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ピーサードの編集履歴

2014-01-15 02:55:53 バージョン

ピーサード

ぴーさーど

「ふたりはプリキュア(無印)」の登場人物。

概要

CV.高橋広樹

ドツクゾーンのダークファイブのひとり。プリキュアが第1話から第5話にかけて戦った最初の相手。ボディスーツに肩当てつきのマント、歌舞伎役者を彷彿させる容姿である。人間を石化させる能力を持つ。プリズムストーンは緑色のエメラルドを所持。尖兵の性か、プリキュアの実力を知らないための度重なる失敗により、次第に不利な立場に追い込まれていく。

他のメンバーからは、いつもけなされており、末席の感は否めない。なお、人間態もあるが、服と髪型(短髪になる)、髪の色が変わり、隈取りが消えて眉が出来るくらいである。教育実習生としてベローネ学院に潜入したこともある。このときは竹之内よし美に惚れられる。

ジャアクキングや他の仲間の態度から最後と察し、自らプリキュアに勝負を挑む。ほのか1人の所を襲撃するも、2人そろったのを確認すると一度は奪ったミップルを返却し、変身させて正々堂々と戦おうとしたあたり、それは紳士的な一面なのかそれとも手柄ほしさの執念か。

走行中の電車の屋根に乗った2人と、自分の足で走りながらそれに併走する彼の姿は、両者の能力の高さをわかりやすく示している。他にも、川の上を走ったり、水そのものをコントロールして相手を飲み込もうとするなど意外と芸達者。

「偽善者ぶって他人をいたわってどうなる。命乞いをしろ! 自分だけ助かりたいと言え!」

本気になった彼は、一度は2人を圧倒するのだが、優勢で油断して距離を取ったことが仇となり、遠距離=プリキュアマーブルスクリューの射程に入ってしまう。自らの電撃で押し返そうとするも、挑発した影響で逆に2人を本気にさせたことで完全に押し切られ、マーブルスクリューに飲み込まれて消滅した。早い退場には惜しい性格だが、本気で命のやり取りをするなら勝たなければ生き残る道はないという本作のシビアな作風の印象を決定付けた。

ところで、格闘戦中心の本シリーズにおいて、1vs2という人数的に不利な状況において、格闘戦では終始優勢だった彼は、弱いとは言えない(むしろゲキドラーゴなどが格闘戦で劣勢に立たされている場面があったぐらい)。力押しで戦わなければせめてもう少し持ったかもしれず、その力押し勝負に走った背景には組織から半ば除け者扱いにされて、功労心のあまり焦った可能性も考えられる。境遇に恵まれなかった者が運悪く辿った末路だったのかもしれない。


「全ての世界は2つに1つ、勝つか負けるか! さあ、俺様の力の前にひれ伏すんだ!」

という彼のセリフを、キュアホワイトは以下のように言い返した。

「理解し合って、尊敬し合って生きてるんじゃないの!

 力ずくでみんなを支配しようとするなんて、そんなの、そんなの絶対に間違ってる!」

だが結果は、互いに理解することなく、力ずくで消滅させたことにより、皮肉にも

キュアホワイトは自らの言葉を行動で否定し、そして負けたピーサードの言葉通りとなった。

それまでのザケンナーとの戦いとは違い、彼は「明確な人格を持った1人の人物」である。

それを消滅させたということは···。

戦い終わった後、ほのかは「もしかして私、あの人のこと···」と言いながら泣き崩れる。

それは、戦士として戦うことの、本当の意味。

戦いとは、他者の存在を否定して抹消することにも繋がる、あまりにも非人間的な活動

であることを、若すぎる2人は身をもって知ることになってしまった。

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ゲキドラーゴ ポイズニー キリヤ イルクーボ ダークファイブ

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