テメエが許しても本部が許すわけないだろ ハナから喧嘩売ってんだよ
cv:くまかつみ
公式サイトでの解説
マッド・カルテルの日本支部長。
羅威刀が力を失ったチャンスを機に東京にマーケットを拡大することを目論んでいる。
本国メキシコでも一定の役職を持ち、実力は未知数だがマッドカルテルの武闘派である
概要
新興マフィア組織「裏神」のトップを務める男。
元はマッド・カルテルの日本支部長を務めていたが、謀反を起こして独立した。
人物
基本情報
容姿
銀髪と緋色の目が特徴的なスーツ姿の日本人男性で、日本支部の現トップを務める武闘派幹部構成員(メイン画像中央の人物)。顔立ちは女装していない天羽組の香月紫苑によく似た美顔で、戒炎のトップ我妻京也(覚醒前)の如く常に笑みを絶やさない人物である。
紹介写真では黒いスーツを着てグラサンをかけ、ネクタイも黒で合わせていたが本編登場後にはネクタイの色が赤になり、グラサンを外している。
経歴
どのような経緯でマッド・カルテルに入ったのかは不明だが、辰巳、タンタンと共に少年期から組織の戦闘訓練を受け、旧CODE-ELやエルペタスといったアサシンギルドの一流アサシンに匹敵する戦闘力を身に付けた。
性格
物腰柔らかい紳士のような印象を受ける人物だが、その一方で冷徹な野心家としての一面もある。また、口癖として『魅力的』を多用している。
野心の為であれば、元上層部のマッド・カルテルにも牙を向き、幹部をあっさりと殺害する冷血漢であるが、メンバーには神戸牛やロブスターのバーベキューを振る舞い、士気を高めるホスピタリティ精神の持ち主でもある。
本国メキシコのカルテル本隊から命を狙われている可能性が極めて高く、彼に付く事は非常に危険であると言えるが、それに見合うだけのカリスマ性を持ち合わせた人物と言えるかも知れない。
能力
戒炎との交渉時点で既に千葉の極道組織を制圧済みであることや、短期間で日本支部独自の麻薬調達ルートを開拓したことなどから、マッド・カルテル幹部としての組織運用能力はかなり高い模様。
また、我妻の挑発に対して怒気を纏いながら放ったオーラから察するに戦闘面でも高い実力を誇る人物だと思われており、後にマッド・カルテル内でもトップクラスの戦闘力を持っていることが判明した。
戦闘ではナイフを使用しており、ナイフ術に関しては須永陽咲也に匹敵するレベルである。また、ナイフ投擲の精度もかなり高く、末端の売人はおろかマッド・カルテル幹部の護衛役でさえも一発で仕留められるほど。
紹介写真では左手の拳銃と共に右手にダガーナイフと思われる近接戦闘用刃物を持っており、サブウェポンで使ってくる可能性がある。
活躍(マッドカルテル時代)
- 2023年10月20日の動画(我妻京也)
初登場。マッド・カルテル日本支部トップとして麻生成凪と反町琥治郎を従えた我妻との交渉に臨む。交渉の末、最終的に戒炎との同盟締結を決断した。
「華の天羽組」にゲスト出演。空龍街のクリスマスイベントにて、末端の売人の身柄を巡って須永と衝突する。須永とは互角の戦いを演じたものの、増援として青山琉己が来たことで戦闘を中断する。元々天羽組と喧嘩する予定ではなかったため、証拠隠滅のために売人を殺害して自身は撤退した。なお、この回は株式会社モーリーの瓜生龍臣と投擲の香鈴、獅子王組の犬亥鳳太郎も来ていたがいずれとも顔を合わせていない。
戒炎との定期ミーティングに参加。その際、我妻からマッド・カルテルからの独立を提案されるも、その場では「本部からの独立は難しい」という返答をした。しかし、内心では本部の横柄さに辟易していたらしく、後日本部から視察に来た幹部を護衛もろとも殺害したことによりマッド・カルテルからの独立を果たした。
- 2024年2月3日の動画(久我虎徹)
独立後初となる我妻とのミーティングにて、利益配分を戒炎との折半という形に契約が変更されていたことが明かされたとともに、戒炎との組織統合を提案した。
また、その数日後に行われたミーティングでは、我妻が提案した「全国から実力者を集めて幹部候補に据える」という方針に賛同の意を示した。そしてこれに神戸を拠点とする半グレである鳳崎桔平や深瀬大也が呼応する。
活躍(裏神トップ時代)
- 2024年3月23日の動画(久我虎徹)
マッド・カルテル本体から独立した後に組織名を裏神と名付けてトップとなった。
我妻の死を残念がる口ぶりと振る舞いをしているが、「それが彼の器」と吐き捨てた。我妻亡き後の戒炎の残党は組織の末端構成員として取り込んだ事で流通ルートに問題なく機能させ、本格活動する準備を整えていく。
- 2024年4月26日の動画(久我虎徹)
鳳崎チームに敵対組織の解体を命じ、あっさり完了すると彼の野心を見抜いてみせる。しかしそれに一切動じることはなく、逆に組織が強くなるチャンスと捉えていた。
「日本掌握はそんなに遠くない。」
我妻との関係
我妻が存命の頃、我妻は香坂が本体を裏切り独立しようとしている野望を擽り唆して日本支部は本体からの独立を果たした。
独立後も一時期で香坂と我妻は上手く共闘していたが、我妻の死後に行われた裏神創設時のミーティングにおいて、香坂は我妻の死を残念がってはいたものの「その程度の器だったのでしょう」と切り捨てており、あくまでも仕事上の関係と割り切っていたことが判明した。結局、我妻とは「両雄並び立たず」だったと言える。
余談
2024年3月16日の動画で我妻が守若冬史郎に敗死し、京炎戦争が終結したかに見えたが公式のXやコミュニティではその後も新たな戦争が続くことを示唆しており戒炎を離脱していた反町や鳳崎らと共に京極組さらに獅子王組の前に立ちはだかるものと思われる。
関連項目
投擲の香鈴、工藤清志、設楽紀明 - 香坂と同じく投擲武器を得意とするキャラ繋がり。工藤と設楽は京極組と戦争していた点も共通。
香月紫苑 - 工藤の後輩である天羽組所属の極道。容姿が似ているとよく言われる。