CV:石塚運昇
概要
40歳、身長193cm、体重108kg。
かつてカレギア王家の近衛部隊「王の盾」の隊長を務めていたガジュマの男。
武勇とその外見から「カレギアの黒豹」の異名をとり、ガジュマの間では最高の戦士として名高い。
常に落ち着いた物腰で状況を判断でき、また知識も豊富で、文武に優れるパーティのまとめ役。裁縫も料理もこなすなど手先も器用である。ちなみに、しっぽ袋や三つ編みなどはガジュマ特有のオシャレであり、無骨な印象に反してオシャレにも気を配るダンディな御仁。褒められると照れる。
武器は槍を用い、見た目通り攻撃力は高い(しかし、力任せにブン殴るアニーの方が一発の攻撃力自体は高い)。勿論、体力や防御力も高いが、年のせいか回復能力は低いので要注意。
武器や鎧の強度を上げたり、物理的な質量を持ったエネルギーを発したりできる「鋼」のフォルスの能力者。
口癖は「質問に質問で返すのは感心せんな」。
「王の盾」を追放されたのはアニーの父である王家の御殿医、ドクター・バースを殺害した咎であるとされ、この件でアニーからは長らく恨みを買っていた。
実際にはそうではなく、他人と精神を交換する「月」のフォルスによってバースと入れ替わっていたジルバが前王を毒殺し、バースの体をユージーンの前で自殺させることで殺害の咎をユージーンに押し付け王城から排除する……という奸計に引っ掛けられたのが真相。
この時のユージーンはバースが他人の精神と入れ替わっていたことは知らず、友の名誉を守るために「バースが前王を殺した」という事実を伏せ、一人で罪を被っていた(ミルハウストを始め「ユージーンのバース殺害容疑」そのものに疑念を持つ者は多かったが、後にウォンティガによってアニーが真実を知るまでユージーンは一切事実を語らなかった)。
一時ゲオルギアスの思念に影響されてヒューマへの憎悪を増大させられていたが、マオ達の尽力で正気に戻った後は思念を浄化するまで根性で憎悪を抑え込み続けていた。
ヴェイグのクレアコールやティトレイの姉貴コールなどで有名となった『君と叫び合うRPG』にふさわしく、彼もまた凄まじい声で『うおおおおおおおお』と叫んでいる。
一応誤解の無いように書いておくが、ユージーン自身は作中でも屈指の人格者である。上記のように叫んでいたのは「ヒューマへの憎しみ」を刷り込まれる思念に取り憑かれていたせいで、その影響下にあってもなお、上記のように狂ったような叫びを上げるのは数回で、それ以外の場面ではヒューマである仲間の前でも取り乱すことなく耐え続けた。
また、親友の名誉を守るために、その娘から刺されたり、やたらと冷たく当たられたりしてもジッと我慢して彼女の怒りを受け止めたりと、精神面での強さは計り知れない。
上記のようなイメージが定着してしまったのは、後の某クロスオーバー作品で、むやみやたらと叫ぶくらいの出番しか与えられなかったという仕打ちのせいかと思われる。がんばれ40歳。
容姿
外見について更に言えば、小さいころは近所で可愛いと評判だったらしく、マオが着ている服も彼のお下がりであったりもする。
幼い頃の評判を考えると、ガジュマの中でもかなりの美形なのかもしれない。
外伝作品出演
初登場作品。『1』から参戦。
本編時点では姿を消しており、マオが行方を追っている。
2019年10月のオーケストライベントでマオと共に登場・参戦。
担当声優である石塚運昇氏死去後の作品だが、代役は立てず原作音声の流用で対応する。代役を立てないのは、本作では戦闘などの短い台詞しか収録できず、演じられる表現が狭まることを懸念したため。いずれはシリーズにおいて代役を立てる時が来るかもしれないが、少なくとも本作登場時点では石塚氏のユージーンとなる(制作プロデューサーからお知らせ vol.32)。
本作で、迅槍衝、爆雷撃、天翔撃、駿殺爆雷撃(爆雷撃の技変化)を新術技として習得。
魔鏡技は「疾風鏡銘断」「迅雷天翔撃」「鋭意穿衝閃」、アニーとのクロスオーバー魔鏡技で「翔破裂光閃」。