アンネローゼ

あんねろーぜ

女性の名前のひとつ。本項目では「銀河英雄伝説」の登場人物について説明する。

1. 小説・アニメ「銀河英雄伝説」の登場人物。本項目で説明。

2. LILITH制作・発売のゲーム「鋼鉄の魔女アンネローゼ」の登場人物。

アンネローゼ（銀河英雄伝説）

田中芳樹原作の小説「銀河英雄伝説」に登場する銀河帝国サイドのキャラクター。

ラインハルト・フォン・ローエングラムの5歳上の実姉。弟と同じ金髪碧眼の美しい女性で、早逝した母の代わりに貴族とは名ばかりのミューゼル家を切り盛りしていた。

しかし、その姿が銀河帝国第36代皇帝フリードリヒ4世の命で「清純な野の花」を探していた役人の目に留まり、15歳の若さで寵姫（公妾）として後宮に入りグリューネワルト伯爵夫人となる。この一件がラインハルトと彼の親友であるジークことキルヒアイスにアンネローゼの奪還、すなわち帝位簒奪を決意させた。

皇帝の寵愛を受けても慎ましさは損なわれず、政治にも口を挟まなかったが、弟とキルヒアイスが軍人の道に進んだ後は、二人が共にいられるように取り計らっていた。