概要
風邪から派生する、呼吸器系疾患の一種。いわゆる「風邪をこじらせる」と発症する病気の1つ。
原因となるものによってはかなりの種類がある。
また、高齢者の死亡原因の1つに挙げられ「老人の友」という別名を持つ。
軽症ならば通院治療が可能だが一応、入院を勧められることもある。
感染性肺炎はウイルス性と細菌性があるが、ウイルス性疾患はインフルエンザの合併症で発症しやすい。
どちらかといえば細菌性肺炎が良く見られる。
おもな症状は、風邪と同じだが
胸が痛いのと息苦しい症状が見られる
特に胸が痛ければ即座に病院へ行ったほうがいい。
非感染性肺炎もある。
誤嚥性肺炎、閉塞性肺炎、吸入性肺炎といった機械的肺炎、インターフェロン、抗がん剤、漢方薬など医薬品が原因の薬剤性肺炎、膠原病をきっかけに発症する症候性肺炎、好酸球性肺炎、過敏性肺炎、化学物質の吸入による化学性肺炎といったものが挙げられる。
診断法
聴診器で、呼吸音を見るとき普通はきれいな音がするが
雑音が入っていれば、肺炎の可能性がある
更にレントゲン検査を行う
レントゲン写真を見ると肺が真っ白に写る(普通、空気はレントゲンには写らないため)
その後で原因菌を調べるため培養検査と血液検査(血清)が行われる
治療法
対症療法さえ行えば、完治しやすくなる
が、抵抗力の弱い人(子どもや高齢者、また、手術などで抵抗力が弱くなった人)
だと、症状が長引くことも
近年において
少子高齢化社会において、特に高齢者の死亡原因の1つにこの肺炎が挙がっておる
もちろん、抵抗力が弱くなっているのもだが
誤嚥性肺炎による死亡者もおるはおる
また、著名人が亡くなる原因の1つにも挙げられている
(肺炎単独のほかその他の症状の合併症で亡くなるケースが半々くらい)