すなわち、乾電池と豆電球を繋いだ基本的なものからアンプやスピーカー、果てはラジオや自作PCも範疇にあるとされる。
基本的に弱電(情報制御用)であり、強電(エネルギー用)で使うものは電気工作と呼ばれる
電子工作の種類
キットを組み立てる
初心者はまずここから始めるといいだろう。小学校の理科の授業で作った教材レベルからハンダ付けが必要なキットまでピンキリである為、初心者から上級者まで幅広い。
基板から回路を作る
ここからは電子回路の知識が必要になってくる(特に回路図を理解しないといけない)。自由度は高いが個々の部品の役割からそれらを組み合わせる事による動作をきちんと知らねばならない。
近年ではラズパイこと「Raspberry Pi」といった小型マイコンを利用してプログラミングしたものを書き込んで凝ったものを作る手法も解説されている。
既製品の修理・改造
例えばジャンク品は故障箇所や原因がわかると、個人でも修理が可能になる事が多い。
注意すべき点としてメーカー保証期間内のものを自力で修理すると一切メーカーの修理は受け付けない為に完全に自己責任となる。
また、改造に至ってはその時点でメーカー保証は無くなる。
なお、無線機・電話機といった法令で厳守されている機器は改造すると法律違反になる事がある為注意が必要である。
電子工作に必要な物
ここでは基本的な物を挙げる。
最低限必要なもの
- はんだごて(ワット数と火傷に注意!)
- はんだごて台(出来るだけ重くてしっかりしたものを選ぶとよい)
- 耐熱スポンジ(コテ先の清掃用。一応濡らしたティシュペーパーでも代用可)
- はんだ(初めのうちは鉛入りはんだがおすすめ)
- ニッパー
あると便利なもの
- ラジオペンチ
- ピンセット
- 各種ドライバー
- テスター
- はんだ吸い取り線
- ワイヤストリッパ(被覆剥き)
- 目を保護するゴーグル
…などなど。