生まれたままなことをウリのひとつとしている。
西暦2059年、物語の主要な舞台である「フロンティア船団」へ銀河横断ライブツアーで来訪。
アルトのことは当初はよく思っていなかった。
だがシェリル扱いしないとこを気に入り、いつしか好意を寄せるようになった。
ランカのことは当初から好印象を抱いている。
TV版と劇場版で設定が少し異なるが、栄華からの挫折、そして復活。
生きることより歌って死ぬ道を選ぶ生き様は変わらない。
劇中での台詞は「こんなサービス、滅多にしないんだからね!」や「あたしの歌を聴けー!」(マクロス7の熱気バサラへのリスペクトと思われる)などが有名。
人物
性格
プライドが高くて高飛車。
傲慢なとこもあるが無邪気で可愛らしいところもある(5話で落ちた人は多い)。また普段は奔放に振る舞っているが、身を挺して他者を守ったり思いやる言動の数々、気が強いが弱いとこもあったり、遊びなれた女王様かと思いきや一途なイイ女だったりとギャップ萌えする性格をしている。歌への情熱や実力、プロ意識は本物。作詞・作曲も手掛けている。
容姿
キャラクターデザイン担当の江端里沙さん曰く、「『銀河の妖精』というオーダーは最初からありました。なので、はかなくてキレイなお人形さんのイメージになるよう気を付けました」
巨乳ではなく美乳でスレンダー設定。だけどアニメーターによって胸のサイズは(他の女性キャラクターも同じく)インフレを起こしたそうだ。
曲ごとにセクシー系、可愛い系、格好良い系、清楚系や女王様系、ポップなものなどのあらゆる衣装を着こなす。ちなみに髪の色も舞台のセットによりよく変化する。
地毛は金髪に影の部分がピンクのグラデーションという高度なテクニックが駆使されている。このためテレビアニメ版の初期は動かせる動画の枚数が限られていた。
小説版ではストロベリーブロンド(ピンクがかった金髪)と記載されている。
また、版権や光の当たり方によっては完全な金髪かピンク髪に見える事も多々ある。
過去
ギャラクシー・メモリー
なぜ孤児だったのか、両親はどうしたのか、触れらずにTV版完結。
その後、グレイス・オコナーとの出会いから、銀河横断ライブツアー決定までの日常が垣間見れるドラマCDが発売され、そのあたりが補完された。脚本は本編を担当した吉野弘幸さん。
両親はギャラクシー上層部に逆らったという理由で殺されて、シェリルは「なにか面白い使い道がないかな」と生かされた。上層部にマオの孫がいると教えられたグレイスは好奇心でスラムへ。シェリルと対面して「プロジェクト・フェアリー」を即座に組み上げた。シェリルはグレイスたちの思惑を知らぬまま、差し伸ばされた手をとった。
このような出自からか生年ははっきりしておらず、誕生日だけ後に公表された経緯がある(ちなみにTV本編中には誕生日を迎えていない)。ゆえに正確な年齢は不明。
ただし「(TV本編最終話時点で)公称17歳」とされており、このとおりならば2041年生まれということになるが、もちろん確定できるわけではない。
その後、知らぬ間にV型感染症に罹患させられ、初期症状を乗り越えて歌の道へ。幼いシェリルによる『突撃ラブハート』(CV遠藤綾)が聴ける。瞬く間にトップアーティストへと躍進。
コードネームは“フェアリー9”、デビュー後についた通称は“銀河の妖精“。類似しているが、グレイスたちが意図したものではなく自然に発生した通称。
デビュー曲
『pink monsoon』
超一流のスタッフを集め、事細かなプロデュースをされた。そのためシェリルは納得がいかなかったが、一気にスターダムに上がることになった。以後はセルフプロデュースに強くこだわる様に。ちなみにこのCDジャケット、シェリルにとって封印したい過去である。
『シェリルのお宝音源発掘!』
デビューしたての頃に銀河で大人気のラジオに出演したシェリル。大人ぶった態度をとるが、相手は百戦錬磨の人気DJぺリス。終始翻弄され、曲紹介で「ぴんくもんちゅーん」と噛んだりと初々しさが露呈していた。(劇場版『イツワリノウタヒメ』公開前に公式サイトで公開された)
その他
海賊版のCD
- 18話で投げ売りされているCDの綴りが間違っているのは適当に作られた海賊版だから。という設定が『マクロスF7巻DVD&Blu-ray収録の18話オーディオコメンタリー』で語られた。
両親の名前
マクロス30 銀河を繋ぐ歌声
- 今作ではマオやサラ・ノームと出会えてはしゃぐシェリルが見れる。2人を「おばあちゃん」と呼んで混乱させたり、マオの孫と知ってからは、サラに「風の導き手を受け継ぐものとしての自覚が足りない」と説教されたり、マオに「スーパー美人」と評されたり「自分(マオの)結婚相手はどんな人か」と問われたりした。
ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-25メサイア
- この書籍はマクロス放送出版オリンピア船団支部が2065年5月に出版した設定。西暦2064年、シェリルはオリンピア船団を一時活動拠点としていた。各地のツアーに帯同させるための私的VF護衛部隊を雇っており、S.M.Sオリンピア船団支部と契約、エール・ド・リュミエールなどシェリルオリジナルのマーキングを施された2機のVF-25Fが常に護っている。機体の番号は1123と727。
中の人の発言
- 遠藤綾さんがシェリルの歌で一番好きな歌は『ダイアモンドクレバス』
「聴けば聴くほどグレイスを思い出すんです。ずっと側で見守り、育ててきてくれたグレイスは、アルトとはまた違った意味で、シェリルにとってかけがえのない存在だったんだろうなって」(『シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~(2)』)
『VISUAL COLLECTION シェリル・ノーム FINAL』でも、グレイスを思い出す曲だから「サヨナラノツバサ」のあの場面で流れたのが一層ツラかったと言及。
- 「アルトの告白はシェリルに聞こえているのか」について。
「聞こえていない」と説明を受けたが「アルトの気持ちはどこかで届いていて、シェリルの『愛してる』という歌声は、それに答えてるんだと思いました」と語っている。
人気投票
- TV版完結後、サテライト特設サイトで開催された『ザ・ベスト・オブ・マクロスF』の結果は「東京国際アニメフェア2009」で発表された。ミスマクロスF1位を獲得。
- 『マクロスエース』読者アンケートによる男女別人気投票(2010年発売)
女性キャラクター部門1位。各キャラクターの得票数は不明、1位の得票率のみ明かされた。
「Vol.006」1回目(得票率36.5%)
「男女問わず圧倒的な支持を集めた結果、2位を突き放して1位の座を獲得‼ 恐れ入ります‼」
「Vol.007」2回目(得票率35.1%)
「ダントツの得票率でV2達成です! 男女問わず票を集める彼女にはもはや敵なし?」
「Vol.008」掲載なし。以降から休刊。
ちなみに男性キャラクター部門1位はロイ・フォッカー。こちらもV2達成。女性部門と異なり男性部門はTOP2~5に変動があった。
- 公式ファンクラブ『超時空ファンクラブマクロス魂』会員から集計したアンケート。期間は2013年5月31日~6月6日で、結果は『語れ!マクロス』(2013年6月発売)にて発表された。好きなマクロスヒロイン総選挙1位を獲得、124pt集めた。2位はリン・ミンメイ87pt。
- 2019年3月1日~4月21日に開催されて、5月4日に結果が放送された『全マクロス大投票』(総投票数は25万4131票、男女比は男性68.9%・女性31.1%)総合キャラクターランキング1位を獲得。作品別キャラクターランキングでも『TV版』シェリルが1位。さらに『劇場版サヨナラノツバサ版』シェリル4位と2作品でTOP5入りし、『劇場版イツワリノウタヒメ版』も19位にランクイン。さすがに『劇場版マクロスFB7版』は50位以下だった。
歌部門も50位まで発表されており、ダイアモンドクレバス(7位)射手座☆午後九時don't be late (8位/総合9位)ノーザンクロス(12位)真空のダイアモンドクレバス(20位/総合22位)オベリスク(22位/総合24位)ユニバーサル・バニー(28位)妖精(45位)7曲がランクイン。
関連イラスト
関連タグ
作品関連
キャラ関連
歌とライブ関連
射手座☆午後九時Don'tbelate ダイアモンドクレバス 真空のダイアモンドクレバス
ユニバーサル・バニー 白黒うさぎ ギラサマ オベリスク ノーザンクロス
禁断のエリクシア オルレアンの戦乙女 シャイン・オブ・ヴァルキュリア