概要
元々朗らかで謙虚な彼女が発するこの言葉は、「自分に気を使わなくてもいい」という謙虚さと「自分は平気だから心配しなくてもいい」という頼もしさを垣間見られる二重の意味で彼女を代表する台詞の一つでもある。
お陰で二次創作などでは彼女の口癖になることもあったが、公式ドラマCDでも口癖となっており半公式化した。
なお、台詞のトーン自体はかなり明るく、これ単体ならば「私は元気です」と解釈するのが妥当であるが、それに反して我を押し殺しているように受け取れてしまう場合もある。というのも、中大破してボロボロだったり疲労度MAXで真っ赤なアイコンが付いていたりと、明らかに「大丈夫じゃない」状況でもこの台詞を言うためである。それ以外の台詞が軒並み自分を下に置いたり、他の者を立てようとしていたりするのも拍車をかけている。
提督諸氏は榛名の健気さを認めると同時に、彼女に無理をさせず気遣ってあげるようにしよう。
疲れや悩みを見抜くのも提督の仕事である
大丈夫じゃない榛名
2013年11月1日に長女の金剛、同年11月20日に次女の比叡に次々と改二が実装され、次は三女の榛名かと皆が期待する中、2014年3月28日になぜか彼女を飛ばして四女の霧島に改二が実装された。
その時は長女・次女と同様に短期間で連続実装されるものと思われていたが、榛名の竣工日がある4月どころか5月・6月になっても一向に音沙汰がないままであった。(実際には7月28日に実装)
ここから、霧島改二から三ヶ月以上経っても改二実装の話が全くないことから焦りだした榛名が、奇行に走ったり、鬱になったり、病んだり、他の艦娘のコスプレをしたりする等、「大丈夫じゃない」キャラが急速に広まっていった。
その結果、二次創作では段々と榛名=不憫キャラという位置づけがネタ化されていき、挙句の果てには中の人にまで存在を一瞬忘れられるという憂き目を見ることに。
なお、これ以前にも癖がなく話を作りにくい性格から二次創作独自の設定を付加される事がよくあったため、それが膨れ上がったとする見方もある。
一応補足しておくが、榛名はコンプティークの人気投票でも上位にランクインし、グッズも多く出ている人気艦娘である。
提督LOVE勢として人気な部分もあるが、その割にメディアミックスでは不遇な扱いが多いとも言われ、榛名がメインで登場する作品はほとんど無い。アニメでは金剛のオマケ程度の扱いであり、劇場版に至っては大井と同様に出番をほとんど削られてしまう始末。
ただ、アニメ化に併せて放映されたDMMのCMに、サービスインから3年目を迎えた艦これCMとして榛名単独でのナレーションが付けられるという高待遇を受けてる。
「棒」名は大丈夫じゃないです
2018年春のローソンコラボ「鎮守府五周年記念二〇一八キャンペーン」においてコラボ店舗限定グッズのうち、フレグランスジェルのうち1種で彼女がセレクトされたのだが、発表直後に「棒名改二」と誤植の憂い目に遭っている。(現在は修正済み。)
本当に榛名は大丈夫なのだろうか・・・。
榛名はバンジーでも大丈夫です
2018年、瑞雲祭り第2弾「よみずいランド」のコラボアトラクションにて「榛名の胸元へダイブできるバンジージャンプ」が登場。榛名への愛を叫びながらダイブした提督も多数観測されたうえ、1日当たりの過去最高稼働数を叩き出した。
そして、よみずいランドがフィナーレに向かう最終週。大本営からこんなツイートが飛び込んできた。
「榛名バンジー」は提督の皆さんの想定を大きく超えたご運用頻度により、同命綱(ゴムパーツ)が耐久限界に達しつつあります。現在、米国に同パーツを緊急発注しておりますが、到着まで時間が掛かるため、提督の皆さんの安全を考慮しジャンプ稼働を見合わせて頂ければと思います。 引用元
ただ良く読めば分かる事だが、耐久限界に達しつつあるのは命綱(ゴムパーツ)の方でマットである榛名には問題は発生していない。「榛名バンジー」の言葉に惑わされがちだが命綱の方は金剛の担当で、この場合は「金剛が大丈夫じゃない」のであって「榛名は大丈夫」なのだ。
余談
既に述べたように榛名の口癖として扱われている「大丈夫です」だが、
ゲーム中で彼女が発するのは実は母港ボイスただ一つのみである。
元々「大丈夫」という単語の汎用性が極めて高いだけにこの言葉を発する艦娘はかなり多く、
「自分は大丈夫」以外にも「司令官は大丈夫」、果てはパロディネタまで多岐にわたる。
しかし、最も聞く機会が多い『通常の母港ボイス』で聞けるのは榛名ぐらいであるため、
大丈夫=榛名という印象が定着したのだろう。
ちなみに、全ボイス通して「大丈夫」と言う回数が最も多いのは秋月で、その数なんと9回にも及ぶ。
また、ボイスの使用回数も含めてカウントすると、複数回使い回される若葉がこれに並ぶ。
いずれも通常母港ボイスでは発しないが、ケッコン後母港ボイスでは聞けるようになる。
なお、若葉は攻撃時にも使われているため、聞く機会の多さは榛名に勝るとも劣らないのだが、
いかんせんコモン駆逐艦であるためか知名度が低いようだ。