西鈴蘭台駅

にしすずらんだいえき

兵庫県神戸市北区にある神戸電鉄粟生線の駅。

概要

かつては3面4線の駅だったが、粟生線の利用者減少で2001年(平成13年)3月に相対式2面2線に減少してしまった。廃止された2本の線路は駐車場になっており、2017年ダイヤ変更で復活した西鈴蘭台発着列車は到着後、代替新設された藍那駅西側の引上線まで回送して折返す。

藍那駅の引上線は凍結された藍那-川池信号場間の複線化工事前の元の線路があった場所で、複線化の際に下り線となる予定だった用地を転用したものである。なお、藍那駅西側の現在線は複線化に先行してトンネル付替や橋梁架替えで切替えられ、複線化が完了すれば上り線となる予定だった。

大半の列車が通過する秘境駅である菊水山駅があった頃、当駅及び鈴蘭台発着の普通のみ菊水山停車とされていたが、当駅折返線廃止でこの原則が崩れ、当駅発着だった便は鈴蘭台発着に短縮されるか、押部谷駅まで延長された結果、「押部谷発着の菊水山停車」という珍運用が誕生し、菊水山駅休止まで存在した。

相対式2面2線の地上駅。

現在は3・4番乗り場のみ存在する。