概要
1991年ソビエト連邦崩壊時に、連邦を構成していた15か国のうちの12か国によって結成されたゆるやかな国家連合体(コモンウェルス)。
ロシア・ベラルーシ・ウクライナの首脳による『ベロヴェーシ合意』で連邦の解体と共に創設が宣言された。
当時の欧州共同体 (EC) 型の組織をモデルにしたが、独自の憲法や議会をもってはいない上ユーロのような統一した通貨もない。一応ロシアルーブルで加盟国間決済を行うことにはなっている。
日本では英語名の略称であるCISの名で言及されることが多い。
加盟国
原加盟国
1993年加盟
- グルジア(2009年8月18日に脱退)
- ウクライナ *ベロヴェーシ合意に調印したが、正式的にCIS憲章を承認していない。そのため法律上は加盟国・客員参加国の資格を有していないが、事実上の客員参加国である。