方舟は星の海へ───
概要
1995年にNECホームエレクトロニクスより、PCエンジンSUPER CD-ROM²用コンピュータゲームで発売され、その後PSとSSに移植された。
また、ゲームアーカイブスでも配信されている。
<PS版の名称は、『リンダキューブアゲイン』SS版の名称は『リンダキューブ 完全版』>
隠れた名作とされるが、エログロでショッキングな内容が多いことから、トラウマゲーとしても有名である。
なおpixivでは「Linda³」表記ではなく「リンダキューブ」表記が多いのとゲームの内容上、R-18Gタグの付くイラストが多い。
リンダキューブが好きな人にとって別にグロく感じないような、ごく普通のイラストでも投稿者が自重してこのR-18Gをつけている場合もあるので、18歳以上の人はリンダキューブのイラストを探す際は、一旦R-18G制限を解除すると良いかもしれない。
ゲーム内容
8年後に滅ぶ定めの惑星・ネオケニアを舞台に、脱出船たる箱舟に乗せる動物を集める事が目的。因みにこの惑星の滅亡を阻止する事は出来ない。
(ただし宇宙航行技術が高度に発達した世界なので、ネオケニアの住人達の脱出については問題ない。あくまでネオケニア以外の惑星では生存できないとされる動物達を保護するのが目的である。)
戦って生捕りにする、動物商から買う、罠で捕える、人から貰うなど様々な方法で動物を集める。また、その動物は売ったり養殖したり加工して食料や武器防具にする事も出来る。
本作にはABCの3本のシナリオが用意されている(PS・SS版のみタイムアタックのシナリオDも存在する)。これらのシナリオは、登場人物は共通しているもののそれぞれ境遇が異なっており、パラレルワールド的な繋がりを持っている。
シナリオAとBはチュートリアルも兼ねているためストーリー展開が中心で「動物集め」は補助的な要素となっており、この時点で行ける場所や捕獲できる動物の種類に制限がかけられている。シナリオCは作品の本番とも言える章であり、登場する全ての動物を捕獲することができる。行動有度の高さは全シナリオ中、随一。その反面ストーリー面での縛りは極めて薄く明確なストーリーは無いが、シナリオ自体がABシナリオのセルフパロディに走っており、ABのエログロさが嘘のような明るいギャグシナリオとなっている。
登場人物
ネク(CV:矢尾一樹)
ヒューム(CV:神谷明(PCE) / 二又一成(PS、SS))
アン(CV:増山江威子(PCE) / 江森浩子(PS、SS))
関連イラスト
外部リンク
キャラクターデザインCANNABIS氏(田中達之)のホームページ『CANNABIS HOLE』