ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

第39回BCクラシック

これがせかいさいきょうのちから

米国ダート最強決定戦すらも、世界最強馬の独壇場でしかなかった。
目次 [非表示]

※メインイラストはイメージです


「and Flightline takes off!」


概要

2022年、39回目を迎えた米国競馬の祭典ブリーダーズカップ。キーンランドで行われたこの年のBCのメインレースであるBCクラシックには、前走パシフィッククラシックで衝撃のレースを見せ、当時のレーティングにおいて同世代の欧州最強馬バーイードをも凌駕する世界最強馬フライトラインが出走を表明。他にこれが引退レースとなるライフイズグッド、3歳馬からはKYダービー馬リッチストライクとトラヴァーズS馬エピセンターなど、出走馬8頭ながら全頭G1馬と、ダート最高峰のレースに恥じないメンツが揃った。


出馬表

牝馬およびセン馬の出走はなく、すべて牡馬となった。

番号年齢騎手
1テイバ3M.スミス
2ライフイズグッド4I.オルティスJr.
3ハッピーセーバー5J.ヴェラスケス
4フライトライン4F.プラ
5ホットロッドチャーリー4T.ガファリオン
6エピセンター3J.ロザリオ
7オリンピアード4J.アルバラード
8リッチストライク3S.レオン

展開

ライフイズグッドが速いペースで逃げる展開でフライトラインは番手から。2頭が他を引き離してBCマイルの勝ち時計よりも早いラップというハイペースだった。3-4コーナーでライフイズグッドがいっぱいになりフライトラインが直線入り口で先頭に立つと後は突き放して、結局8馬身差で完勝。逃げたライフイズグッドは5着に沈んだ。エピセンターは故障発生し競走中止した。


結果

順位着差
1フライトライン2:00:05
2オリンピアード
3テイバ½
4リッチストライク
5ライフイズグッド
6ホットロッドチャーリー
7ハッピーセーバー

超ハイペース逃げで消耗戦に持ち込もうとしたライフイズグッドだったが、フライトラインはスピードの絶対値が違っていたといわんばかりに、鞍上のプラ騎手が後ろを見る余裕があったほどの手応えで超豪華メンバーを置き去りにした。


動画

日本語版実況(実況:舩山陽司)


現地実況(実況:L.コルムス)


備考・その後

  • フライトライン、オリンピアード、ライフイズグッドはこのレースを最後に引退し種牡馬入りとなった。
  • エピセンターはレース中に故障し、競走中止。一命は取り留めたものの、上記3頭と共にこのレースで引退となり、種牡馬入りした。
  • ホットロッドチャーリーはレース直後は進退を保留したが結局引退し、日本へ輸入され社台SSで種牡馬入りとなった。
  • ハイペースの番手をものともせず圧勝劇を演じたフライトラインに対して、現地実況がゴール直前でBC創設前の歴史的名馬セクレタリアトの名を出すほどだった。(現地実況の動画も参照)
  • このレースは2022年ロンジンワールドベストレースにおいて、1位に輝いた。

関連記事

BCクラシック

関連記事

親記事

BCクラシック ぶりーだーずかっぷくらしっく

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました