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ユニコーンガンダム

ゆにこーんがんだむ

ユニコーンガンダムとは「機動戦士ガンダムUC」に登場するモビルスーツ。同作の主人公機であり、物語の鍵を握る存在でもある。
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ガンダム!俺に力を貸せ!

メカニックデザインはカトキハジメ

機体データ(ユニコーンモード/デストロイモード)

頭頂高19.7m/21.7m
本体重量23.7t
全備重量42.7t
ジェネレーター出力3480kW/測定不能
装甲材質ガンダリウム合金
スラスター推力146,200kg/測定不能


概要

連邦宇宙軍再編計画の一環である「UC計画」でアナハイム・エレクトロニクス社が開発した、ニュータイプ専用の実験機。駆動内骨格であるムーバブルフレームをすべてサイコフレームで構成したフル・サイコフレーム構造を採用している。

ジオン共和国解体に合わせて配備される事を目的に開発され、ニュータイプを駆逐する(=ジオンの基本理念であるジオン・ズム・ダイクンの提唱したNT論『ジオニズム』を否定する)存在になるために、敵NT(あるいは強化人間)の存在に反応して機体の真の能力を発揮するNT-D(ニュータイプ・デストロイヤー)システムを搭載している。このシステムが起動する事によって、ジムタイプに似た「ユニコーンモード」からガンダム然とした「デストロイモード」へと『変身』する。またパイロットの精神波を機体のサイコ・フレームに直接反映させるインテンション・オートマチック・システムを搭載しており、パイロットや敵パイロットの思考を読み取り機体操作に反映させる事が可能。

NT専用機としての一つの到達点を見た機体として完成した本機だが、極めて特殊な開発プロジェクトであることから、最高レベルの厳重な情報統制がなされており、たとえ開発メンバーであっても同等の機体を再現することは出来ないとされる。

ガンダムタイプとして開発された理由については、連邦宇宙軍再編計画におけるプロパガンダ的な意味合いが強く、ジオン根絶における絶対的象徴として、ガンダム以上にふさわしい機体はないという思惑がある。だがロールアウトすると同時にビスト財団の思惑に利用され、特殊OS「La+プログラム」(ラプラス・プログラム)を組み込まれ、財団が隠匿して来た『ラプラスの箱』に至る鍵、あるいは道標として機能するようにした上でネオ・ジオン残党「袖付き」へ譲渡されることとなった。
しかし数々の偶然が重なった結果、このガンダム譲渡計画は失敗。そして紆余曲折を経て、本機は運命的に居合わせたバナージ・リンクスへと託されることとなった。なおこの際、彼の静脈パターンが機体に登録されたためバナージ以外の人間には起動できないようになっている。

なお、NT-Dシステムとブルーディスティニーなどに搭載されていた『EXAMシステム』とはニュータイプ駆逐などコンセプトが酷似しているが、両システムの間にどのような関連性があるのかは不明。
また、EXAMシステムはオールドタイプの、NT-Dは強化人間の搭乗を前提としているなど相違点がある(余談だが、作者福井晴敏の小説「終戦のローレライ」と「機動新世紀ガンダムX」の両作品にも、設定が酷似したガジェットが出てきたが、終戦のローレライ執筆時の福井はガンダムXに出てきたシステムの設定を知らなかったというエピソードもある)。

武装

頭部バルカン砲

連邦系MS伝統の60mm経口の牽制用機関砲。
5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれており、それによって射線修正が可能。

ビーム・サーベル

パックパックに2本、両腕に1本づつ装備される。
バックパックのサーベルはデストロイモード時にサーベルホルダーが展開され、RX-78から続くバックパックにサーベルを二本装備したガンダム然としたシルエットを形成する。
その為、ユニコーンモード時は基本的に両腕からサーベルを引き抜き使用する。また、両腕のサーベルは、デストロイモード時にホルダーごと展開することによりビーム・トンファーとして使用できる。

ビーム・マグナム

ユニコーンガンダムの主兵装である専用ビーム・ライフル。
「マグナム弾」と呼ばれる専用Eパックを一つ消費する毎に標準的なビームライフル四発分に相当する出力を持つ高出力ビームを発射可能とする。
高出力ながらもサイズは通常のビーム・ライフルと同程度であり、ハイパー・メガ・ランチャーなどと比較して取り回しに優れるが、出力の高さが災いして使用に制限が加わる場面もある。
また、Eパックの携行可能数に限りがある為、通常のビーム・ライフルと比較した場合継戦能力にも難点を残すが、アンダーバレルに各種装備を装着する事が可能となっており、装備自体の汎用性は高い。詳しくはリンク先へ。

ハイパー・バズーカ

標準的な実体弾兵装。
通常弾の他、ベアリング弾を撒き散らす散弾も使用可能。砲身にマウントレールが装備されており、アナハイム規格のミサイルやグレネードを追加できる汎用装備。
非使用時は砲身をコンパクトに伸縮させ、バックパックに装着される。

ビーム・ガトリングガン

実際のガトリングガンと同じ要領でビームを連続で照射する兵装。本来は、クシャトリヤ用に新造されたもの。
パラオにおいてその場にあった物(実際にはそう見せかけて配置されていた)を持ち出して使用しており、地上に降りて以降はガランシェールに搭載されていた物をシールド裏に2丁を連結し装備している。
ビーム・マグナムと比べて破壊力に欠けるが、連射性能や継戦能力、取り回しに優れる為、マグナムを必要としない戦闘ではむしろこちらが主力兵装となる。

シールド

サイコフレームとIフィールド発生用ジェネレーターを内蔵するシールド。デストロイモード時には上下にスライドしてサイコフレームが露出する。
シールド裏にビーム・ガトリングガンなどの武装を搭載する事ができ、推進器とメガキャノンを備えた拡張装備「アームド・アーマーDE」の装備も可能など拡張性は高い。
シールド自体は推進装置を有していないが、インテンション・オートマチックとの連動機構を持つため、サイコフレームのもたらすサイコフィールドの効果によって攻撃と防御を行うシールドファンネルとして使用する事も可能。

ユニコーンモード

「可能性の獣」


通常状態。
「ユニコーン」を思わせる一本の角を伸ばし、純白の装甲には電子基盤のようなパネルラインが走る。
NT-D発動時にはこのパネルラインから赤く発光するムーバブル・フレームの光がまるで血流のように漏れ、デストロイモードへ変身する。
マスクによって本来の顔が隠されている為、この状態では「ガンダム」とは判別し難いが、この状態でもMSとして十分な(あるいは過剰な)基本性能を有しており、非ニュータイプ戦は主にこの形態にて行う場合が多い。

デストロイモード

「私のたったひとつの望み」
虹の彼方


頭部ブレードアンテナで敵NTもしくは強化人間の存在を感知し、NT-Dシステムを発動させた状態。
全身のサイコフレームが膨張する事で各部装甲が展開し体格も一回り拡張、ブレードアンテナがV字型に割れガンダムタイプの顔が現れる事でこの形態へと「変身」する。
その際、露出したサイコフレームが発光現象を引き起こし、赤く発光する。「光る兵器」の存在は軍人からして見ればナンセンスであるが、それを差し引いても多大な戦闘能力を発揮する。サイコフレームの発光色は赤だが、後にバナージのニュータイプ能力の拡大に伴い、かつてνガンダムが発したのと同様の緑に変化している。
また、1号機のNT-Dは「La+」の搭載に伴い、機体の外部だけではなくパイロットの感応波にも反応するよう秘密裏に仕様変更がなされており、バナージは自身の感応波をNT-Dへ向ける事で自在にデストロイモードを顕現させる術を見出している(これは本来、1号機のみの特殊仕様であったが、OVA版では2号機バンシィバンシィ・ノルンへの改装によって感応波の送受信能力が大きく高められたことで、同様に搭乗者の感応波を拾ってNT-Dを発動させることが可能となっている)。

この形態では操縦系統がインテンション・オートマチックによってサイコミュに完全移行する為、脳波のみで操縦が行われ、敵の感応波を受信してその行動を先読みし、それによってUC0090年代の強化人間でも反応しきれない高い機動力を発揮する。この高機動は相対したパイロットの体感的に『瞬間移動』とまで評された。
しかし、20メートル級MSが人間と同様の動作をした場合の加速Gは殺人的(一説には20Gに達するとも)で、ノーマルスーツにはGを軽減する為の各種システムが内蔵されているが、それでもパイロットへの負担からシステムの起動時間は5分程度となっている。

さらにパイロットの反応が間に合わない緊急事態が発生した場合、機体自身が独自に行動し対処することもあり、システムを制することができなければサイコミュの逆流によって「マシーンに呑まれる」が如く、パイロットはNT-Dに意思を支配されるまま受信した感応波を敵意に変換する処理装置としてシステムの一部と化して戦い続けるという危険な状態へと陥ってしまう。
加えて、パイロットと機体の交感が限界レベルに達している状態で機体がダメージを受けると、その損傷イメージまでパイロットの精神にダイレクトにフィードバックされてしまうという危険性もある。

本来なら強化人間に特殊な投薬を行い、その体を完全固定することで運用するはずの形態であるが、それでもパイロットを使い捨てを前提に設計されている。
また対NT兵器として「サイコミュ・ジャック」と呼ばれる機能を有しており、サイコフレームによって過剰に増幅された感応波によって敵のファンネルなどサイコミュ兵装を支配し、制御下に置く。

なおパイロットの戦意が失われた状態になる時やユニコーンモードへ戻る際、もしくはデストロイモード時にコックピットから降りるとサイコフレームの発光現象が収まりフレームの色がグレーの状態へと戻る。

デストロイ・アンチェインド

ユニコーンガンダムアンチェインド


ガンプラ・パーフェクトグレードにて新たに設定された形態。
ユニコーンガンダムはサイコフレームの持つ未知の特性を予め盛り込んで設計されており、その一つとしてサイコミュ系の異常によってNT-Dの稼働レベルが制御不能な数値にまで達した際に現れる第三の形態「デストロイ・アンチェインド」の存在が挙げられる。
ユニコーンに搭載されたインテンション・オートマチックには、緊急時にマシン側の判断で瞬間的な自律行動を行う補助効果が存在し、この形態はそれを応用した秘匿機能である。
「繋がれざる者」と銘打たれたこの形態は、発動条件が揃った際にパイロットの意思に関係なく移行する。サイコミュの流量制限がカットされ、デストロイモード時に展開されていた外部装甲が更に展開し、まるで装甲による拘束を解くかの如く、内部のサイコフレームが広範囲に露出する。
この形態では機体の操作権が完全にNT-Dへ移行し、敵ニュータイプ専用機の撃破というNT-Dの本質を具現化する戦闘マシンと化す。
デストロイモードを更に上回る性能を叩き出すであろうこの形態は、ラプラス戦争に於いて顕になっておらず、仮にこのアンチェインドが発動した際、解き放たれたサイコフレームによってどのような効果を戦場にもたらすかは全くの未知数である。

La+(ラプラス・プログラム)

「パイロットの意志を汲む」とも言えるインテンション・オートマチック・システムの特性に目をつけたカーディアス・ビストサイアム・ビストによって、1号機にのみ組み込まれた特殊OS。
ラプラス・プログラムが開示した座標でNT-Dを発動させることで、『ラプラスの箱』への手がかりとなる次の座標データが順次開示されていく仕組みになっており、『箱』の所在地へと乗り手を導く「鍵」として機能する。
非常に強固なプロテクトで守られているだけでなく、パイロットに強化人間と思われる反応があった場合システムは反応しないよう細工が施されている(カーディアスの言う「資質を持たぬ者に『ラプラスの箱』は開けられない」とはこのこと)。

プログラムが示した場所は首相官邸ラプラス跡やダカールといった宇宙世紀という歴史のターニングポイントとなった土地ばかりであったが、これはユニコーンの乗り手自身にかつてそこで起こった人類の争いの歴史の足跡を辿らせ、そしてそこで起こるであろう『箱』を狙う者達の争いを目の当たりにさせることで、「『箱』を何のために、どう使うのか」を問いかけ、考えさせるという意図が込められているためである。

バリエーション

バンシィ

バナージの1号機とは別に重力下テスト用にオーガスタ研究所に送られたユニコーンガンダムの2号機。サイコフレームの色は金。機体色は黒。
詳細はバンシィを参照。

フェネクス

ユニコーンガンダムの3号機。
宇宙世紀0095年に先行納入されたフル・サイコフレーム素体を基に1号機、2号機の建造データを反映して組み上げた機体。サイコフレームの色は青。機体色は金。
詳細はフェネクスを参照。

フルアーマーユニコーンガンダム

バナージの友人、タクヤ・イレイの発案したユニコーンガンダムの最終決戦仕様。
詳しくはフルアーマーユニコーンガンダムを参照。

フルアーマーユニコーンガンダム・プランB

ゲームガンダムトライエイジに登場するオリジナル機体。
ユニコーンガンダムにアームド・アーマーBS、アームド・アーマーVN、アームド・アーマーXCを装備し、更にバックパックにフェネクス用のマウントアームを装着することでアームド・アーマーDEを二基装備している。また、携行武装としてハイパー・ビーム・ジャベリンを装備する。
ユニコーン本来の追加装備であるアームド・アーマーを単機で全て装備する構成を成している、ある意味では「フルアームド・ユニコーン」と形容出来る形態である。
サイコフレームの色は青。機体色は白。

ユニコーンガンダムGPB-Dカラー

ガンプラビルダーズ』外伝『ガンプラビルダーズD』に登場したガンプラ
アスメ・シンゴが無敗を誇る謎の凄腕ビルダーである「白い彗星」の連勝を止めようと挑んだ際に使用したものである。
HGUCユニコーンガンダム デストロイモードをベースに、νガンダムを思わせる白黒の塗装を施しており、サイコフレームもメタリックブルーにリペイントされている。
白い彗星の駆るシナンジュに挑んだものの、ガンプラ及びビルダーのスペック差が凄まじかった事もあり敗北。
後にシンゴの師であるミシマ・サキが、偶発的にバトルに参加した際これを使用している。

外部作品への出演

ゲームにおいて

ガンダムVSシリーズ

  • ガンダムVS.ガンダムNEXT(PLUS)

ガンダムゲーム初参戦&最終解禁機体。PLUSでアニメ公開に先駆けバナージの音声が初公開となった。コスト3000の射撃寄り万能機体で、特筆すべきはデストロイモードの格闘コンボ。

  • EXVS
コスト3000で登場。ユニコーンモードはあまり変わらずビームマグナムを主体とした射撃機だが、前作と比べNT-Dの性能がガラリと変わっており、迎撃に強いサイコミュジャック、神速の踏み込み速度を持つデストロイスティンガー、カット耐性の強い格闘を駆使して場を荒らしていく機体となった。覚醒技はフルアーマーユニコーンの一斉射撃。ちなみにNT-D中に覚醒するとサイコフレームが緑色に光る。
また、シリーズ最新作であるEXVSMBではフルアーマーユニコーンガンダムも追加参戦(もちろんコストは3000)。戦闘開始・再出撃直後は射撃武装ほぼ一辺倒だが、コマンド入力でパーツを段階的にパージしていき、最終的にはゲーム中トップクラスのスピードを誇る格闘寄りの機体へと姿を変える。なお、一度外した武装は再出撃まで再び付け直すことはできない。覚醒技は「虹の彼方へ」と最終話のタイトルを冠した、バンシィ・ノルンとのコンビネーションアタックを繰り出す。両機体とも美しく光ってカッコよく動くため、ファンならずとも必見の大技である。

Gジェネシリーズ

  • 「ワールド」

宇宙世紀ガンダムの開発ルートにおける終着点の一つとして登場。
燃費と射程に優れた貫通BEAM属性のビームマグナムと、サイズが大きくなる程にダメージが上昇するハイパーバスーカで相手を選ばずに戦えるが、テンション(スパロボで言うところの気力)が超強気以上になるとデストロイモードに突入。機体性能が上昇し、一撃必殺クラスの威力を誇るビームトンファーが解禁となる。
また、ユニコーンガンダムのみに搭載されたLa+システムにより、テンション上昇値が上方補正が加わるので比較的簡単に超強気に持っていけるのが強み。
武装にテンション値を消費する物が無いので、下手に被弾しない限りは延々デストロイモードを維持出来るなど、高性能の機体だが、飛行能力が無いなどの泣き所もある。

  • 「オーバーワールド」
前作同様、UC系ガンダムの終着点として登場。
ユニコーンモードでの武装には大きな変更は無いものの、La+システムが削除された為、性格によっては本来の強さを発揮したデストロイモードへの移行が難しくなり、扱いが厳しく感じる面が。
しかしデストロイモードへ移行してしまえば、まさにデストロイな強さを発揮する。
まず前作でデストロイモード時のみ使えた「ビーム・トンファー」は「NT-D」と名前を変え、さらにBEAM格闘から特殊覚醒に属性変更。
今作ではNT、それもかなり覚醒値の高いパイロットで無いと高い効果が望みにくくなった
という欠点があるものの、ビームコーティングでダメージ量が軽減されなくなったと言う利点と、射程が大幅に伸びた(前作では1〜2、今作は2~最大10)という利点がある。ただし、相変わらず飛行能力が無いところには注意。
さらに、デストロイモード限定のシステムとしてサイコミュ・ジャックを実装。自分で扱う分には恩恵を感じにくいが(それでも有難みはある)、敵に回した時の恐怖はハンパではない。
割と序盤でデストロイモード発動のユニコーンが敵増援として登場するステージがあるので要注意。
さらに一部シナリオではep5同様にベース・ジャバーに搭乗する。
こちらはユニットアビリティがIフィールドのみとなり、シールド防御と支援防御ができない仕様だが、ゲストユニットのみの登場なので自軍には組み込めない。

  • 「ジェネシス」
最新作「ジェネシス」でもそのハイスペックぶりは健在。
ストーリーのゲスト機はステージによって使用できる武器が限られているが、自軍ではサーベル、ガトリング、マグナム、バズーカ(ユニコーンモード)と、近中距離武器が揃っている。
テンションが「超強気以上」でデストロイモードに変形するのだが、今作では仕様変更で、デストロイモード発動条件として「(※1)覚醒値が200以上」必要となり、覚醒値が足りなければ、超強気でもユニコーンモードを維持することになる。またデストロイモードでは「ビーム・トンファー」が追加される。
今作はユニコーンガンダム系列のバリエーションが多数存在。本記事では1号機関連で紹介。
まずはUC終盤で登場したフルアーマーユニコーン。マップ兵器を持ち、テンション制限のある一斉射撃を持ち、パージしてHP・EN全回復できるため、継戦能力は高い。ただし、ミサイルなどの実弾系の武器は持っていないため、ビーム防御アビリティを持つ敵に対しては少し厳しい。
次に、デストロイモードのサイコフレームが緑に輝く形態。こちらは既にデストロイモードになっており、常時(※2)サイコミュ・ジャックが発動している。テンション超強気以上で使用できる特殊格闘攻撃があり、テンションも相まって非常に高い攻撃力を誇る。
そしてもう一つ、非常に難易度の高い条件を満たすともう一つのユニコーンを生産登録できるのだが・・・。

※1:今作ではユニット・パイロット能力が前作の数倍以上の数値(初期値)になっているが、ゲームバランスに問題はない
※2:仕様変更された
 (前作)敵からのサイコミュ兵器の命中率ダウン
 (今作)敵機は範囲内に入るとサイコミュ兵器使用不可

ガンダム無双シリーズ

「3」が初登場。サーベル、マグナムに加えビームガトリングを装備している。SP発動でデストロイモードに変身、SP終了後も一定時間デストロイモードを維持する。さらにコンビネーションSPはラストシューティングのようなモーションで自機周囲の敵をまとめて攻撃する。
デストロイモード時の攻撃範囲が広いため、一度SPを発動してからボス出現あるいはステージクリアまでずっとデストロイモードという戦法も可能。
「真・ガンダム無双」にも引き続き登場、攻撃方法はチャージショットを除けば3とほぼ同じ。
ただ、SP攻撃時にデストロイモードに変身するが、SP攻撃が終了するとすぐにユニコーンモードに戻ってしまう。
これは「真」で実装された「バーストアタック」によるもので、ユニコーンのバーストタイプは「デストロイモード」。バーストが発動している間はバースト時間切れかSP攻撃を使用し終えるかパワーダウン状態になるまでずっとデストロイモードのままになる。
SP2攻撃は前作のコンビネーションSPと同じなので、バーストゲージを溜めやすい。


スーパーロボット大戦

第3次Z時獄篇」で初登場。バナージの専用機。
自軍入りからしばらくの間はユニコーンモードメインだが、途中からNT-D発動による
デストロイモードへの変身が追加される。制限時間は原作通りに5ターン。
武装は全体攻撃武器のビームマグナム、アシスト武器のビームガトリング等を筆頭に弾数消費型が多いので
Bセーブ(武器の弾数を1.5倍にする)を習得させておくと継戦能力が高まる。
天獄篇中盤からサイコフレームの色が緑になり、デストロイモードの制限時間が撤廃。
更にバンシィ・ノルン(リディ搭乗時のみ)との合体攻撃も追加される。
また、フルアーマーユニコーンへの換装も追加され、武装のパージも可能。

BX」ではガンダムAGE-3ダブルオーライザーと共に
ラクロアの勇者失われた力を取り戻すための鍵となる。



フルサイコフレームの能力

以下の内容には、機動戦士ガンダムUCにおけるネタバレを含みます。



サイコフレームとはアナハイム・エレクトロニクスによって開発されたサイコミュの基礎機能を持つコンピューター・チップを、金属粒子レベルで鋳込んだモビルスーツ用の構造部材である。
これによって今まで大型だったサイコミュを飛躍的に小型化かつ高性能化させ、UC0096年には技術改良によりモビルスーツのムーバブルフレームに採用出来るほどの剛性と耐久性を持たせる事が可能になった。
その他にも人の意思を物理的な力に変えて莫大なエネルギーを生み出すという設計者の想定外の特性を有しており、コクピットの周囲や駆動系にサイコフレームを採用したνガンダムは地球の重力に引かれて降下しているはずの小惑星アクシズを一機のみで押し返すという物理的に不可能な現象を引き起こしたが(後の「アクシズ・ショック」)、これが原因で表向きにはサイコフレームはほぼ封印される扱いとなった。ただし、資料によってはユニコーンより後年に開発された、F91にも採用されているとされ、以降の高級機には使用が継続されているようである。

ユニコーンガンダムはムーバブルフレーム全体がサイコフレームによって構成されているため、思考のみによる機体制御=インテンションオートマチックシステムにより高い追従性を有している。
また、バナージのニュータイプ能力の高まりと感情に反応して、ビームサーベルのジェネレーター限界を超越して発生する巨大なビームサーベルを出力させ、サイコフレームが使用されたシールドを推進機が搭載されていないにも関わらずファンネルのように操作し、通常のMSでは支えきれない大型貨物船を引っ張り上げるといった物理的・力学的に不可思議な現象を引き起こすのみならず、パイロットの呼びかけで自律機動によりはせ参じるなど、オカルトじみた常識外の現象を起こした(同様の現象は過去のガンダム作品においても発現している。「サイコ・フィールド」「サイコミュ」の記事を参照)。
なお、ユニコーンガンダムのNT-Dの「パイロット自身の感応波に反応する」という特殊仕様について、アルベルト・ビストはこれをニュータイプを否定する『ニュータイプ・デストロイヤー』ではなくニュータイプを肯定する真の意味での『ニュータイプ・ドライブ』であるという旨の発言をしている。

ユニコーンガンダムは最終決戦にてサイコフレームの性能を最大限に発揮し、バンシィを含む複数のサイコフレーム資材を媒介に宙域一帯にサイコフィールドを展開、コロニーレーザーの照射からメガラニカを守った。
しかしそれは代償としてバナージの精神を取り込み、更に過去現在未来に存在するすべての意識を融合・共有した意識の集合体、あらゆる「可能性」を内包した、我々の定義するところの『神』に近い存在となった。
この状態は便宜上、「真・ユニコーンガンダム」とも呼ばれる。後述。

真・ユニコーンガンダム

unicorn gundam ???mode


ラプラス戦争の最終局面にて、コロニーレーザーからメガラニカを守るべく、宙域全体にサイコフィールドを展開させた結果、ユニコーンがバナージの極限を超えたニュータイプ能力の影響を受けて発動させた、先述のデストロイ・アンチェインドとは異なる“第三の形態”。
アニメ版では過剰に膨張したサイコフレームが機体の装甲を押しのけて結晶体(サイコシャード)を形成しており、その姿を異質な形へと変貌させている。
ユニコーンがこの形態へと変容した瞬間、バナージはサイコフレームを通じて宇宙の記憶から「世界」の過去と消え行く命の想い、そしてまだ見ぬ新たな「可能性」を形象として垣間見ている。

この状態において特筆すべきは、宇宙に溶けている過去・現在・未来に渡る数多の人々の意志が、バナージの精神もろともユニコーンガンダムのフル・サイコフレームに取り込まれて完全に一つに融合しており、人機一体の巨大な複合精神生命体として新生した状態となっていることである。
作品のキーワードである「可能性という名の神」そのものとも言える状態であり、搭乗者の意志を伝達し現実世界に投影するサイコシャードとサイコフィールドの併用によって絶大な力を振るうことができ、作中では手をかざすだけでメガラニカに急行していた連邦軍のモビルスーツの大部隊を機能停止させ、飛来中のミサイルを自爆させるという人智を超えた「奇蹟」を引き起こしている。

しかし、宇宙の彼方へ飛び去ろうとしたところで、バナージの意識が仲間達の呼びかけによって個我を取り戻し、「帰るべき場所」であるオードリーのことを思い出したことで融合が解除。元のユニコーンへと戻り、この力は永遠に失われることとなった。
一人の人間へと戻ったバナージは、脆く鈍くても温もりを持つ人の身でしか辿り着けない境地があり、何よりも自分もまたその肉体の触れ合いの中で育てられ、今ここに存在しているのだと悟る。そして同時に、二度とこのような上位精神存在にはなれないだろうという覚悟を噛み締めながら、オードリーのもとにユニコーンを向かわせた。

その後、連邦軍はユニコーンのあまりに絶大すぎる力を目の当たりにしたことで次なる“奇跡”を警戒して及び腰となり、メガラニカの追撃を断念したとされている。

しかし、本事件のおよそ半世紀後である宇宙世紀140年代には、スペースコロニー(スペースノイド)同士が血で血を洗う「宇宙戦国時代」に突入し、後の黒歴史が語る“アーマゲドン”へとゆっくりとむかって行く事になる。
はたして、《ユニコーンガンダム》が垣間見た未来はこの滅びの運命だったのか、それともバナージが「それでも」と信じた可能性から、人間の業故にズレ初めているのか。
今となってはもう、誰にもわからない。

なお、ファンの間ではこの形態は「神コーン」の俗称で通っており、「真」の呼称は本作の原作著者である福井晴敏氏が便宜上使用したもの。メディアによってはユニコーンガンダム(覚醒)とされる事も。
福井氏によると、この時の状態の《ユニコーンガンダム》ならば、地球上からすべての軍隊をなくし、恒久平和を実現することすら可能であったとされている(ただしこの『恒久平和』がどのような形であるのか具体的なビジョンは示されておらず、単なる比喩表現であると思われる)。

劇中ではリディがこの形態に対し「完成されたニュータイプ」と発言しているが、福井氏は「『ニュータイプ』とは人の“可能性”であって、これがニュータイプの完成形と規定するつもりはなく、あくまで“可能性”の内の一つの形であって、完成形は他に何通りもあるものだろうと思っている」と述べている。
なお、ガンダムシリーズの生みの親である富野監督は、劇場版機動戦士Zガンダムにおいて「真のニュータイプとは、今までのニュータイプ論で描いた精神的な共感に加えて肉体的な体感を持ち、それらを隣の人を大事にするために活かすことができる人である」という結論を示している。

余談

『粒子レベルの微小コンピュータ群を内蔵した精神感応性能を持つ構造部材』というサイコフレームの設定は、ガンダムの生みの親である富野由悠季が手がけた作品『伝説巨神イデオン』の主役ロボ・イデオンの構成素材イデオナイトと同じ物であり、作中ではこのことを意識したかのような描写も見られる。福井があるイベントで「サイコフレームとイデオンは同質のもの」という旨の発言をしたところ、富野監督が首肯したというエピソードがある(とはいえ、富野監督はユニコーンガンダムを「ユニコーンは我慢して1話だけ見た。自分が作っても気にいらないのに、他人の作ったものをなぜ気にいる」といつものように酷評もしているのだが)。

福井によれば、サイコフレームは宇宙世紀においては突然変異的に生まれてしまったオーパーツのような技術であり、本来ならば1万年先の未来の文明レベルで初めて釣り合いが取れるものという独自解釈がなされている(なお、この設定は非公式である)。
また、インテンションオートマチックはイデオンから引用した用語であり、アニメ版におけるNT-Dの発動音はイデの発動音のそれでる。

関連項目

機動戦士ガンダムUC バナージ・リンクス
シナンジュ バンシィ フェネクス
νガンダム ブルーディスティニー サイコフレーム ニュータイプ
ラプラスの箱
イデオン イデ

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