概要
東方Projectの登場キャラクターごとに関連する事項などからそれぞれに縁のある日付を設定し、その日ないしは期間に該当するキャラクターの作品をつくろうという「東方キャラの日」の一つ。
元は2014年から毎年開催されていた東方企画だったが、2022年以降開催されておらず(2024年現在)、現在では"秦こころの日"タグのひとつとして用いられている。
安達貴族氏による企画
「5月26日はこころの日」は秦こころにまつわる「東方キャラの日」であり、安達貴族氏の提案によるものである。「5月26日」という日付は語呂合わせと、こころに関係の深い日付の二通り(『東方心綺楼』初頒布日)の縁を持つ強力なダブルミーニングとなっている。
その由来も含め作品の発表形式、除外項目の有無などの企画詳細部分については本記事メイン画像(上部掲載)の企画イメージ及び同キャプションを参照。
同時開催企画
複数の企画イメージ
本企画では開催に先だって発表される告知機能を持った企画イメージについて、立案者である安達貴族氏の発表による最新版の企画イメージと共に連動して複数の作品が企画イメージ機能を有するものとして発表されるという文化がある。例えば2015年度にはざん氏、2016年度ではざん氏とむちまろ氏が、作品内及び作品キャプションなどにおいて本企画における企画イメージ機能も有する作品を発表している。
次リスト掲載の2016年度の企画イメージでは、同作品1ページ目において上記三氏の作品が一堂に会している。
具体的には、左からむちまろ氏、安達貴族氏、ざん氏による作品である。
2017年度開催時には上記のざん氏の複数ページによる投稿によって、第1ページにざん氏の作品が、続く2ページ目に安達貴族氏の本企画開催及びカウントダウンイベント(後述)の開催がそれぞれ告知された作品が発表されるという新しい形式が試みられている。
企画イメージ
※2015年度及び2017年度の連動作品はざん氏、2016年度の連動作品はざん氏とむちまろ氏による。2018年は安達貴族氏と諏訪ヤサイ氏が合同で企画イメージを発表している。
カウントダウン
本企画におけるカウントダウンイベントとは、5月26日当日の本開催日まで、様々な作者が日替わりで本企画に関するカウントダウン作品を発表するというもの。
カウントダウンの開始起点については、2017年の開催回ではこころと古明地こいしの二人のカップリングである「こいここ」にまつわる「東方キャラの日」の一つである「5月15日はこいここの日」の開催日である5月15日(本企画より11日前)をスタートとしている。2019年では5日前からカウントダウンが開始された。
カウントダウン作品
こころとこいし
こころとこいしについては原作ではこころの初登場作品である『心綺楼』で出会って以後、『東方鈴奈庵』での交流や『東方深秘録』・『東方憑依華』の一部などで二人の交流や対話などが描かれている。
二次創作においても『心綺楼』発表当時から作中での交流や人物設定面から見出される関係性の可能性などからこころとこいしは相性良く見出され、二人に関連した多様な想像や創作にも結び付いている。
カップリング・コンビなどとしてのこころとこいしの二人については「こいここ」記事も参照。
こころの魅力は、こいしとの関わりを通しても新たなステージを知ることがある。
「東方キャラの日」という観点においてもこころとこいしは本企画も開催される「5月」を通して強い結びつきを持っており、例えば2017年時点などではこころとこいしはいずれも5月に個別の、または二人同時の「東方キャラの日」の企画が展開されている。
二人の交流の厚みについては本企画においても2017年以前からも見られており、たとえば上記2016年度の企画イメージなどにも同じく5月に個別の「東方キャラの日」の企画が開催されるこいしがともに描かれるなどしている。
例えば次のものは5月開催の「東方キャラの日」のうち、こころとこいしにまつわるものである(開催日順)。
企画名 | 関連キャラクター | 開催日 |
---|---|---|
5月5~6日はこころの日 | 秦こころ | 5月5日~6日 |
5月14日はこいしの日 | 古明地こいし | 5月14日 |
5月15日はこいここの日 | 古明地こいし・秦こころ | 5月15日 |
5月26日はこころの日(本企画) | 秦こころ | 5月26日 |
ただし「5月26日はこころの日」(本企画)自体についてはこころ単独の企画であるため、こいしと共に登場することなどが必須の要件となることはない。
例えばこれまでの企画参加作品においてもこころの単独の作品をはじめ、こころを主としつつ、こいしの他にもこころとも縁の深い豊聡耳神子や聖白蓮、あるいは古明地さとりやそのほか多数の東方Project登場キャラクターがともに描かれることもあるなど、こころを軸とした様々な可能性の在り方が想像されているのが実際である。
関連イラスト
- 企画の日付の二つの意味合いに関連して
- 周辺企画(「5月26日はこころの日」五周年企画web合同誌)
- 6周年
- 7周年
- 2023年は関連企画は立ち上げられなかったが、登場から10周年を迎えた。
関連東方キャラの日
秦こころの日
5月25日-27日のキャラの日
5月25日 | 5月26日 | 5月27日 |
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5月25日はこいフラここの日(古明地こいし/フランドール・スカーレット/秦こころ) | 5月26日はこころの日 | - |