概要
声優:置鮎龍太郎(PS版)、堀川りょう(ドラマCD、TOD2、PS2版)
天地戦争時代の人物で、自称「天上王」として天上軍を指揮した空中都市群の支配者。『テイルズオブデスティニー』のラスボスである。
ダイクロフトの決戦で敗れるも、死に際にソーディアン・ベルセリオスに自身の人格を投射し潜み、千年後にベルセリオスを発掘したヒューゴの精神を乗っ取って空中都市群を復活させた。オベロン社の創設やセインガルド王国の重責たる地位などは全てミクトランの手腕によるものである。
力量
設定上は確かに強大なのだが、PS版ではまだゲームシステムが練り切れていなかったこともあって、第2形態の『NEOミクトラン』が弱過ぎたため、テイルズ作品の中で最弱と呼ばれた。見た目の特徴から『千葉県』『手羽先』などと散々なあだ名も。
デスティニー2ではカーレルと戦い、死亡するシーンにしか登場しない。挙句、部下にも「嫌々従わざるを得なかった」と忠誠心の欠片もない描写をされる。
しかしリメイク版では第2形態が『ミクトランイグゼシブ』へと変更。
見た目の賛否は分かれたものの、その強さから最弱の汚名返上を通り越して、多くのプレイヤーから「シリーズ最強ラスボス」とまで評価された。
存在感
しかし、登場シーンが比較的終盤なのと、他のラスボス達と比べ目的に悲劇性の欠片も無い上に、典型的な悪役である為か、予約特典CDのピーチグミ編では『あいつの信念って、なんだっけ?』と皆から言われてしまい、さらには【存在感なし!】と言うでっかいハンコを押されてしまった。
そのせいかリメイク版では『絶対悪』としての存在感を増したのと同時に、明確な信念や理想の描写が追加されている。
余談だが、PS版やデスティニー2では髪の毛を縛っていないがリメイク版では髪を束ねている。